東富士五湖道路


東富士五湖道路須走料金所。背後に富士山が見える。

路線名 国道138号線
有料道路区間 山梨県富士吉田市〜静岡県小山町
総延長 18.0km
供用開始日 1986年8月28日 1989年3月29日
事業費 411億円
料金 富士吉田〜山中湖 山中湖〜須走
普通車  520円
大型車  780円
特大車 1890円
軽車両等 通行不可
普通車  520円
大型車  780円
特大車 1890円
軽車両等 通行不可
【歴史】
国道138号線の御殿場〜富士吉田間は、
静岡県と富士五湖を結ぶメインルートであり多くの交通量がありました。
しかも静岡と山梨の県境には籠坂峠があり、交通隘路であったために渋滞を巻き起こし、
新たなバイパス道路の建設が必要とされていました。
そこで中央自動車道富士吉田線河口湖インターと接続する東富士五湖道路の建設が始まり、
まず富士吉田〜山中湖間が1986年に開通し、その2年半後には須走まで延長されました。
この道路の開通によって、国道138号の渋滞解消に役立つと共に、
中央道と東名高速の距離が大きく縮まり、時間短縮にも大きく役立つこととなりました。
【現在の状況や問題点など】
中央道と接続していることからもわかるように、この東富士五湖道路はJHが建設・管理をしている。
現在この東富士五湖道路は、4車線と暫定2車線が交互に現れる半完成状態であるが、
ところどころに遅い車を追いこせる4車線区間があるため、
中央高速とほとんど変わらない感じで走行できるのはいい。
ただ一般有料道路であるため、高速道より料金が割高である。
全線18kmを走行しただけで、1040円もかかってしまう。
しかしそれよりも提言したいのは、この東富士五湖道路を東名まで延伸させるべきだということ。
現在東富士五湖道路は須走I.Cまでしか開通しておらず、
東名高速に乗るには御殿場I.Cまで10kmたらずだが、
一般道を使わないといけない状態にあり、現在もその間はひどい渋滞に悩まされている。
これがもし東富士五湖道路と東名が接続すれば、国道138号の渋滞が劇的に解消するほか、
東名と中央道が繋がるために物流にも大きな変化をおこし、
環状高速として非常に利用価値の高い道路になることだろう。
もちろんただ東名まで延伸させるだけでなく、全線片側2車線にすることが必須であるが。
中部横断自動車道など作る予算があるなら、
そんなものを作らずにこっちを作って欲しいと思うのだが。

今回は、富士吉田I.Cから須走I.Cを目指して走行してみた。
国道139号線から富士吉田I.Cに向かった。
東富士五湖道路はインター番号が中央道から引き継いでいるため、
富士吉田I.Cは「3」となっていて、東富士五湖道路の起点インターという雰囲気はない。
料金所は自動清算機になっていて、ここでは山中湖I.Cまでの520円を払うことになる。


東富士五湖道路富士吉田I.C料金所

中央道から続く本線に合流すると、しばらくは片側2車線であるが、やがて1車線に減少してしまう。
対面通行になると、センターラインにポールが立てられていて気になるが、
路肩は広いので走行にはあまり支障はなさそう。
対面通行でも最高速度は70kmで走行できるので、これも高速となんら変わらない。
道路はほとんど一直線に富士の裾野を貫いている。


富士吉田I.Cから本線へ向かう道路

片側2車線から1車線に減少


センターラインにポールが出現

やがてインター番号「4」、の山中湖I.Cが見えてくる。
このへんで再び片側2車線になって、追い越しが可能になる。


「4」山中湖I.C出口

山中湖I.Cを過ぎると、また片側1車線に減少してしまう。
さらに進むと、もののわずかで山梨県と静岡県の県境にある籠坂トンネルが見えてくる。
籠坂トンネルは長さ2995mと結構長い。


片側2車線区間

籠坂トンネルを抜けて静岡県に入ると、下り坂になって大きく左カーブをして、須走料金所に到着。
ここで山中湖〜須走間の料金520円を支払うことになる。
須走料金所を過ぎると、山中湖方面からの出口専用の須走I.Cに到着する。
須走I.Cのインター番号は「5」。


「5」須走I.C出口

須走I.Cを過ぎても、実はまだ1km弱道路は続いている。
一見するとこのあとも御殿場まで続いていそうな気配であるが、
その期待も虚しく、徐々に下り坂になって、国道138号線が合流してきて有料道路区間は終了する。


須走I.C通過後の景色

【感想】
取材日は天気が良かったため、須走料金所から富士山が奇麗に見えて、
絶好の写真を撮ることができたのだが、それはどうでもいいこと。
最近の地方の高速は暫定的に片側1車線で開通させているが、
実際に走行してみると、それらの高速とほとんど変わらなく走行できた。
このへんはさすがJHといいたい。

戻る