■東京11R・オークス■

 出走馬の半分を占めるサンデーサイレンス産駒は過去オークスで2勝2着5回。特に桜花賞を勝ったサンデーサイレンス産駒は、00年チアズグレイスが首差2着で昨年のスティルインラブが優勝と、連対率10割である。ましてダンスインザムードは第56代オークス馬ダンスパートナーの全妹。圧倒的な支持を集めるのも当然だろう。
 一方、昨年のチューニー(13番人気)、一昨年のチャペルコンサート(12番人気)と、2着に食い込んで波乱を演出してきたのもサンデーサイレンス産駒。前者は桜花賞7着、後者は12着からの巻き返しだった。サンデーサイレンス産駒に限っては桜花賞の着順を度外視できるとも考えられる。
 桜花賞で適度に?負けた(8着)ギミーシェルターは祖母が第43代オークス馬のシャダイアイバーで、スポニチ賞ステイヤーズS勝ちのペインテドブラックの全妹。「母の父リアルシャダイ」の威力も天皇賞を逃げ切ったイングランディーレが示した通りで、ことスタミナ含有量に関してはメンバー随一といえる血統だ。
 伯母(母の異父姉)にあたるブラウンアイボリーは東京2400mの特別で3勝、母の全弟ガレオンはNHK杯2着でダービー4着、いとこのエアジハードは安田記念勝ちと、とにかくこの一族は東京コースに滅法強い。現実に本馬も[1.2.0.0]。どこか窮屈な右回りとは一変した伸び脚を見せる。距離延長+コース替わりで大仕事をやってのける可能性は十分にある。

◎ギミーシェルター  ○ダンスンザムード  ×ヤマニンシュクル  ▲ドルチェリモーネ  △ウイングレット  △グローリアスデイズ  △レイナシンフォニー

「スポニチ平成16年5月23日付け掲載」

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