鬼怒川有料道路


鬼怒川有料道路料金所

路線名 国道121号線
有料道路区間 塩谷郡藤原町
総延長 1.7km
供用開始日 1992年10月
事業費 不明
料金 普通車  250円
大型車T  400円
大型車U  910円
軽車両等   50円
【歴史】
この道路は、国道121号線の沿線にある鬼怒川温泉をはじめとして、
川治、川俣、湯西川などの温泉、
更に山岳、湖沼等の豊かな自然環境に恵まれていることもあって、
急激に増大した交通需要に対応できず、
各所で慢性的な交通渋滞に悩まされていました。
このため、鬼怒川バイパス(延長7.0km)のうち、
楯岩トンネルを含む延長1.7kmを有料道路として整備することにより、
鬼怒川バイパスの早期完成を図るとともに、鬼怒川地区の交通混雑を解消し、
地域の活性化と均衡のとれた発展に寄与することを目的に建設し、
平成4年10月に供用開始しました。
【現在の状況や問題点など】
今市市から藤原町にかけての国道121号線には、
日光江戸村、ウエスタン村、東部ワールドスクウェア、鬼怒川温泉郷、龍王峡、
川治温泉郷など、人気の観光スポットが並び、
週末には首都圏へ帰る車によって大渋滞を引き起こしていた。
それが今市市内の国道121号の片側2車線化、
国道121号鬼怒川バイパスの供用開始などによって、
付近の道路状況はかなり改善されてきている。
この鬼怒川有料道路の完成によって、鬼怒川バイパスの早期完成が実現し、
存在意義は大きい。
ただわずか1.7kmという距離の割には、普通車で250円という料金は、
少々高い感じがする。この料金の高さでは、よほど旧道が混まない限り、
有料のバイパスを使う車は少ないであろう。
これで予定の交通量があるのか、気になるところではある。

今回は、鬼怒川温泉郷から今市市に向けて走行してみた。
国道121号線を龍王峡から下ると、鬼怒川温泉郷で立岩橋を渡る手前で、
国道121号バイパスの鬼怒川有料道路が分岐する。ここが鬼怒川温泉郷側の起点である。


鬼怒川温泉郷側起点

起点からは、もう有料区間唯一の鬼怒川トンネル(780m)の姿が見える。
トンネルを抜けると下りになり、遠くに料金所を観ることができた。


鬼怒川トンネル

鬼怒川トンネルを抜けたあとの下り

料金所には、公社の建物の横にトイレが併設されていた。


料金所横のトイレ

料金所を過ぎても下りは続き、やがて有料区間は終点を迎える。



終点

【感想】
さすがにわずか1.7kmだと、あっという間に有料区間は終わってしまった。
が、バイパス道路としては申し分なく、非常に走行しやすかった。
ただやはりこれで250円は高い気がするけど。

2005年5月18日公開

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