The Blankey Jet City  C.B.Jim」
1.Punky Bad Hip 7.ライラック
2.RED-RUM 8.ヴァニラ
3.D.I.Jのピストル 9.車泥棒
4.死神のサングラス 10.ICE CANDY
5.12月 11.3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ
6.ROBOT 12.悪いひとたち

1993年2月に発売された、ブランキージェットシティー3枚目のオリジナルアルバム。
ブランキーファンの間では根強い人気のこの作品。ライブではこのアルバムからの曲が結構使われていたりする。

まずジャケットだが、何かわかるだろうか?
かわいいキャラクターのぬいぐるみ?と思うかもしれないがちょっと違う。着ぐるみのかぶり物である。彼らのアルバムジャケットの中ではちょっと傾向が異なっており(とくに
スカンク国境線上の蟻と比較するとね・・・この2枚には驚いたよ)、一見すると普通のロックorポップスに見えるが、内容はパンク系ロックである。

1曲目の「Punky Bad Hip」から3曲目の「D.I.Jのピストル」に至るまで、怒濤のノリに圧倒される。歌詞はもう、曲名どおり Punky としかいいようがない。そしてしばらく彼らにしてはスローな曲が続き、9曲目の「車泥棒」から再び Punky な世界へと突入していく。最後は歌詞に問題ありとして、メジャーアルバムでは一部修正が加えられた「悪いひとたち」で締めくくられる(インディーズ版シングルでは修正なし)。かっちょええぞ、ブランキー!

悪いひとたちの歌詞は強烈だ。冒頭の1フレーズをとってみると、
 悪いひとたちがやって来てみんなを殺した
 理由なんて簡単さ、そこに弱いひとたちがいたから
 女たちは犯され、老人と子供は燃やされた
 若者は奴隷に、歯向かうものは一人残さず皮をはがされた
某大国を痛切に非難するとともに、途中からは現代日本に警鐘を鳴らすような内容も盛り込まれている。ちょっと考えさせられるものがあったよ。

ブランキーはボーカル&ギターのベンジーこと浅井健一、ベースの照井利幸、ドラムの仲村達也の3人組ユニットである。この3人、揃いもそろってファンキー野郎どもだ。ジャケットの話で着ぐるみがでてきたけど、歌詞カードでは照井くんがイヌの着ぐるみ、中村くんがクマの着ぐるみを着て砂浜を歩いている写真が載っている。なにを考えているんだ?
このブランキー、94年の学祭で大学にやってきた。見慣れた学生とは明らかに格好、雰囲気の異なる人たちが押し寄せ、普通は講義に使われる講堂でのライブ。ステージと観客席との間には体育会アメフト部の猛者たちが二重の人壁を作り、危険な行為をする人を力業で排除するという荒技。ベンジーが投げたピックには全然届かなかったけど、中村くんの投げたドラムスティックにはあとちょっとで届くところまできたけど、1mほど手前に落ちて取れなかった。残念。

ところでブランキーの曲、あるとき口ずさんだときに違和感を覚えた。ん?なにかちょっとおかしいぞ。
別の曲も口ずさんでみた。そして3曲目も・・・
ウーム、ものすごくカッコ悪い。お間抜けだ。これを人前でアカペラでやったらアホと思われるに違いない。なぜだろう?
そんな中、パンクロックって何かに似てるなぁなんて思っていると、ふと閃いた。

浪曲だ。
浪曲の三味線がギターやベースに、扇子がドラムスに置き換わっただけ・・・

97年を最後にブランキーのCDを買わなくなった。最近ちょっとメジャーになってきたけど、昔のほうがよかったなぁなんて思ってね。1stアルバムから4thまでがいいところで、それからはちょっと・・・
最後に、決してブランキーを非難、中傷しているわけではないので、その辺誤解無きよう。