本町山中有料道路


本町山中有料道路料金所

路線名 主要地方道28号本町山中線
有料道路区間 横須賀市
総延長 2.6km
供用開始日 1992年
事業費 不明
料金 普通車 200円
大型車(I) 300円
大型車(II) 700円
【現在の状況や問題点など】
横浜横須賀道路の横須賀I.Cは、ちょっと市街地から離れているため、
市街地と横須賀I.Cを結ぶ連絡道路が作られた。
それがこの本町山中有料道路であり、この道路によって、
横須賀市街地から横横道路を一層利用しやすくなった。
わずか2.6kmの道路に200円も払うのは、少々高いと感じるが、
やはり市街地に直接行けるという地の利は大きく、
1日1万台を超える交通量がある。
県の道路公社が管理している道路としては、
1日1万台の交通量は結構評価していいのではないかと思えたが、
これでも予想交通量を下回る赤字運営なのだそうだ。
今回どうしてもこの道路の事業費がわからなかったのだが、
距離の割には結構費用がかかっているのかもしれない。

今回は横浜横須賀道路の横須賀I.Cから、横須賀市街地に向けて走行してみた。
横須賀I.Cの料金所を出ると、下道に下りる道路と、本町山中道路に接続する道路とに分岐している。
当然左側の有料道路の方に、車を走らせる。


本町山中有料道路は左へ、下道は右へ。

本町山中有料道路は、片側1車線。センターラインにポールが立っていて、圧迫感があるのはしょうがないか。
下道からの本線に合流すると、間もなくこの道路唯一のトンネル、塚山トンネルに差し掛かる。
塚山トンネルは400m弱。抜けると料金所が見えてくる。


塚山トンネル

料金所を抜けると、半地下構造のような感じで1直線に海に向かって進んでいく。
やがて90度カーブをして、一気に下っていく。


料金所を抜けた後の景色

90度カーブの後、一気に下り坂に

下りきったところで、国道16号線に接続して、有料道路区間は終了する。


本町山中有料道路終点

【感想】
走行してみてわかったのだが、本町側の出入り口は、
まるで首都高のランプのような強引さがある。
新たにインターを作る余裕のない市街地に、
どうしても有料道路の出入り口を作るために、
無理矢理高架から道路を下らせて、16号に接続させている。
そのため高架は非常に目立つが、
インターそのものは結構わかりずらかった。
初めて横須賀に来た人が、この有料道路を探そうとすると、
見つからないかもしれない。

2005年3月2日公開

戻る