黒鱒研究室 釣果報告

おかっぱり帝王たちと釣る

釣 行 日

1999年10月3日

天気 くもり時々あめ後はれ
 

時間帯

ポイント
スケジュール 5:45〜10:00
調整池OKポイント

  20down 20up 30up 40up
釣 果 0 0 8 2

ヒールさん登場
 「実践!渡辺道場」の掲示板にちょくちょく顔を出すヒールさん。ヒールポイント、ニューヒールポイントを開拓し、ヒールさんの代名詞ともいうヘビキャロを駆使してバコバコ釣り上げる、八郎潟のおかっぱり帝王である。とにかく春の釣果を見ると、40cm級、45cm級を何本も上げており、1回の釣行で20本なんて当たり前。しかも家庭を守るため、午前中一杯で帰らなければならないという制約つきながらこの数字。道場の面々も一目置く存在である。なんと2000年には、道場杯の番外編的なヒール杯も開催される予定だ。
 オラすけも他の人とポイント、釣果、攻め方などを比較し、データを収集すると同時に、こっちの釣り内容を掲示板に書き込んで情報交換をしていた。いわゆるGive&Takeね。
 ここ最近お気に入りなのが調整池南岸。ここでの釣り情報を発信していたら、ある日偉大なおかっぱり帝王から、今度一緒に釣りしませんかというメールがきた。これは帝王の釣りを拝見するチャンス!何回かメールをやりとりして待ち合わせを決め、一緒に釣りをすることになった。

珍しく強い南風
 前日の土曜日は所用で実家に帰っていたので、庄内から秋田へ行くことにした。夕方天気予報を見ると、明日は全国的に風が強いとのこと。雨だったら耐えられるけど、強風はちょっと困ったなと思いながらも23時に就寝。
 3時にセットした目覚ましにたたき起こされ耳を澄ましてみると、ものすごい強風。しかも時折雨がたたきつけられる音も聞こえる。布団にうずくまりながら、行くか行かないか20分ほど悩んだが、約束を守るのが男だ!と意を決し、八郎潟へ向けて車を走らせた。国道7号線上にはあちらこちらに落ち葉や小枝が散乱し、風の強さを物語っている。しかし北上するにつれて南よりの風になってきたので、思わずニヤリとしてしまった。だって、今日のポイントは南風だと完全に風裏になるから釣りに支障がなくなるだけでなく、人出もすくなるからね。
 さて、待ち合わせのポイントに行くと・・・ヒールさんの車がとまってるぞ。
 さあ、ヘビキャロを見せていただこうじゃありませんか!

○やっぱりうわさ通りの実力
 ヒールさんはどこかなーときょろきょろ辺りを見回しながらポイントに近づく。あれーいないなぁ、どこにいるんだろう?と思いながら歩みを進めると、体の具合が悪いのか、うずくまっている人がいた。そのまま3歩ほどすすんだところで、具合が悪いんじゃなくてフックをバスから外しているんだということに気づいた。
 
「ヒールさんですか?」
 
「OKABEさんですか?」
おお、ヒールさんだ。初めての挨拶を交わす。バイブのフックを外しながら今日の状況を話してくれた。なんと一発目で47cmがきたとのこと。間髪を入れず40up、そして今3本目の45cm。開始からまだ30分もたっていないのに40upを連発。すべて沖目だったそうだ。ヒールさんは昨年まで10月になると釣りから遠ざかっていたから、この時期こんなグッドサイズが立て続けにきて興奮しているようだった。
 よーし、こっちもがんばるぞ。
ヒールさんの隣り15mほどの所に入り、センコー6ノーシンカーをセットして、グッドサイズがひそむ沖目めがけてフルキャスト。追い風に乗ってセンコーがぶっ飛び、無風時の1.3倍は距離がでている。でも距離がでるからって釣れるわけもなく、しばらくバイトがない。
 そんな中、不意に「バシャバシャ」と音が聞こえたのでその方向を見てみると、ヒールさんが30upを釣り上げている。リグはヘビ常のようだ。ヘビキャロはどうしたんだろう?
 開始15分後、ようやくこっちにも30upがヒット。その後も順調にバスをゲットし、6:30までにmax42cmを含む5本を釣り上げる。すべてフォール後のステイ中の明確なバイトだった。

 ここでちょっと休憩を入れ、しばしヒールさんと釣り談義に話が弾む。ヒールさんは今のようにバスに入れ込むまで、渓流でかなりならしてきたらしい。ジャンルは異なるとはいえ、やっぱり釣りの基本を押さえている。だから釣果も伴うわけだ。納得納得。

○もう一人のおかっぱり帝王
 10分ほど休憩の後、再び釣りを始める。幸先よく30upを追加し、気分良くなっているところで隣から話し声が聞こえる。声の主はTAKUさんだった。
「TAKUさん、おはようございます」と朝のさわやかなあいさつをした。
「んーー、ポコ○ン!OKABEくん元気?」
でたよ、お決まりの挨拶が。これをきかないとTAKUさんに会ったって気がしない。TAKUさん・・・八郎潟で年間1000本以上のバスを上げる強者。そのほとんどがおかっぱりでの釣果。おっ、今日は2大おかっぱり帝王の揃い踏みだよ。
 ヒールさんといえばヘビキャロ、TAKUさんといえばスプリットと相場が決まっている(でもTAKUさんのスプリットはほとんどヘビキャロ)。ヘビキャロは今日はみられないようだから、TAKUさんのスプリットを見てみるかと注目してみる。
 この寒空のもと、サンダルにジャージという出で立ちのTAKUさんは躊躇することなく膝の辺りまで水に浸かってキャストを始めた。どんなロッド操作をするのかななんて見ていると・・・もうめちゃくちゃ。一見すると変な動きをしているおじさんかと思うほど。しかし侮る事なかれ、どんな体勢であろうとロッドの先には必ずテンションがかかり、バイトをすぐ感知できる状態なのだ。しかも初めてのポイントらしく、バスを釣るというよりも、底をとってバスの良そうなポイントを探るというのが今日の釣りのようだ。そのため重めのスプリットにしているのだろう。

 さて、こっちの釣りのほうだが、8時までにピンポイントで40cm1本を含む4本を追加。合計10本(うち40up2本)。ヒールさんも10本上げたようだ(うち40up6本)。しかしそれ以後3人ともあたりが遠のいた。8:30のバラシを最後に、ストップフィッシングとなる10:00まで全くあたりなく、先に引き上げたヒールさんに続いて帰ろうかと思ってTAKUさんの所に行くと、この人ちゃんと釣り上げていた。

恐るべし、ポ○チンマジック!

本日の評価(390点/500点)
 
・ポイント選択
   OKポイントは数、サイズともによかった。90点。
 ・ルアー選択
   バイブレーションを試してもよかったかな。80点。
 
・フッキングからランディングまでの動作
   バラシ3本。ラインブレイク防止とジャンプ阻止を両立するのは難しい。
   完璧なフッキングだったらラインブレイク防止のみに集中できる。70点。
 
・バスに与える影響
   10本中2本にがぶ飲みされた。80点
 
・環境に与える影響
   リグを2個ロスト。調子に乗ったフルキャストでセンコーが2本ぶっ飛んだ。70点。