おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第74回 2004年4月3日(土)

地元の群馬では桜が咲いた。しかし見に行こうとはしない。
また見たいとも思わない。
なぜなら、桜は長野で観ようと思っているからだ。
昨年あがたの森や城山公園で観た桜には、感動すら覚えたもので、
今年も同じ想いを味わいたいと思っている。

しかし長野はまだ開花していなだろう。
昨年は4月の第3週末に松本が満開であり、その翌週に木崎湖が咲き始めた。
今年は昨年より開花が早いと思われるが、さすがに2週間も早くは咲かないだろう。
ターゲットは来週と読んでいた。

4月3日土曜日午前8時20分出発。
今日はまずは「道のページ」の取材で、3月27日に開通した新和田トンネル有料道路の延伸部分を走行。
その後岡谷I.Cから長野道に乗って松本I.Cで降りてあがたの森へ。

56週連続74回目の聖地巡礼。
駐車場から旧松本高校を目指して公園内を歩くと、桜はつぼみの状態でまだ咲いていなかった。
しかしいつ咲き出してもおかしくないように見えた。
旧松本高校正面に着き、正面の撮影をしてから中へ。


今日の旧松本高校

そのまま2階にあがり廊下を歩くと、工事前黒板があった教室の扉が開放されているのに気付いた。
覗いてみると、黒板が残っているではないか!
おぉ〜!。この部屋に入るのは、ホント久しぶりである。
その部屋に黒板が残っていたとは嬉しい限りである。
早速中に入らせてもらった。
この教室の黒板は工事前、ファンが「好きだ!」と落書きしては撮影していた思い出の場所だが、
今日は一切落書きはなく、奇麗なままであった。
せっかく工事して奇麗になったので、これからは落書きをしないで奇麗なままでいてほしいと思った。
また、昔はこの教室にファンのノートが置かれていたこともあったが、
残念ながら撤去されてしまったようで、残ってはいなかった。
窓が開いていて、床が一部剥がれていたので、なにやら作業の最中だったのだろうか。


黒板のある教室の扉が開放してある!

入り口から教室内を撮影

奇麗になった例の黒板

教室の窓からの景色

そのまま校舎を観て回って、中庭に出ようとしたら、今までの出入り口が閉鎖されていた。
仕方なく正面まで戻って中庭に行くと、なんと先程の教室からも見えていた、
中庭にある桜が咲いているではないか!。
公園内の桜はまだひとつも咲いているのを観たことがなかったのに、
なんで中庭の桜だけ咲いているの?
つぼみもまだかなり残っていて、5分咲きくらいであったが、今年長野で初めて観る桜に、感動してしまった。
また、ついでに今までの出入り口も撮影しておいた。


唯一咲いていた、旧松本高校中庭の桜

閉鎖されていた、今までの出入り口

城山公園に移動して楓展望台を目指したが、
こちらの桜もつぼみの状態で、少しでも咲いている木は一本もなかった。
しかし公園内には、花見客用の店の設営準備をしている人がおり、開花がまもないことを印象づけた。
今日の松本は、大変に暖かく過ごしやすい気候であった。


今日の城山公園。花見客用の店の設営準備に追われていた。

今日の楓展望台

午後1時過ぎに木崎湖に到着。
松本はあんなに暖かかったのに、大町で7℃。木崎湖は風も強く、さらに寒く感じた。
まず海ノ口駅に行くと、雪はもうほとんどなくなっていた。
「snow angel」の景色は、来冬までおあずけとなっていた。
駅舎に入ってノートを観ると、9日間で24ページも進んでいた。
書きこみを観ていると、小石ベンチがホームに移動したとの記述があり、
ふと顔を上げると、確かに駅舎内にあった場所になかった。
小石ベンチはとりあえずあとにして、今週の書きこみをひととおり読んだ後記帳。
その後ホームにでて、定位置に戻った小石ベンチと対面。
やはり小石ベンチは、ホームにあったほうがしっくりくるものである。


今日の海ノ口駅

ホームに戻った小石ベンチ

今日の小熊山&木崎湖

海ノ口駅を離れた私は、まず木崎湖キャンプ場へ行った。
木崎湖キャンプ場は海ノ口駅とは比べ物にならないほど風が強く、真冬の寒さであった。
「こりゃ、いつ雪が降ってもおかしくないぞ」
そう思えるほど寒かった。
みずほ桟橋に行ってみても、木崎湖の波は高く荒かった。
去年の11月〜12月のような、これから冬が訪れそうな雰囲気があった。


今日のみずほ桟橋

今日の苺桟橋

星湖亭に行ってみると、今日は女将さんや旦那さんがいて、
開店こそしていなかったがおじゃますることができた。
ノートを観ると、先月私が訪れてから4、5人しか書きこみはなかった。
せっかくなので記帳させてもらった。
先週までは公園と道路の境目にわずかに残っていた雪も、完全に溶けてなくなっていた。


星湖亭横の公園

木崎湖を1周して縁川商店に行くと、久しぶりに塾長平八さんとお会いできた。
小石のうどんとおやきを女将さんに注文して談笑していると、み・ら・くるみさんが入ってきた。
さらに、まさやんらしき車が入ってきて、案の定まさやんであった。
結局4人で2時間ほどまったりと、オフ会の話、まりえカレーの話などで盛り上がったのだった。
いつのまにか3時半をまわっていたので、まさやんが帰ることになり、
み・ら・くるみさんと塾長平八さんは山正旅館に向かわれた。
私はその後、清算ついでに女将さんとしばしオフ会のことでしばし立ち話をした。

外に出ると、なんと雪が降っているではないか!。
おいおい。私の車はノーマルタイヤにしてしまったんだぞ。
「いくらなんでも積もらないよな〜」
と呟きながら海ノ口駅へ。
2時間程のあいだに結構ファンが訪れたらしく、1ページ半も進んでいた。
せっかくなので再度記帳をした私は、さらに雪が本降りになっているのを察して帰ることにした。


4月の雪が降る木崎湖

大町市街地を抜けると雪から雨にかわったが、雨はそのまま降り続いた。
三才山を越えて丸子に入ると、空は晴れていて月がでていた。
予想出来たことだが、早く帰ることはなかった。

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