おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第80回 2004年5月16日(日)
久しぶりの巡礼である。
毎週巡礼をしている私が言うのはおかしいと思うだろうが、本当に久しぶりである。
なにしろ前回の巡礼は5月3〜4日。今日は16日なので、12日ぶりである。
こんなに間隔があいたのは初めてじゃないだろうか。
そんなわけで、すっかり木崎湖に関しては浦島太郎状態であった。
5月16日日曜日、午前7時40分出発。今日は雨だった。
前々から、日曜は天気が悪いことは知っていた。
今週は第3週なので土日連休であった。だから普段なら土曜日に巡礼しておくのだが、
「道なページ」の取材も今週末したかったので、天気がいい土曜日を道の取材にあてることにした。
巡礼は、毎週しているので、特に天候はもう気にならなくなっていたからだ。
だから、実際に天気が雨であっても、まったく気にしなかった。
R254内山峠では久しぶりに濃霧に遭遇した。これもなんか嬉しかった。
長野に入っても、雨はいっこうに止む気配がなく、むしろ雨足は強くなっていた。
午前10時10分にあがたの森に到着。松本でも雨は降っていた。
62週連続80回目の聖地巡礼。
さすがに雨であるため、公園に人影はほとんどいなかった。
今日から巡礼の際には、前回のオフ会で使用した「ふーみん」という名札をつけて廻ることにした。
最近は木崎湖などで、私のHPを観てくださっている初対面のファンの方とお会いすることが多いのだが、
私から名前を言わないので、ノートの書きこみを観て私と気付くくらいしか、私に会う方法がなかった。
常々名札を付けようと思っていたので、これでこれからは一発で私とわかるはずだ。
これから「ふーみん」という名札を付けている私を見かけたら、気軽に声をかけてください。
傘をさしながら旧松本高校に向かい、正面の撮影をしようとすると、まだ落語の看板が邪魔であった。
ひととおり中を観てまわった後中庭に向かうと、どこかファンらしき方が一人おられた。
ただあからさまに名札を見せつけるようなことは恥ずかしいので、早々に立ち去ってしまった(意味ないじゃん)。
今日の旧松本高校
城山公園に移動すると、そこは霧に包まれていた。
その幻想的な景色に、雨が降っている今日に巡礼したことを喜んだ。
でも普通こんな日に城山公園に来る人はいない。事実駐車場はガラガラであった。
日曜恒例の松本わんわんクラブも、さすがに今日はいなかった。
幻想的な霧の公園を撮影した後、楓展望台に向かった。
いつものポイントから楓展望台の定点観測をしようとすると、先週よりさらに葉が茂ってしまっていて、
展望台がかなり見えなくなってきていた。
展望台の階段を上がりながら、「そういえば以前展望台に上がったら、霧で何も見えなかったことがあったなぁ」
と独り呟いていたら、ナントあの日の再現のように、本当に霧で何も見えなかった。
これが数ヶ月ぶりに楓展望台を訪れた人なら、大変ガッカリするところだが、
毎週訪れている私などは、むしろなかなか味わえない光景に遭遇できたということで、大変喜んでしまった。
しばしの間、その霧に魅入ってしまった。
霧の城山公園
今日の楓展望台。ほとんど葉っぱで見えません。
楓展望台から木崎湖方面を望むが、霧で何も見えない(笑)
午前11時45分頃に木崎湖に到着した私は、まずは海ノ口駅を目指した。
木崎湖も雨が降っていて、小熊山にも霧がかかっていた。
駅には誰もいなかった。ノートを観ても、日曜のお昼になろうというのに、まだ誰も書きこみがなかった。
昨日の土曜は2ページほど書きこみがあったので、天気のいい昨日に皆巡礼してしまわれたのかも、と思った。
ノートを読んで見ると、GWが終わるとさすがに巡礼者の数は一気に落ちつき、
平日は1日1ページ程度とかなり閑散していた。
私も記帳してホームに出ると、ひとりの男性が木崎湖の絵を描いていた。かなり本格的に。
邪魔をしては悪いので、数枚撮影したのち立ち去ったが、
ホームから観た田んぼには、もう田植えが始まっていた。
今日の海ノ口駅
海ノ口駅のホームから。田んぼは田植えが始まっていた。
お昼なので、腹が減ってきたので移動開始。
木崎湖を半周して木崎湖キャンプ場に行くと、今日はテントがひとつもなかった。
さすがにこの雨ではキャンプ客もいないのか、と思っていたらナントキャンプ場自体が閉まっていた。
駐車場の入り口には鎖がかけられていた。どうやら今日は営業していない模様。
とりあえずみずほ桟橋は観たいので、近くに駐車スペースを見つけ歩いて向かった。
キャンプ場には人っ子ひとりおらず、本当に閑散としていた。
