登場人物






リエル
本編の主人公の一人。拳法と剣術を合わせた独特の武術を使う少年。14歳。主に短剣と長剣を組み合わせた剣技で
戦うことが多い。技は我流で、長剣からは「乱芭蕉」、短剣からは「疾風撃」を繰り出す。また、母親が派閥に属さなかっ
た召喚師の末裔でもあるため、そこそこの召喚術は扱うことが出来る(主にメイトルパ)。非常に身軽で、その気になれ
ば二階建ての建物の窓まで一気に駆け上ることが出来る。実はメイトルパの召喚獣と人間の混血児。ユエルと名前が
似ているものの、本人との血のつながりはまったくない。以前は金の派閥本部を壊滅寸前まで暴れていたほどすさまじ
い力を持っている(本人は覚えていない)。しかし今ではその力が暴走する時が満月の晩だと分かっているので、滅多
にそういったことはおきない。生きるための本能の部分の能力は高く、勘や反射神経は研ぎ澄まされ、五感とメイトルパ
特有の運動能力は自分でコントロールできる。いい加減に見えるがしっかりもので誰にでも優しい。フィリィとは幼馴染
み。
現在はゼラムに開いているモーリンの道場に居候として暮らしている。結構料理ができ、レパートリーは広い。その上、
野草やキャンプの知識も豊富。
一人称は「俺」。年上の人は全員「さん」付け、年下は歳相応の呼び方をする。実はかなり子供の面倒を見るのがうま
い。
フィリィ・マーン
本編の主人公の一人。ミニスの娘で金の派閥の見習い召喚師。12歳。見習いながら、魔力は高く、サプレスとメイトル
パの召喚術を器用に使いこなす。また、時には護身用に持っている銃を使うこともあり、その腕はかなりのもの。後に、
召喚術を銃弾にこめて放つ技を身につけるが、通常の3倍もの魔力を消費するため多用できない。母親に似て負けず
嫌い。過保護や子ども扱いされることがきらい。幼馴染みのリエルとは長い付き合いで、いつの間にか愚痴っぽくなって
いることも。彼女はリエルが混血児とは知らないうえ、その場にいたがなぜか覚えていない。時間さえあればお菓子や
ケ−キを作るなど女の子らしいところがあるが、あくまで趣味ではなく、暇つぶし(本人談)。時々、道場で護身術を習っ
ている。
一人称は「あたし」。年上は「さん」付けで、尊敬している人や身内は「さま」付け、親しい人は呼び捨て。年下は歳相応
の呼び方をする。







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