万座ハイウェイ


万座ハイウェイ料金所

路線名 一般自動車道万座ハイウェイ
有料道路区間 吾妻郡嬬恋村
総延長 20.3km
供用開始日 1973年12月1日
料金 普通車  1020円
小型バス  1550円
大型車  4080円
二輪   720円
【現在の状況や問題点など】
鬼押出し園への観光路線として定着している鬼押ハイウェイと比べると、
観光の要素は若干薄れるかもしれない。
万座ハイウェイにも眺望のきくポイントがあり、
観光目当てでこの道路を走る客がいないとはいわない。
しかしそれなら、近くにある志賀草津道路には到底及ばないだろうし、
志賀草津道路へのアクセス道路としては、ちょっと料金が高過ぎる。
むしろこの道路は、冬季の万座温泉、ならびに万座温泉スキー場、
表万座スキー場へのアクセス道路としての利用価値のほうが高い。
夏季の万座温泉へは、万座ハイウェイのほかに、
国道292号線の志賀草津道路を通って、
草津や志賀高原のほうからも訪れることが出来るが、
冬季ともなると、志賀草津道路が閉鎖されて通れなくなるので、
この万座ハイウェイが唯一のアクセス道路となる。
となれば、万座温泉への客は自動的に万座ハイウェイを使うしかなく、
(株)コクド的には非常においしい路線といえる。
もっともさすがに往復2040円は高いので、
ホテル利用客には帰りの料金がタダになる特典をつけたりしているそうだが。

今回は、三原側から万座温泉を目指して走行してみた。
国道144号線の万座鹿沢口駅近くの交差点から県道59号線に入ってしばらく行くと、
やがて左に分岐する万座ハイウェイが現れる。


万座ハイウェイ起点

万座ハイウェイに入ると、いきなり上りが続いていく。
九十九折りによって、最初の1〜2kmで一気に高度を上げていく。


上りの途中にあった有料道路の青看

やがて目の前に、嬬恋プリンスホテルが見えてくる。
さすがにプリンスホテルだけあって、多くの車が停まっていてここだけは別世界。
ホテルとともにゴルフ場もある。


プリンスホテル先の駐車スペースからの眺望

万座方向からプリンスホテル方向を望む。ゴルフ場も見える。

プリンスホテルを過ぎると、まもなく料金所に到着する。
料金所を過ぎても、万座温泉への上りが相変わらず続き、変わり映えのしない景色が続いていく。



万座温泉 10km。表万座スキー場 2.5km。嬬恋牧場 1km。

万座ハイウェイからの眺望

やがて右にビン気する道が現れる。ここが表万座スキー場の入り口である。
ただ万座ハイウェイからはいくらか離れているため、スキー場を観る事は出来ない。


右に曲がると表万座スキー場

表万座スキー場から万座温泉へは、まだかなりの距離がある。
しかしその間も景色は特筆すべきものはあまりない。

万座ハイウェイも終わりに近づく頃、ようやく万座温泉スキー場が遠くの斜面に見えてくる。


遠くの斜面に見える万座温泉スキー場

万座プリンスホテルを過ぎれば、万座ハイウェイも終点となる。
このまま道路を右に進むと、国道292号線に接続する。


万座温泉側起点

【感想】
私が走行した時はまだ3月であったため、
国道292号線は冬季閉鎖されていて、
万座温泉まで行った私はそのまま折り返すハメになった。
往復2040円は結構な金額であった。

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