おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第57回 2003年12月7日(日)
今週は12月第1週なので、土日と連休である。
いつもなら土曜日に巡礼しているのだが、昨日親父の仕事を手伝って出張に同行したため、
12月7日の日曜日に巡礼することになった。
巡礼に行く前、ネットで大町の天気を調べると、今日の夜かなり冷え込むことがわかった。
氷点下にまで下がるらしいが、天気は晴れと出ていたので、今日は雪は降らないか、と思っていた。
それより、昨日の夜は気温が高かった。
12月に入ったというのに、深夜でも10℃近くあったろうか。
その影響からだろう。朝7時に家を出発して、晴れたいい天気の下、R254内山峠まで走らせても、
峠の上でも7℃あり、やはり今日は雪がふりそうには思えなかった。
朝9時半に、松本のあがたの森公園に到着。
松本は群馬以上に快晴で、少々冷えてはいたが絶好の巡礼日和であった。
39週連続57回目の聖地巡礼。
早速旧松本高校正面に向かうと、いつもと風景が違った。な、なんと、
「松本土建」
の幕が、左側に移動していたのだ。
まだ青いシートで覆われた小屋などがあり、アニメと完全にそっくりとはいかないが、
それでもほとんどの巡礼者にとって邪魔であった幕がなくなったのには、思わず小躍りしてしまった。
こりゃ、今日のTOP画像かな?、と思いながら撮影。
ついでに横に移動した幕も撮影しておいた。
「松本土建」の幕が、ついに横に移動していた旧松本高校
中庭に行こうとすると、新設されていた外階段が、校舎と同じ色に塗りなおされているのも発見した。
なるほど、これなら色が同じなため目立たない。雰囲気が良くなったなぁ。
さらに、現在工事中の校舎の中庭側が、先週まで柵に覆われていたのが、撤去されていた。
今日はいきなりレポのネタが多く、嬉しかった。
柵が撤去された校舎と、塗りなおされた外階段
城山公園に移動した私は、楓展望台に向かった。
先週はひどい霧でなにも見えなかったが、今日の松本は快晴であり眺望が良かった。
しかし、上に登ると風は台風並にすごく、とてつもなく寒かった。
北アルプス方面の撮影を済ませると、もう寒くて我慢できなかった。
先週は、こんな霧の中展望台に登るの俺だけだな、と思ったものだが、
今日は、こんな風が強く寒い日に登るのも俺だけだな、と思ってしまった。
快晴の楓展望台
午前11時ちょっと過ぎに木崎湖に到着した私は、信濃木崎、稲尾両駅を久々に訪れた。
久々に、信濃木崎駅の撮影もしておいた。
今日の信濃木崎駅
今日の木崎湖は、松本より雲はあったものの、太陽は出ていた。
それでも、土手沿いの道を走っていた頃は10℃あった気温は、5℃にまで下がっていて、かなり寒かった。
気になるのは、白馬方面の空が、いかにも雪雲らしいものに覆われていたこと。
それでも、まだこの時は、夕方の天気の激変を、予想できなかった。
海ノ口駅に到着した私は、瑞紀さんとHORIさんとお会いすることができた。
なんでも早朝小熊山に登ったそうで、その時上は雪が降っていてうっすら積もったとのこと。
その後の天気によって溶けてしまったが、その時の画像を見せてもらった。
ノートを見ると、7日間で10ページ進んでいた。ペースは先週とまったく同じであった。
書きこみを見ると、昨日D-WINGさんが海ノ口駅で、信濃毎日新聞の取材を受けたことが書いてあった。
なに!?。また海ノ口駅でのおねてぃ&おね☆2ファンことが新聞に載るのか?。
となると、D-WINGさんのコメントが載るかも?。それは羨ましい。その場に居たかったなぁ。
私もその後記帳し、「松本土建」の幕のことをしっかり書いておいた。
お二人は、今日は早くあがるらしく、私と別れて帰っていった。
私も、今日開いているかどうかわからないが、一応星湖亭に行ってみようと思い、海ノ口駅を去った。
今日午前11時過ぎの海ノ口駅。まだ日が差し込んでいた。
星湖亭に着くと、店は開いていた。
中に入って女将さんに挨拶すると、そこに先ほど駅で別れたはずの瑞紀さんとHORIさんがいた。
せっかくなので3人でノートを見ると、12月に入っても1日1人くらいの割合で巡礼者の書きこみがあった。
皆さんまりえカレーを食されたようなので、女将さんに
「さすがにカレーは食べられないですよね?」
と尋ねると、なんと食べられるとのこと。その好意に甘えることにし、3人でまりえカレーをいただいた。
先週で今年最後のまりえカレーと思っていたので、今日食べることができて、本当に嬉しかった。
女将さん、ありがとうございます。
まりえカレーをいただいた後、女将さんはこんなことを話してくださった。
すぐ近くのアルペンハイム山正旅館の娘さんが、宿泊された巡礼者に感化されたのか、
おね☆2のファンになってしまい、星湖亭に寄贈されて祭壇に並んでいたビデオを、全話借りていったそうな。
なんと!?、これはまたすごいニュースですね。
山正旅館といったら、先ほどノートが置かれた旅館ではないですか。
これでますます山正旅館は巡礼者専用旅館になりそうな予感(笑)。
星湖亭でまったりしていると、瑞紀さんが窓の外をみて、雪が降っていると呟いた。
