血統吉凶
■東京11R・天皇賞・秋■
「部分開放」されて以降のこのレースは外国産馬が2、1、1。世界的な馬産のベクトルが2000mに向いている以上、当然ともいえる結果で、たとえばこれが“春”なら国産勢力の優位は恐らく動かない。個人的には興行的にも古馬GTシリーズは海外を含めた「全面開放」が理想と考えるが、まずは2000m級における血統的国際競争力をつけるためにも、今回物議を醸したマル外枠は速やかな手直しが必要だろう。
モノポライザーの半姉エアグルーヴは97年の覇者。当時は内国産馬限定戦だったが、続くJC2着で国際レベルの能力を証明した名牝だ。弟のほうはいまだノンタイトルだが、もちろんこの父なら初の古馬G1でも臆することはない。母の父ノーザンテーストは父としてギャロップダイナを、母の父としてレッツゴーターキンを出した秋天の穴メーカー。史上初の「姉弟制覇」に1票だ。
◎モノポライザー
○ツルマルボーイ
×サンライズペガサス
▲ローエングリン
△テンザンセイザ
△シンボリクリスエス
「スポニチ平成15年11月2日付け掲載」
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