「CAROL-K〜Graduater〜」 (96/9/21) |
個人的おすすめ度 ☆☆ ……みなみさんのTMカヴァー曲に♪あとは出番が少ない(苦笑) 原作:高河ゆん・木根尚登(『きみとぼく』連載・ソニーマガジンズ刊) 主題歌(&挿入歌)『CAROL(CAROL'S THEMEU)』 作詞:小室みつ子/英語詞:Cindy Asada、作曲:小室哲哉、編曲:板倉雅一 歌:高山みなみ 『THEME OF CAROL-K』(instrumental) 作曲:木根尚登 編曲:湯浅公一 [Total Time…33'22゛] |
+キャスト(敬称略)+ 品川京呼/椎名へきる キャロル/高山みなみ 駒場ありす/八木田麻衣 他 +ストーリー+ 品川京呼(しながわきょうこ)は歌を歌うのが大好きな中学3年生の女の子。クラスメイトの駒場ありすに誘われて卒業記念パーティでバンドのヴォーカルをつとめることに。だが彼女の歌の才能を羨む他のバンドメンバーとうまくいかず、また歌を歌うことの意味を掴みかねていた彼女は謎の青年(キャロル)と出会いその歌声に魅了される。 |
◇椎名へきるさんのラジオ番組内で放送されたラジオドラマ全4話を再編成し収録したものとか。公開当初「CAROL PROJECT」の一つとして話題を呼んだアニメビデオ「CAROL」(90/5/21発売)の続編。 -CAROL PROJECTとは- 88/12/9に発売されたTM NETWORK(後にTMNと改名)の6thアルバム「CAROL -A DAY IN THE GIRL'S LIFE 1991キャロル-」の少女キャロルが失われた音楽を取り戻すまでを描いたストーリーを「見る・聴く・読む」でメディア展開されたコンセプトプログラム。アルバムと同タイトルのツアーは88年12月から89年8月まで18都市64公演で行われ、ミュージカル、バレエの要素を取り込んだ新しいROCKSHOWとして各方面からの注目を集めた。これをメンバーである木根尚登が小説化し、処女作ながらヒットさせる。そして90年に漫画家高河ゆんがキャラ原案&構成に携わったアニメビデオ「CAROL」が発売となる。ちなみにヴォーカル宇都宮隆が声優に初挑戦していることでも有名。 ◇主人公京呼は前作「CAROL」の主人公キャロルの孫という設定(K=京呼のK) じゃ、ここでみなみさんが演じる青年「キャロル」って一体何者?というのが最後まで不明。結局主人公に名前すら呼んでもらえない役って…(遠い目)落ち着いた低めのトーンで、主人公に歌心を説いてきかせるあたりが聴き所…というかそれくらいしか出番ないし(苦笑) 「TWO-MIX」以前の曲作りの傾向に明らかにTMNの影響が伺えるみなみさんが、TMNの英訳カヴァー曲を歌うことになったのは何かいきさつがあったんでしょうか。一曲でも小室プロデュースされていたら、今ごろ「コナン」やってなかったりして…(苦笑) …この曲はできれば日本語詞で聴いてみたかったなぁ。 |