■東京11R・武蔵野S■

 菊花賞で強力にプッシュしたチャクラは結局ダービーから平行移動の6着。3冠阻止に「種牡馬としての菊花賞馬」が意地を見せる、という読みは悪くなかったとも思うが、「サンデーサイレンス系」の壁はとてつもなく厚かった。優勝馬ザッツザプレンティ以下、直子と孫で掲示板独占はダービー同様。3歳世代に関しては、やはり磐石の血統的ヒエラルキーが形成されたとみるべきなのだろう。
 サイレントディールは改めてレベルの高さが実証された「ダービー2003」の4着馬。全姉トゥザヴィクトリーはドバイWCで連対を果たした世界で唯一の牝馬だし、サンデーサイレンス×ヌレエフの配合はダービー5着からダート王に上り詰めた同厩の先輩ゴールドアリュールに通じる。2年前のクロフネ級のパフォーマンスも期待したくなる性能と血統背景の持ち主だ。

◎サイレントディール  ○ビワシンセイキ  ×ハギノハイグレイド  ▲ストロングブラッド  △ニホンピロサート

「スポニチ平成15年11月1日付け掲載」

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