坂道やスリップしやすい場所に右の写真の砂箱が
置いてあります。中はビニール袋に包まれた
砂と言うより小さくとがった小石が入っています。
大型車やトレーラーなど坂道を上がりきれずに
立ち往生しているときなど単純ではありますが
かなり効果があり助けられます。
現在はロードヒーティング施工箇所が増えた分
砂箱設置箇所は少なくなりました。
30年以上前はほとんど無かったロードヒーティングですが、年々設置箇所も増えて
北海道の冬も大変過ごしやすいものとなってきました。しかし一度設置すると
当然、経費もかかるのですべての坂道という訳にはいきません。
ですから 行動範囲内の設置されている場所を把握する必要があると思います。
これらの熱源はガス、電気、灯油 様々でそのランニングコストや熱効率、耐久性など
まだ発展途上であると言えます。
ロードヒーティングにまつわる話で例年12月中旬以降天候を見計らって
ロードヒーティングのスイッチを入れるのですが2001年12月上旬
釧路にて突然寒波が押し寄せ ロードヒーティングが間に合わず1日で160件の
物損事故が発生しました。
〔ロードヒーティングボイラー〕
〔砂 箱〕
〔砂 袋〕