「GERDEN」
(1992/08/21)
※曲名…作詞/作曲/編曲
1.都会の行き先・・・原田知世(詞・曲)/原田知世・鈴木慶一(編)
2.さよならを言いに・・・鈴木慶一(詞・曲)/鈴木慶一(編)
3.アパルトマン・・・鈴木慶一/鈴木さえこ/鈴木慶一
4.Walking・・・大貫妙子(詞)/中西俊博(作・編曲)
5.NOCTURNE・・・原田知世(詞・曲)/原田知世・鈴木慶一(編)
6.中庭で・・・北田かおる(詞・曲)/棚谷祐一(編)
7.リボン・・・北田かおる/鈴木慶一(作・編曲) 
8.夢迷賦・・・原田知世/崎谷健次郎(作・編曲)
9.ノア・・・鈴木博文/鈴木慶一(作・編曲)
10.夢の砦・・・直枝征太郎/鈴木慶一(作・編曲)
11.早春物語・・・康珍化/中崎英也 /中西俊博
こちらで全曲試聴できます♪
これは、後に「カコ」「Egg Shell」と続く鈴木慶一さんプロデュース3部作の1作目にあたります。
11曲中3曲の作詞と、2曲の作曲を知世さん自身が担当。
大貫妙子さん、崎谷健次郎さん、棚谷祐一さん、直枝征太郎さん(カーネーション)などが詞曲を提供されています。鉱石が浮かぶ琥珀色の空間をバックに、黒のワンピースに裸足のまま真っ直ぐに立ってこちらを見つめる知世さん。ZABADAKの「桜」のジャケと同じ石川絢士さんのアートワークで、雰囲気も良く似ています。殆どが打ち込みメインの曲ですが、機械的な冷たい感じはなくどれも昭乃さんの作る曲のように心象風景やストーリーを感じさせるものです。また歌詞もさりげないようで聴き流せないものばかり。
最後の11曲目が無ければ「庭」=箱庭的世界をイメージさせるものとしてすごく完成度が高いのでは、とまで思ってしまう・・・。深読みしすぎでしょうか。

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