おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第56回 2003年11月30日(日)

11月いっぱいで、今年の星湖亭の営業が終了する、との情報が入った。
昨年もそうだたから、前から予想していたことだったが、
4月から食べてきたまりえカレーが、来年4月まで食べられなくなるのは、ちょっとさびしい。
今日が食いおさめになりそうである。

朝7時に家を出発。群馬は大雨だった。
雨雲も真っ黒であり、ちょっとやそっとではやみそうになかった。
今日も2区間だけ高速に乗ったが、スタッドレスの雨中走行がすべりやすいことを身をもって知った。
こりゃすべるね。ハンドルとられそうになるよ。

内山峠にさしかかっても、雨はやまなかったが、気温は高かった。
長野に入ったところで11℃。峠で11℃とはこの時期にしてはかなり高い。
先週0℃だったことを考えると、ちょっと高すぎる。

佐久市街地にまで下りると、雨雲は若干白っぽくなった。
松本方向はさらに雲は白そうで、もしかしたら雨が降っていないかも、と期待させた。
その予感通り、雨は徐々に小雨になっていった。
しかし三才山を越えて松本市街地にまで着くと、ものすごい霧がお出迎えしてくれた。
なんで峠より松本のほうが霧があるの?。これは何も見えないよ。

朝9時半にあがたの森公園に到着。霧はあったが、雨は降っておらず、なんとか雨中巡礼は免れた。
38週連続56回目の聖地巡礼。
早速旧松本高校正面に向かい、今日の撮影を済ませた。
校舎を見ると、新たに建設された外階段から2階に入る扉が、完成しているのを発見。
早速撮影しておいた。
講堂は今日もイベントで入れなかった。


今日の旧松本高校

完成していた外階段の扉

城山公園に移動して、楓展望台に向かった。
こちらのほうが霧すごくて、楓展望台も霧に包まれていた。
ちょっと幻想的だったので、展望台の全体写真を撮っておいた。
展望台に登ったら、ホントにホントにホントに何にも見えなくて、思わず笑ってしまった。
久しぶりに巡礼した人なら、がっかりしそうなほどの霧であるが、
毎週来ている私には、「逆にレポのネタになった」、と喜んでしまうほど何にも見えなかった。
記念に2方向の写真を撮っておいた。
こんな日にココに来るなんて俺くらいだな、と思ってしまった。


霧のなかの楓展望台

ほらね、霧で何にも見えないでしょ(笑)

霧の松本を後にして、一路木崎湖を目指したが、
ここんとこいつも川沿いの道路を通っていたので、今日は池田町のほうの県道を久しぶりに走っていった。
木崎湖に11時頃到着した私は、真っ先に海ノ口駅を目指した。
木崎湖は霧には包まれていなかったが、小熊山の頂上付近は霧で包まれていた。
この時間なら海ノ口駅に舘さんがいるかな、と思っていたら、まさに予想通り。
しかし舘さん以外には巡礼者はいなかった。
挨拶をすませてノートを観ると、今日はまだ舘さんしか書き込みがなく驚いてしまった。
1週間でも10ページ半しか進んでいなかった。今週は月曜も祝日だったことを考えると、かなり少ない。
ノートを観ていくと、星湖亭は今月いっぱいで休業するだけでなく、お昼時までの営業になっているとのことで、
15時頃訪れたらもう閉まっていた、との書きこみを発見。
それなら海ノ口駅で長居できないね、と舘さんと話しあっていた。
また、旧松本高校正面の「松本土建」の幕が、来年3月で下ろされるとの情報も書かれてあった。ホント?
とにかく今年最後になるかもしれないまりえカレーを食べるため、自分も記帳したのち、
舘さんを乗せて星湖亭に向かった。


今日の海ノ口駅

星湖亭では、いつものように暖かく女将さんが迎えてくださった。
ノートに記帳したのち、舘さんとまりえカレーを注文。
すると旦那さんが、つい30分ほど前まで、鉄拳さんが素顔で来ていた、とおっしゃった。
「えっ、今日来ていたのですか?」
旦那さんに質問すると、1冊の鉄拳の本を差し出した。この本を置いていったとのこと。
早速開いてみると、確かに今日の日付が入ったサインがしてある。
「くぅ〜、もうちょっと早く来ていれば、逢えたのか!。」
このへんにまだ居ないかな、と呟いたら、「素顔じゃわからないですよ」との舘さんのつっこみ。
そりゃそうだ。残念。

12月以降も、女将さんが店にいらっしゃればおじゃまできるので、
もしかしたらカレーくらいなら食べられるかもしれないかな?。
という期待もあるが、とりあえず正規の営業期間最後のまりえカレーをじっくり味わっていただいた。
また女将さんはコーヒーまでご馳走してくださった。ありがとうございます。

女将さんに挨拶をして星湖亭を出た私と舘さんは、みずほ桟橋に向かった。
日曜なのに、キャンプ場は車一台停まっていなかった。風が少々出てきたようで、まさに冬の雰囲気であった。
車を降りて桟橋を観ると、なんと苺桟橋にカモが休んでいるではないか。
これは撮っておかないと。カモに気づかれないように、出来る限り近づいて撮影。
でも最後は気づかれて全羽飛び立ってしまった。
今日もみずほ桟橋の定点観測をした後、苺桟橋に向かったが、水量が増しているようで苺桟橋に上がれない。
先週まで足場になった丸太が、パレットの上に移動していたからだ。
寒かったので、無理に苺桟橋に上がるのはやめた。


星湖亭横の公園から

苺桟橋の上で休んでいたカモ

今日のみずほ桟橋

その後、舘さんの要望で対岸の朽ちかけた桟橋に行くことになった。
ついでに神社も御参り。
朽ちかけた桟橋に行くまでの道のりは、雨上がりということもあってかなりの難儀であった。
水がかなりたまっていて、それを避けながら進まなくてはならなかった。
それでもなんとかたどりついて、1枚撮影。
その後空き缶や釣り糸などゴミが目立ったので、2人でゴミ拾いに専念。
ビニール袋を持ってこなかったことを後悔した。


自身3度目の朽ちかけた桟橋

海ノ口駅に戻った私と舘さんであったが、誰もいなかったのですぐ縁川商店に移動した。
おやきを食べるためである。
早速注文すると、おやきを包んだ袋を女将さんが私達に見せてくれた。
そこには、なんと「縁川商店」のゴム印が押してあるではないか!。
なんと昨日の巡礼者がこのゴム印を寄贈して下さったそうで、何に使おうか悩んだ末、
おやきの袋に使うことを決めたとのこと。
だが今日はまだ巡礼者が見えていなかったので、私達がその第1号になった。
なかなかよくできた印であるが、女将さん曰く「番地が違っていた」。
なんと一桁少なかったのである。そこで女将さんがペンで一桁足していた(笑)。
ここでおやきを食べていくと伝えると、なんとコーヒーとりんごをご馳走してくださった。
なんか今日はもらってばっかである。ありがとうございます。
ありがたく頂戴して、店内でまったりと過ごした。

おやきを食べ終わったので、三度海ノ口駅に向かった。
舘さんは15時47分の電車で帰られるとのことなので、それまでまったり談笑となった。
そのあいだにD-WINGさんが見えないかな、と話していたが結局逢うことは出来なかった。
舘さんを見送った私は、16時半まで海ノ口駅でそのまままったりして、帰ることにした。
いつもならもうちょっと居るのだが、今日はフラッシュの集計もしなくてはいけないので、早めに帰ることにした。

いよいよ来週は12月。
果たして雪はいつ積もるのかな。

戻る