消雪パイプの盲点
今シーズンの冬は暖冬だといわれているが、この10日間冬型の天気が続いて、結構な量の雪が降り積もっている。本日19日の新庄の積雪深は約70cm。これでも例年に比べたら少ない方だ。
豪雪地帯ではとにかく除雪・消雪をしないと生活がはじまらない。夜も明けない3時ころから幹線道路に除雪に入り、一般家庭でも朝6時ころから家の除雪をするのが当たり前である。しかし、今OKABEが住んでいるアパートの駐車場には消雪パイプが埋設されており、約10℃の地下水で雪を溶かしてくれるのでほとんど雪が積もらないのだ。
これはとてもありがたい。
もし消雪施設がなく、一晩で30cmも雪が積もろうものなら、除雪しないと愛車シビック号は身動きがとれなくなる。しかもOKABEは朝出るのがアパートの中で一番早いし、駐車場の奥の方に駐車スペースがあるので、他の人の分まで除雪するはめになる。毎日へとへとになって除雪したところを、当たり前のように他の人が通っていくと考えると釈然としない。
ありがたや、消雪パイプ。
しかしこれにも盲点がある。
駐車場全体に消雪水が行き渡るようにパイプが埋設されているものの、端のほうは片側からしか水が流れてこないことになるので、どうしても雪が着きやすい。ちなみにここのアパート、部屋ごとに駐車する場所が決められているので、端にあたってしまった人は悲惨である。
先日仕事を終えて帰ってきたら、端の駐車スペースに車を入れようとして雪にはまり、身動きがとれなくなっている女性がいた。この人が端にあたってくれたおかげで自分はラクして駐車できるわけだから、協力してあげるのがスジでしょ。
ということで除雪を手伝う。除雪なんて毎日の仕事でしてるから楽勝。10分で終了したよ。でもこれ、女性一人でやったら。30分以上はかかったな。終わってから労いの言葉をもらう。
ありがとうございました。
いえ、どういたしまして。でもこの場所雪が全然溶けないから、ランクル乗ってる人と場所交換してもらったらいいんじゃないの?
私の車は四駆なんですけど、今修理に出してて、この車は台車なんですよ。
あ、そうなんですか。
それじゃ、この人はこの場所でいいんだと納得。もし自分がこの場所だったら抗議するけどね。
あとしばらくがんばってね、Sさん。あなたがいるおかげでアパートの他の住人たちは助かっています。また除雪が必要になったら喜んで手伝うからね。