角松敏生 TEARS BALLAD」
1.THE LOST LOVE  6.サンタが泣いた日
2.AUGUST RAIN  7.STILL I'M  IN LOVE WITH YOU
3.花瓶  8.DISTANCE
4.YOU'RE MY ONLY SHININ' STAR  9.DESIRE
5.JUNE BRIDE 10.DESIRE(Instrumental)

1991年に発売されたオムニバスアルバム。
最近発売されたアルバム「The gentle sex」がFMなどでとりあげられ、
とくにYOU'RE MY ONLY SHININ' STAR」が注目を集めているようである。なにをかくそうこの曲、中山美穂に角松がかいてあげた曲なのだ。B面(今でいうカップリング 当時はレコードだった)は花瓶。この2曲を含め、男である角松が女性の心理を描き上げ、女性アーティストに提供した曲をセルフカバーしたのが「The gentle sex」である。タイトルの所以がわかるような気がするでしょ?

おっと、ここでは「TEARS BALLAD」をとりあげているんだった。


やっぱりこのアルバムを買うきっかけとなったのは
YOU'RE MY ONLY SHININ' STAR」。それまでの中山美穂のイメージを覆す曲で、妙に印象に残っていたのを覚えている。ミポリンの大ファンというわけじゃなかったけどね。
そして8年前の1992年。それを再び思い出させてくれたのが先輩の西部チャーリーさん。お気に入りCDから1枚を取り出し、CDラジカセを大音量でかけてくれた中にこの曲が入っていたのだ。歌詞はすべて英語なので最初は気にもとめなかったけど、さびの部分に入ったら鳥肌が立ってしまった。速攻でCDを買いに行ったよ。
またこの英語バージョンの歌詞が泣かせるんだよね。もうバラードの王道。しっとりとくる曲調にピッタリとはまって、これから先この曲を超えるバラードはないと断言できる。こっちを聴くとミポリンのオリジナルやミポリンバージョンの角松セルフカバーバージョンが薄っぺらのように思えてしまう。奥深さが全然違うんよ。

あとお気に入りはDISTANCE
「ただ幾度かの電話だけがつなぎとめる たった一つの愛の糸を紡いでいた」
と歌詞にあるように、タイトル通りの遠距離恋愛を歌った曲。よくこんな歌詞を思いつくなぁと感心させられるし、曲を聴いているとその情景を想像できるので、歌詞に重みをおいているんだなぁと思ってしまう。
○○ファミリーのように、プロデューサーの手腕と才能でミリオンヒットを連発するし、リズムも覚えやすくてつい口ずさんでしまうような曲作りもいいが、どうしても歌詞に重みを感じないんだよね。いつだったかのテレビで見たら、彼は音作りを先にやって、歌詞はレコーディングの1時間前に描き上げるっていうのを知ったとたん、歌詞がこんなに軽視されていいのかなと疑問に思ってしまった。

ともあれこの1枚を聴いてみる価値は十分あります。ただ歌詞全体をみると、「いつまでも彼女に未練があって、吹っ切れないでいるなよなよした男の心情」を歌っているように感じるので(槙原敬之にちょっと似ている)、男はビシッとしろ!と思う人にはお勧めしません。
最後に、角松敏生ってどんな人か知りたいと思ったら、2月28日のSMAP×SMAPを見ましょう。