目を凝らしてみると、確かに小雪がちらついているではないか!。
木崎湖で今冬の雪を見るのは初めてだったので、感激だった。
ただ、松本方面は青空がでているようで、日はまだ差し込んでいた。
いつのまにか、白馬方面から雪雲が木崎湖を覆いはじめていた。
星湖亭に入る前に撮影した、桟橋に上げられていたボート。まだ青空が・・・
星湖亭を出て、お二人と今度こそ別れた私は、みずほ桟橋に向かった。
木崎湖キャンプ場は、今日も誰もいなかった。
いつものように他の場所より寒いみずほ桟橋ではあったが、風はまだおだやかなほうだった。
みずほ桟橋の定点観測を済ませた私は、苺桟橋にも上がって撮影した。
今日午後1時頃のみずほ桟橋。星湖亭にいた間に雲が・・・
その後私は縁川商店へ。おやきを買うために立ち寄ったのだが、
女将さんが私がおやきを頼んでいる間に、
「もしかして、ふーみんさんという方ですか?」と質問されてきてビックリ!。
あ、あのー、私女将さんに自己紹介したことなかったのですが。なんで知ってるんですか!?。
ま、確かに毎週立ち寄っているので、顔は覚えられていましたが、まさか名前までご存知だったとは。
そんなことに恐縮していると、おやきと一緒におつけものとお茶まで出してくださった。
ありがとうございます。
せっかくなので、おいしくいただいていると、そこでまるのさんが入ってきた。
まるのさんもおやきを頼んで、2人でまったりしていると、さらにぱとりっくさんが。
ぱとりっくさんといえば、あの縁川商店のゴム印を寄贈された方じゃないですか。
しかも今日は早くも、番地を間違えてしまった先週のゴム印に気づいて、
縁川商店ゴム印Ver2.0を持参してきていた。早っ!。これには女将さんも驚いた。
せっかくなので、そのゴム印を撮影させてもらった。
その後3人でまったりしていると、女将さんはさらに漬物をだしてきてくださり、
さらにカセッキーさんも入ってきて、なんだかずいぶんと居座ってしまった。
そろそろ駅に移動しようかと思っていたら、女将さんはさらにリンゴまでむいてくださった。
女将さんにはいろいろいただいてばっかりです。ホントありがとうございます。
とどめはD-WINGさんの登場。やった、2ヶ月ぶりくらいにD-WINGさんに逢えた。
すぐ木崎湖を後にしなければならないそうで、時間的には短かったが、嬉しかった。
結局2時間近くお邪魔した縁川商店を、午後3時頃にやっと出て、そこでD-WINGさんとはお別れ。
4人で海ノ口駅に移動したが、ぱとりっくさんもまもなく帰っていかれた。
3人で海ノ口駅でまったりしていると、その間にも雪はちょっとづつ本格的に降るようになってきた。
縁川商店のゴム印(番地が見えないように、あえてぼかしました)
雪が画像に映るくらいに本降りになってきたので、外にでて駅舎の撮影を開始。
さらにホームに出て小熊山の撮影もしておいた。
小雪がちらつく、午後4時前の海ノ口駅
その後は、小熊山にもやが一気に立ち込めてきて、空はかなり暗くなってきた。
先ほどまで見えていたパラグライダー場は、ものの10分程で完全に見えなくなってしまった。
雪もさらに降りが強くなり、いよいよ積もりそうな雰囲気になってきた。
しかしもっと驚いたのは、これだけ悪天候になっていながら、松本方面は晴れていたことだ。
大町市街地でも雪は降っていないのではなかろうか、そう思えた。
上段左が午後4時前、上段右が午後4時、下段がさらに5分後。
あっという間にもやで覆われてしまった小熊山。
松本方面は、晴れていた
これならみずほ桟橋に行けば、けっこう幻想的な写真が撮れるのではないかと思い、
3人でみずほ桟橋に移動することにした。
すると思った通り、もやが湖まで下がってきて、海ノ口あたりが何も見えなかった。
早速先ほどのように定点観測をしておいた。なかなか幻想的であり、感動してしまった。
午後4時20分頃、何も見えないみずほ桟橋
ところが、三度海ノ口駅に戻る最中に、雪は一気に小降りになると、
駅に着く頃には湖にかかっていたもやが一気になくなってしまっていた。
なんだったのだ、さっきのは!?。
だが、もやがはれて再び見えるようなった小熊山には、もううっすら雪が積もっていた。
あのもやがかかっていた間に、一気に雪が降ったのだろうか。山の天気は変わりやすいというが、
これほど短い間での変化というのは、初めて観るものであった。
まるのさんが乗る電車が来る頃には、また雪が強く降ってきて、
白くなった小熊山と、その雪を一緒に写真におさめることができた。
小雪が舞う午後4時40分頃。もやが晴れたあとには、小熊山は一気に白くなっていた。
線路脇の草には、うっすら雪が積もりはじめていた
午後5時になったので、カセッキーさんとお別れして木崎湖を後にした。
木崎湖を出たとこでも、気温は1℃とかなり低かったが、予想通り雪は市街地ではほとんど降っていなかった。
土手沿いの道を走る頃は、もう空は暗くなっていたが、満月がはっきり見え、星まで輝いていた。
その後も空は晴れたままで、雪が降っていたのは木崎湖方面だけだった。
せっかくスタッドレスが活躍するかと思われたが、今日はまだ意味がなかった。
来週には、雪が積もっているであろうか。
いよいよ毎週巡礼も、次回で40週連続に達する。その時を雪景色で迎えたいものだ。