血統吉凶
■中山11R・皐月賞■
桜花賞の反省を踏まえて?今週は最大勢力のサンデーサイレンス産駒を重点的にチェックしていこう。
皐月賞は過去9世代で5勝2着4回、ワンツーも3回記録しているSS産駒の独占市場的GTだが、SS産駒でも多数派のはずの「母の父ノーザンダンサー系」の優勝馬が出ていないのが特徴。大将格ブラックタイドをはじめ、メテオバースト、ダイワメジャーには気になるデータだ。また、ハーツクライの母の父は“3大種牡馬”で唯一皐月賞未勝利のトニービン。99年に1番人気で6着に終わったアドマイヤベガと同じ配合で、中山コースでは一枚割引が必要かもしれない。
消去法で残った満点候補はキョウワスプレンダ、グレイトジャーニー、スズカマンボ、ミスティックエイジの4頭。中でもキョウワスプレンダは母の父が桜花賞2着のアズマサンダースと同じシンボリルドルフで、世代限定のニックスという見方もできる。ちなみに祖母の父シャープンアップは、昨年の勝ち馬ネオユニヴァースの母系(母の父の父)にもちょうど同じ血量で入っていた。火曜付けの「血統トピック」で触れた通り、自身(84年)、産駒(91年トウカイテイオー)に続く「孫(牝駒の子」による皇帝ルドルフの“皐月賞トリプル”達成には千載一遇のチャンスだ。
ザグレブ産駒は世代限定というより地域限定ブレークというべきで、コスモバルクとコスモサンビーム以外にJRA勝ち馬は1頭もいない。父馬の境遇とマイナー度?は、近年では数少ない非SS皐月賞馬セイウンスカイに通じるものがある。それはさておき、基本的にヌレエフ父系はアベレージより長打力重視の傾向。一線級に上り詰めた産駒には無条件でG1レベルの底力を期待していい。
◎キョウワスプレンダ
○コスモバルク
×コスモサンビーム
▲メイショウボーラー
△ミスティックエイジ
△ブラックタイド
「スポニチ平成16年4月18日付け掲載」
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