サラダの彩り

サラダ・・・
緑色のレタスをベースに、トマト、キュウリ、コーンなどが彩りを添える、生野菜料理の定番だ。コントラストも美しく、健康にいいからという理由で皆にもてはやされる。

しかし、実際に野菜の味を味わって食べている人はどれだけいるのだろうか?

たいていの人は、サラダバーでボウルに野菜を盛った後、ドレッシングをかけるだろう。フレンチ、サウザンアイランド(仲間うちではトップジンMペーストとも呼ばれている)、青じそ、中華etc...。みてると、これでもかっていうくらいかけてる人が多い。また居酒屋で一息つくときにもよくサラダを注文するが、レタスを食べきった後のドレッシングの量ときたらすごいものがある(水洗いしたときの水や、浸透圧で表に出てきた水分も含まれるだろうが・・・)。

これじゃあ、健康にいいはずのサラダが、余計に塩分や油を摂取して害を及ぼしかねないよ。

OKABEは基本的にドレッシングをかけない。魚にもしょう油をちょっとしかかけない。ラーメンにもコショーをかけない。素材の味を大切にしたいし、作ってくれた人に対して失礼な気がするからだ。もともと薄味が好きなせいもあるけどね。

ところでこの前の雪の降りしきる日、M-TownのSAKAIくんと外で仕事をし、近くの喫茶店で昼食を取ったときのことである。

SAKAIくんお勧めのランチを注文し、待つことしばし。ナイフとフォークのあとに、あったかいオニオンスープとメインのお肉、そしてサラダが運ばれてきた。メインの皿に盛られた焼きたての肉の隣にはオレンジ色のニンジンのグラッセが並んでいる。さらに隣には紫色の細長い・・・ん?なんだこれ?

おそるおそるフォークを突き刺してみると、なんとナスの漬物である。さらにピンクの漬物も鎮座している。
彩りはすばらしいが、なんでステーキの付け合わせで漬物がついてくるの?

そんな疑問をもちながらサラダのほうに目をやると、淡緑色のレタスをベースに、濃緑色のキュウリと真っ赤なトマトが映える!やっぱりサラダはこうでなくっちゃと思っていたが、ここにも見慣れぬ形と色が混じっている。ヤングコーンかと思いきや、形がやけに丸く薄い。

タクアン・・・グリーンサラダにタクアン・・・
フォークに突き刺した感触もタクアン。
口に入れた感触もタクアン。
味もタクアンそのもの。

確かにね、彩りは申し分ないけど、サラダにタクアンってのは勘弁してほしいなぁ。しかも青じそドレッシングつき!
OKABE:「SAKAIくん、ここのランチっていっつもこうなの?」
SAKAI:「いつもは普通のランチなんですけどねぇ。こんなの初めてですよ」

マスター、雪が降って仕入れできなかったから漬物になったんじゃないよね?次のランチは期待してるから、よろしく頼むよ!

そして2人はナイフとフォークで漬物類を味わい、雪の降る高原へ再び出かけたとさ・・・