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泉蔵院曼荼羅



東京都青梅市二俣尾に、2006年5月に落慶しました
水澤山 泉蔵院の欄間を、ガラス工芸の技法の一つで
ありますグラスフュージング(Glass Fusing)で作成しました。


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この欄間を製作するに当って、泉蔵院の森 崇峻住職より
詳しくお話しをお聞きし、また、私流の解釈を加え製作し
2007年3月に完成いたしました。
中央の二つは両界曼陀羅で、
右が胎蔵界曼陀羅の中心を表現したもので、
左が九つの部屋に分かれている金剛界曼陀羅です。


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風に衣をなびかせながら、仏教(密教)の叡智が
宝石のごとく散りばめられた祈りと悟りの宇宙を
祝福し、やさしく個々の命を咲かせますようにと
ふたりの天女が宙を舞っております。


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金剛界曼陀羅の小さな円(実寸5p)の中に
何が見えますか?
十二支が入っていますが、その他にも色々な草花・果実
小さな虫等が入っております。


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胎蔵界曼陀羅の蓮の花びらの中に梵字がありますが、
鈴木プリント様にお願いして、サンドプラストで切り抜いてもらいました。
また、フュージングしたものをケイムで組んでいただいたのは
ステンドグラスのMinamo様にお願いしました。
ありがとうございました。