唯一苺桟橋の上で、一人釣りをしている人を見かけただけであった。
みずほ桟橋の定点観測をしたのち、星湖亭に移動することにした。
今日のみずほ桟橋&苺桟橋
閑散とした木崎湖キャンプ場
「おね☆2」13話に登場した事務所
星湖亭に行くと、こちらもあいにくの雨で釣り客も少なそうであった。
駐車場に車を停めて外に出ると、私の名前を呼ぶ声がした。
振り返ると山正旅館の中に、Canalさんの姿を発見。駅の書き込みで宿泊していることは知っていたが、
お昼になってもまだ旅館に居るとは思わなかった。
Canalさんは女将さんが私を呼んでいるので旅館に来てくれとのこと。
女将さんが呼んでいるとあれば、行かないわけにはいかないので、予定を変更して山正旅館へ。
山正旅館に入ってCanalさんとお会いし、中に上がらせてもらった。
話をきくと、やはり昨日はお馴染みのメンバーが7〜8人集まったようで、
皆天気のいい昨日に巡礼を済ませて帰ってしまったとのこと。
Canalさんは今日雨が降っていたので撮影が出来ず、旅館で女将さんと娘さんと談笑していたら、
いつのまにかお昼になっていたそうだ。
そのまま食堂でCanalさんと談笑していると、女将さんがやがて現れ、なんと昼食を出してくださった。
「あ、あのー、女将さんいつもすみません。ありがとうございます。」
女将さんは笑顔で「ゆっくりしてってください」とおっしゃってくださった。
せっかく食事を出してくださったので、Canalさんといただくことにした。
結局山正旅館には、午後1時過ぎまでおじゃましてしまった。
本当に女将さん、ありがとうございました。ごちそうさまでした。
その後2人で星湖亭に移動。
中に入ると4人組くらいのファンとおぼしき方がおられた。
お姉さんにお会いすると、昨日また鉄拳が星湖亭を素顔で訪れたよとおっしゃった。
しっかりまた本も置いていっていた。
さすがに素顔だったので、その時星湖亭に居た客は誰ひとり鉄拳と気付かなかったそうだ。
そりゃそうだ。私だって素顔では気づかないだろう。
さっき山正旅館でお昼をいただいてしまったが、星湖亭でかけうどんをいただくことにし、
注文してノートを観た。
現在星湖亭のノートは、4月末に5冊目のノートにも書きこみが始まっていて、4冊同時進行となっていた。
4冊目はあと数ページで終わるところまでいっていたが、5冊目に書きこみが始まった影響で、
3冊目の進行速度が極端に落ちてほとんど書きこみがなかった。しかもまだかなりページが残っていた。
私はいつものように、もうほとんど見捨てられた1冊目に書きこみをしておいた。
これをご覧の方で、星湖亭のノートの私の書きこみを観たい方は、黒い表紙の1冊目を見てください。
お姉さんとは、そのほかに木崎湖を舞台にしたドラマのことなどで話が弾んだ。
そんなこんなでまったりしていると、いつのまにか雨が止んでいるのに気がついた。
そこでCanalさんと相談して、星湖亭の桟橋でお姉さんと一緒に写真を撮らせてもらおうということになった。
お姉さんは快く承諾してくださった。
桟橋では旦那さんが釣りをしておられたので、4人で記念撮影をさせてもらい、
次ぎにお姉さんと2人で撮らせていただいた。ありがとうございました。
星湖亭の桟橋から
午後3時が近づいたので、星湖亭を後にすることにした。
Canalさんは今撮影したフィルムを現像してお姉さんに渡すため、大町に向かわれた。
私は海ノ口駅に再度行くことにした。
駅に着いてノートを観たが、私のあとたった一人しか書きこみがないではないか。
おいおい。いくらなんでも少な過ぎじゃないか。
雨が止んだので、木崎湖を1枚撮影して、ちょっと小石ベンチでまったりした。
雨が上がった後の木崎湖
午後3時のアルプス体操が流れたので、縁川商店に移動。
女将さんに挨拶すると、今日はまだ一人しか見えていないとのこと。
さすがに既に2食食べていたので、今日は「小石のうどん」は頂けず飲み物を買うだけに留めた。
ノートを観ながらしばしまったりした。
現在縁川商店のノートは、100ごとのキリ番で書きこんだ方に「小石のうどん」を1杯サービスしているのだが、
今日の私の書きこみは177番であった。
「177」といえば天気予報なので、天気予報っぽい書きこみをしておいた。
Canalさんが直に縁川商店に来るのでそのまま待っていたが、予定の4時を廻ったので縁川商店を後にすることにした。
帰る前に三度海ノ口駅に寄ってノートを観たが、その後も書きこみはなく、
結局夕方4時までの海ノ口駅ノートの今日の書きこみは、日曜なのに私を含めたった2人しかいなかった。
本当に今日は木崎湖は寂しく、結局名札はほとんど意味がなかった。