おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第58回 2003年12月14日(日)

今週火曜日朝、青木湖の横を走る国道148号の道路映像を見た私は、
今冬初めての雪景色になっていて、大きな歓喜の声をあげてしまった。
「やった!、ついに『snow angel』だ!」
スタッドレスを1ヶ月以上も前に履き、待ちわびていた積雪だったので、喜びも一入だった。

ところが、その後の情報により、木崎湖には雪は積もっていないことが判明、大きな落胆であった。
その後の青木湖の映像を観ても、日を追うごとに雪は減っていて、ついに巡礼前日の土曜日には、
まったく溶けてしまっていた。わずかな希望もなくなってしまった。

そんなわけで、今週は雪景色は見れそうもなかったが、
今週でついに40週連続巡礼となる今日は、気分はよかった。

今日12月14日の群馬の天気は、快晴であった。
360度空を見渡してもまったく雲が見えないという、これこそまさに快晴であった。
天気は最高だったが、気温はかなり低かった。
R254内山峠で、−4℃。同じくR254三才山トンネル有料道路で、−3℃。とても寒かった。
内山峠を越えたのは朝8時前。三才山はもう朝9時になっていた頃である。
この時刻でまだ−3℃とは。長野でも快晴は続いていて、もう陽射しはあったのだから驚きであった。

松本に入っても、それほど気温はあがっていない感じであった。
朝9時20分、あがたの森公園に到着。
40週連続58回目の聖地巡礼開始である。
先週「松本土建」の幕が移動した旧松本高校だが、さすがに今日は変化は無かった。
それでも今日の旧松本高校を撮影。
中庭に行くと、日陰の部分はまだ霜が残っていて、植木も白っぽくなっていた。


今日の旧松本高校

城山公園に移動して、楓展望台に向かったが、
最近日曜に必ず会っていた松本ワンワンクラブの人達が、今日は姿が見えなかった。
今日の楓展望台は、絶好の撮影日和であろうと思われたが、その予想通りすばらしい眺望であった。
北アルプスの山々にも、ようやくまとまった積雪があったようで、わずかだが白く覆われていた。
その山々が快晴でさらに映えていた。
毎週訪れている楓展望台であるが、これほどの快晴で、白く染まった北アルプスを見られる日はなかなか無い。
展望台はとても寒かったが、それを忘れてしまうほど魅入ってしまった。
また松本市街地の方は、まだ朝靄がかかっていて、これも幻想的であった。



今日の楓展望台

木崎湖には午前11時過ぎに到着。
海ノ口駅に向かい駅舎に入ると、ホームになにやら人だかりが。
そこでは、除雪機の試運転がおこなわれていた。
「って、もう除雪機が置かれるの?」
ふと振り返ると、駅舎内に小石ベンチが退避されているではないか!。
確か前回の冬は、今年の1月になってから退避されなかったっけ?
昨年より雪が全然降っていないのに、積もってないのに、小石ベンチの退避は早いとは!。
とりあえずその写真を撮っておいた。

ホームには、その除雪機の試運転を遠巻きに見守るD-WINGさんとdonさんを見かけた。
舘さん、としみずさん、三ちゃんの3人が既に木崎湖を訪れていることを知っていた私は、その所存を訪ねると、
ちょうど湖の対岸を移動中であった。
小熊山を見上げると、頂上付近は多少白っぽくなっていた。
それでも今日はまだ林道は車で上がれるらしく、パラグライダーをしている人もいたらしかった。
試運転が終わって人だかりがなくなったので、改めて駅舎に入ってノートを観ると、
7日間で7ページ半しか進んでいない。先週よりさらにペースダウンしている。
それでも15冊目のノートに進んでいた。14冊目は1ヶ月以上書き終わるのに要したことになる。
あ、15冊目のノート、撮るの忘れた。


今日の海ノ口駅

ついに除雪機が置かれ、駅舎内に退避されてしまった、小石ベンチ

ノートに記帳をした後、舘さんらの帰りを待っていると、そこにカセッキーさんが入ってきた。
そのまま4人で談笑し、舘さんらは、星湖亭で飯食ってるんじゃないの?とか噂をしていると、
そこにとしみずさんからD-WINGさんに電話が入り、星湖亭でまりえカレーを食べるとのこと。
予感的中。そこで皆で星湖亭に移動することにした。

