血統吉凶
■京都11R・エリザベス女王杯■
96年の優勝馬ダンスパートナーは97年も2着に健闘し、99年、00年は2年連続でフサイチエアデールが連対。01年は前年4着のトゥザヴィクトリーが勝ち、02年はダイヤモンドビコーが2着入線を果たした。そして昨年はアドマイヤグルーヴとスティルインラヴのワンツー…。G1全般にいえることだが、このレースもやはりサンデーサイレンス産駒が強い。加えて見逃せないのがリピーターの活躍で、サンデーサイレンスのA級牝馬に共通する復元力の証明ともいえるだろう。
そう考えればごく単純に昨年のリプレイ、という予想も成り立つのだが、ここで問題になるのが先の天皇賞だ。大健闘といえるアドマイヤグルーヴのさらに上を行くパフォーマンスを示したのは3歳ダンスインザムード。スーパーサイヤーのDNAの“世代レベル”が象徴的に表れたシーンだったように思う。
昨年の1、2着馬に敬意を表しつつも、本命は「SS牝馬ビンテージ世代」の3歳レクレドール。全兄ステイゴールドが2400m級の国際レースで真価を発揮したことを思えば、秋華賞からの1F延長は大きなプラス材料になる。兄がそうだったように、より強い相手との戦いで潜在能力が引き出されるタイプでもあるだろう。異世代+外国馬との対戦で大化けの可能性に懸けてみたい。超大穴ならこれも“SSライン”のオースミコスモ。マイラーとの見方が支配的だが、エルバジェ系の母の父をはじめ、母方の血統構成はむしろスタミナ寄りだ。
◎レクレドール
○アドマイヤグルーヴ
▲スティルインラブ
☆オースミコスモ
△エルノヴァ
△グローリアスデイズ
△ドルチェリモーネ
「スポニチ平成16年11月14日付け掲載」
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