血統吉凶
■阪神11R・桜花賞■
先週の「メモリアルホース」コダマの種牡馬としての最高傑作は第29回桜花賞馬ヒデコトブキだが、コダマは母の父としても第37回桜花賞馬インターグロリアを出している。そのインターグロリアの父ネヴァービートは、第46回桜花賞馬メジロラモーヌの母の父でもあった。このように、父としても母の父としても「桜花賞サイヤー」となった種牡馬には他にセフト、シアンモア、トキノチカラ、プリメロ、ライジングフレーム、ヴェンチア、トウショウボーイ、ブレイヴェストローマンがいる。「桜花賞馬の父」は、後に母の父として“返り咲き”を飾るケースが結構多いのである。
今年の出走馬の「母の父」で注目すべきは、何といってもスイープトウショウの母の父ダンシングブレーヴだろう。過去3頭の産駒が出走して、57回キョウエイマーチ、61回テイエムオーシャンで2勝、58回のロッチラヴウインクも小差4着と、抜群のアベレージを誇る当代随一の“桜花賞血統”だ。ちなみにスイープトウショウは祖母の父も前出トウショウボーイだから、まさに鬼に金棒。3代母マーブルトウショウは41回の3着馬で、桜花賞のタイトルは一族にとって四半世紀越しの悲願でもある。
桜花賞は牡牝3冠で唯一、サンデーサイレンス産駒のワン・ツーが実現していないレース。驚異の8頭出しとなった今年も人気どころにはハイラップへの耐性に不安があり、穴候補として「桜花賞サイヤー」リアルシャダイを母の父に持つギミーシェルターとフィーユドゥレーヴを挙げておきたい。
◎スイープトウショウ
○ヤマニンシュクル
×ギミーシェルター
▲フィーユドゥレーヴ
△ロイヤルセランガー
△ダンスインザムード
「スポニチ平成16年4月11日付け掲載」
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