■東京11R・プリンシパルS■

 昨年のジャパンCに端を発した長距離GTのブッちぎり(ちぎられ?)症候群によって、現4歳世代の主力組のウィークポイントは明白になった。イングランディーレ=横山典弘騎手の気迫の逃げに金縛りに遭ったかのような天皇賞も、現実には自ら動く余裕がなかっただけのこと。仏の顔も三度というが、もはや超長距離戦に限らず、スタミナを要求される流れでは過信禁物、ということだろう。
 第129代天皇賞馬イングランディーレの長距離適性は間違いなく母の父(リアルシャダイ)に由来するもの。東京11R・プリンシパルSも狙いは「府中のトニービン」を母の父に持つコンドルクエスト。3代母の子アンバーシャダイ、祖母の子サクラバクシンオーと、2代続けてG1サイヤーが出る種牡馬一族の出で、早世した父の後継としての期待もかかる大物だ。

◎コンドルクエスト  ○マイネルベナード  ×ヴンダー  ▲ストラタジェム  △グレイトジャーニー

「スポニチ平成16年5月8日付け掲載」

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