パラパラ
○パラの季節
「9月23日、パラに行かない?」
すべてはYOCCHIの一言から始まった。
パラとは今流行のパラパラである・・・なんてことはなく、パラグライダーのことだ。本格パラでなく体験パラなので、数十秒間だけ滑空するだけなのだが、これがホント気持ちいい。しかし23日はちょうど渡辺道場杯と重なってしまいどうしようか悩んだが、年に1,2回しかないパラだから、この日はパラグライダーを選択。しかし・・・
「23日、講師の人が都合つかなくなったから10月に延期ね」
すべてはYOCCHIの一言で終わった。
そして迎えた10月15日。待ちに待ったパラの日である。
集合は松山町公民館に8:30。しかし前日の道場杯後、ちょっと八郎潟で釣りをして実家の酒田に帰り、疲れ果てて爆睡。目が覚めたら8:00。急いで準備して出かける。途中、パラ先輩のYOCCHI先生からモーニングコールが入る。遅れちゃってゴメン。
○青空の下
早速練習場所に向かう。ここは松山町が運営する野球場、サッカーグランド、スキー練習用ゲレンデ(このへんが微妙)が一体となった総合運動場である。雲一つない真っ青な空。芝も手入れが行き届いていて、思わず寝っ転がりたい気分である。
こらこら、寝にきたんじゃないでしょ!
なんていっておきながら、OKABEは熟睡してました。
今回の参加者は5名。ベテランパイロットのYOCCHI(6回目)、OKABE(3回目)、MASAMIちゃん(初)、YOCCHIの友達WATA(初)、信金のWATANABEくん(初)である。
そして指導してくれる方々は、会長の三浦さん、池田さん、菅原さんである。ちなみに菅原さんは、国内の大きな大会に出場して2位になるほどの上級者。す、すごい、こんな人から直に教えてもらえるなんて超ラッキー!
一通り池田さんから説明を受けた後、早速練習にはいる。
第一段階:翼をつくる(ライズアップ)
パラグライダーの機体はひもと布きれでできているようなもの。なぜ飛ぶかは割愛することにして(物理の教科書にかいてあるベルヌーイの法則を勉強してね)、まずは布を広げて翼をつくらないと始まらない。それを巧く操作するのがひも(コード)である。
機体には左右それぞれに前、中、後に繋がる3系統のコード、合計6系統のコードが繋がれている。機体前面にあるのがライザーコード、真ん中にあるのが・・・うーん、わからん、そして後ろにあるのがブレークコードである。ライザーコードは空気をスムーズに流して翼を広げる役目があるのだが、左右のバランスが悪いとうまく翼が開かない。途中で潰れてしまうのである。とにかく初心者は、ライザーを持ちながら万歳状態で、向かい風を正面に受けながら突っ走るしかない(これ、ホントに重要)。そして翼が完全にできあがったところでライザーを放す。口で説明するのは簡単だけど、ライザーを放すのを忘れちゃうんだよなぁ。
まずはこれができないと飛ぶことはできない。しばし基本練習に励む。

左:機体の説明を真剣にきく面々。
池田さんが説明してるんだけど、ちょっと分からん。
ナイスガイですよ!
右:ライズアップ練習中のWATA。
左が下がり気味なので、この後機体は左に潰れた。
手前にいるのが池田さん。
YOCCHIとOKABEは中級者(?)なのでライズアップも難なくこなし、山の斜面を目指す。さあ、いよいよテイクオフだ。
第二段階:テイクオフ&ターン&ランディング
菅原さんに連れられ、ゲレンデの中腹までの上る。まずはYOCCHIが挑戦だ。
左:テイクオフの場所から下を臨む。
見た目は平坦なんだけど・・・
右:下からみるとこんな感じ。
斜面の中腹に黄緑色の機体が見えるのがわかるかな?
ここまで上るの、結構疲れます。
菅原さんの指示のもと、風を見計らって助走開始。ライズアップは完璧だ。しかし風に恵まれず失敗。足下が悪くて思いっきり助走できないし、助走距離が短いので崖から落ちそうになる。更に高い位置まで上って助走距離をとり、再度挑戦。
「ぎゃぁぁぁぁーーー」
「きゃー」じゃない。「ぎゃー」である。YOCCHI先生の大絶叫。飛んだから叫んだんじゃなくて、飛べなくてまた崖から落ちそうになった叫びだった。なかなかうまくいかないので、更に高い位置まで上る。YOCCHIはもうヘロヘロだ。
左:テイクオフの瞬間を待つYOCCHI。
見た目は無風だけど、左手の斜め前から風が入っている。
右:ちょっと浮いたが、思ったように距離が伸びない。
YOCCHI、このとき絶叫。
3度目の正直。今度は少し浮いた・・・がすぐに着地。正味3秒、距離にして10mの飛行(というか滑空)に成功である。ここで疲れたYOCCHIにかわり、OKABEが挑戦する。
1回目、ライズアップに失敗して機体が潰れる。気を取り直して2回目に挑戦しようとするが、風向きが悪くなかなか飛びたてない。結局風が回復しないのでこのときは断念するが、昼ご飯を食べようという頃になって風が回復。急いで斜面を登って準備をする。そして頃合いを見計らって助走開始。
左:OKABE、テイクオフに成功!
斜面からの高さは約7m。
今までで一番高いところを飛んだ。
右:ランディング直前。
本当は野球グランドに着陸の予定が、
風に流されてここまで外れちゃった。
畑に突っ込むかと思ったよ。
風に流されながらも数十秒の飛行を楽しみ、満足満足。今日はあと4〜5回は飛べるかなと思いながら昼食タイム。
○YOCCHI先生、飛ぶ!
気を取り直して午後の部開始。しかし左手から吹き付ける横風が厳しい。なかなか飛び立てない。しかしその間隙を縫って、ようやくYOCCHIが飛ぶ。



やったぜ、YOCCHI!まずは飛行に成功だ。ランディングもバッチリ決まり、かっこいいぞ。写真じゃちょっと分かりづらいけど、見事な飛行だった。
この飛行が成功したのも束の間、風の状況がさらに悪化したので飛行は諦める。ちょっと残念。でも自然を相手にするスポーツは天候に左右されるし、自然をなめてかかると思わぬしっぺ返しを喰らうから素直に諦めよう。でも1回は気持ちよく飛べたからウハウハのパラであることには変わりない。
さて、他の3人はどうしていたかというと、WATANABEくんは仕事の都合で午前中で帰り、WATAとMASAMIちゃんはライズアップの特訓に励んでいた。風さえよければ飛べたんだろうけど、今回はちょっと残念。また次も参加しようよ。
今回教えてくれた方々に、感謝したいと思います。どうもありがとうございまた。
また参加したいし、ふっと本格的に始めようかなと思うときもあるので、そのときはよろしくお願いします。
これ読んでやってみたいと思った方、メールでお知らせください。