■小倉9R・フェニックス賞■

 この国では未勝利馬の奇妙な引退アナウンスの方にニュースバリューがあったのは何とも情けないが、今年の米“準3冠馬”スマーティジョーンズの現役引退→種牡馬入りが発表された。3冠最終戦のベルモントSでは血統からくる距離の壁を露呈したとはいえ、圧勝劇の連続で見せつけたスピード能力は種牡馬としての未来を約束するもの。競走生活を終えてもアメリカンドリームにはまだまだ続きがあるに違いない。
 小倉9R・フェニックス賞はエイシンヴァイデン本命。スマーティジョーンズは父イルーシヴクオリティがダート1マイルの世界レコードホルダーだったが、こちらは母の半兄にダート7ハロンで世界記録(1分20秒04)を樹立したアータックスがいる快足血統。ちなみに父は“3冠ストッパー”となった97年のベルモントS勝ち馬で、距離が延びてからも楽しみな逸材だ。

◎エイシンヴァイデン  ○ワキノバクシン  ×ギンガハーバー  ▲ニホンピロザプラウ  △マヤノレハーナ

「スポニチ平成16年8月7日付け掲載」

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