おねてぃ聖地巡礼ツアーレポ
第8回 2003年1月1日(祝・水)

「海ノ口駅で年越しのカウントダウンを迎える。」
年末が近づくと、こんなことを計画し始める方々が現れた。
なるほど、これはとても魅力的だ。私も出きれば参加してみたい、と思った。
しかし、実際にはかなり無理なことだった。
12月29・30日にはコミケに行ってるため、家の大掃除が出来ないので、どうしても31日にしなくちゃならない。
その大掃除が終わった後で、雪道や凍結と戦いながら木崎湖まで行くのはいくらなんでもきつすぎた。
天気予報では、夜から雪が降るといっていたからだった。
まだ事故があったのは、先週のこと。
自分は事故をおこしたくない。だからこれから冬場は無理をしない。そう誓ったのだった。

明けて2003年元旦。
朝起きると、群馬は雪は積もっていなかった。深夜まったく降らなかったようだった。
崩れるといっていた天気は思ったより崩れず、持ちこたえたようだった。
これなら今日、今からでも行けるかも。
そう思った私は、青木湖のカメラで向こうの道路も雪がないことを確認して、
元旦巡礼するために朝11時に木崎湖に向けて出発したのだった。

さすがに正月、道は空いていて、3時間14分であっさり到着することができた。
驚いたことに、木崎湖は快晴だった。最高の元旦巡礼となった。
海ノ口駅にまず行ってノートを観ると、年末年始に大勢の巡礼者が訪れていることがわかった。
気になるカウントダウンだが、5人も集まったことが記されていた。
なにやらガスコンロを持ちこんで、「snow angel」のみずほガラスを再現したようでした。
息を吹きかければまだ文字が見えるかも、と思い吹きかけてみるとやはり文字は現れたのでした。
朝に巡礼した方の書きこみを見ると、初日の出を観られなかったと書いてあったことが驚きだった。
今は快晴なのに、朝は曇っていたのだ。なんともいいタイミングで巡礼できたことを喜んだ。

とりあえず記帳をして、星湖亭へ。
やはり女将さんはいませんでした(あたりまえ)。
横の公園の撮影をした後、みずほ桟橋へ。
雪は一層積もっていましたが、快晴のみずほ桟橋での眺めは最高で、とても気持ちが良かったのだった。
みずほ桟橋でも絶好の景色を撮影し、再度海ノ口駅へ。
陽がふりそそぐ小石ベンチで、まったりとした時間をすごすのだった。
しかし、今日も他の巡礼者とは会うことが出来なかった。
今日は出発が遅かったため、松本に寄らずにこれで家に帰ることにした。