星湖亭には、舘さん、としみずさん、三ちゃん、のほかに、み・ら・くるみさんの3人グループもおり、
ここで総勢10人のミニオフの様相を呈してきた。
今日も女将さんは暖かく迎えてくださった。
ノートを観ると、今週は書きこみは3件くらいしかなく、寂しかった。
もちろんまりえカレーを大盛りで注文。調理の都合で私とdonさん、カセッキーさんの3人だけ遅かったので、
としみずさんらは一足先に海ノ口駅に戻っていかれたが、
私達が食べているところに、なんとぱらぴょんさんが入ってきてビックリ。
ホントに今日はオフ会なんじゃない?、と思うほど顔見知りばかり集まってしまった。
女将さんは、そんな私達にコーヒーを出してくださりました。ありがとうございます。

カセッキーさんは、このあと用事があるとのことで、星湖亭を出るときにお別れとなってしまった。
みんながいる海ノ口駅に行くことにしたが、その前にみずほ桟橋だけは寄っておきたかったので、
一人木崎湖キャンプ場に立ち寄ることにした。
みずほ桟橋の上は、日陰の部分はまだ凍っていた。もう午後1時をとうに廻っていたというのに。
しかし今日は風がまったくなかった。


今日のみずほ桟橋&苺桟橋

駅に戻ってみんなに合流した。そこにはEDR Miaさんもいるじゃないですか。
が、すぐに全員で縁川商店に移動するため、撮影をするMiaさんとはすぐ別れてしまった。
縁川商店の女将さんは毎週来ている私を気遣って、「ガソリン代が大変なんじゃないの?」と声をかけてくださった。
今日はおやきのほかに、以前買ったとうがらしふりかけと、手焼きせんべいも購入。
み・ら・くるみさんら3人は、途中で帰られたが、残りの8人はそのまま縁川商店でおやきを食べながら談笑タイムに。
さらにそこにまるのさんがやってきて、9人に。
今日もまた2時間ちかくお世話になってしまいました。

3時半を過ぎ、ようやく海ノ口駅に戻ることにした。
と、そこで、今日最大のクライマックスを迎えることとなった。

駅におられたのは、先週海ノ口駅でD-WINGさんをインタビューされたという、信濃毎日新聞の記者さんだった。
ノートをご覧になったり、星湖亭にも取材に訪れていた記者さんは、毎週巡礼している私のことをご存知でおられ、
インタビューをさせてほしいとのこと。
ぎょへ〜!私がインタビューされるの!?
生まれてこの方、新聞記者さんにインタビューされたことなんて初めてである。
断る理由も無いので、快く承諾し、駅舎内でみんなに見つめられながらのインタビューとなった。
記者さんが私に尋ねてきたことは、
「名前」「年齢」「どこから来ているのか」「どの道を使って来るのか」など。
そして記者さんがおそらく私に一番尋ねたかったであろう質問が。
「なぜ毎週木崎湖に来られるのか」
その質問に対して、「木崎湖がきれいだから」と答えると、まわりのみんなから「え〜〜」というブーイングの声が(苦笑)。
いったいどういう答えを期待していたんじゃ。私は嘘はついとらんぞ(笑)。
これでもインタビューされているときは、一応緊張していたんだぞ。
恥ずかしい受け答えできないとおもったし、もしかしたら誌面に載ってしまうかも、と思ったからね。
10分程度であったろうか。恥ずかしいインタビューはなんとか終わった。
果たしてこのインタビューが誌面を飾るかは、お楽しみである。

その後は、小石たんのコスプレをしていたとしみずさんにも若干のインタビューをしていた。
全員の写真を、アニメの構図に合わせて撮りたいという申し出に、
としみずさんがノーパソを使っておね☆2第12話の海ノ口駅のシーンを流して、記者さんの参考にして、
その間私達も鑑賞会に(笑)。
最後にホームに全員立っているところを撮影されて、記者さんは海ノ口駅を後にしていった。

その後は全員で、その余韻に浸っていた。
なんか変な雰囲気であった(笑)。
としみずさんは、このあと小石トンネルを探しにいかれるとのことで、
その候補のトンネルを訊いたところ、その辺の地理に詳しいdonさんが小石トンネルに合ってそうか指摘してくれた。
どうもどれも違っていそうだった。
それでもまだジャスコ白馬店に行ったことのないとしみずさんは、それを観にこれから白馬に行かれるとのことで、
ついでにdonさんの紹介でおねてぃに出てきたスケートリンクを探しに行くことになり、午後5時に解散となった。
私は付き合っても良かったが、今日は早めに家に帰ることにし、駅でお別れとなった。

記事が新聞に載るのは、来週だそうである。しかも朝刊とのこと。
果たしてどのような記事になるのか、今から楽しみである。

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