おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第40回 2003年8月30日(土)

ついに今日の巡礼で、通算40回目。
そして25週連続巡礼。来週巡礼すれば、毎週巡礼も半年を迎える。

今日は、朝7時40分頃に家を出発。
昨日までの暑さが嘘のように、今日は曇っていて過ごしやすい気候だった。
R254内山峠でも気温は23℃。クーラーはまったくいらなかった。

10時40分頃、あがたの森公園に到着。
今日も旧松本高校正面は、変わりはなかった。ここはもう工事が終了したようだった。
工事は、今まであがたの森図書館があった部分の校舎に移り、足場も作られていた。
図書館の移動は、9月2日の開館に合わせて既に完了しており、
今まで工事していた部分の校舎の1階すべての部屋に本が並んでいるのが、外から見えた。


工事箇所が移った、旧松本高校校舎

今日は講堂には入れなかった。
校舎に入らせてもらうと、今まで工事していた部分に変化があり、
1階の廊下は、図書館の開館である9月2日まで入れないようだが、
2階の廊下は、先週あった柵が除かれていて、自由に入ることができるようになっていた。
ただ、部屋の扉には鍵がかかっていて、一切入ることはできなかった。
正直ホッとしていた。
もしこれで部屋にも自由に入ることができれば、巡礼者がほとんど訪れてしまうであろう。
そんなことになれば、せっかく綺麗になった校舎に何されるかわかったものではない。
ここはこのまま、部屋を使用する時以外は鍵をかけておいたほうがいいであろう。
せっかくなので、廊下の一番奥からの写真を撮らせてもらった。


工事が終了した2階の廊下

城山公園に移動し、楓展望台に登ると、ノートは健在であった。
先週の自分の書きこみから、20ページ以上もすすんでいたが、
一般客の普通の書きこみだけでなく、落書きに近いものまで多数あり、
巡礼者の書きこみだけだと、5〜6ページ程という印象であった。
また、一部分ページを破かれた後があり、そこに巡礼者の書きこみがあったのか気になった。
ノートが無くならなくて、本当によかった。
私も記帳したのち、今週分の書きこみのなかから巡礼者の書きこみがあるページだけ抽出してデジカメに保存。
そののち展望台を降りると、先ほどのノートを破いたページと思われる残骸を、紙ヒコーキで発見。
やはりイタズラであった。さっそくその紙ヒコーキを広げてみると、
おねてぃにはまったく関係無い一般客の落書きであることがわかり、ホッとした。
これなら海ノ口駅に持っていくこともないので、これは処分しておいた。

お昼をまわって木崎湖に到着した私は、まず信濃木崎駅に向かった。
すると駅舎に巡礼者の姿が。ノートに書きこみをしている最中だったため、順番をまってからノートを見ると、
6日間で10ページ進んでいた。いつものペースであった。
早速記帳してこちらもデジカメに保存。
ノートの書き込みには、プリッチの箱を寄贈したかたがいたようで、まりえの人形がそのなかに入っていた。
私が書きこみをしていた最中にも新たな巡礼者が訪れてきて、総勢6人ほどになっていた。


信濃木崎駅舎内

稲尾駅に移動すると、こちらも5人ほどの巡礼者がすでにいたが、
すぐきた上りの電車に乗り込んでしまった。電車で木崎湖にきたようだった。
稲尾駅のノートも健在だった。ただ今週の書きこみは、6日間で5ページ。これは少ない。どうしたことか。
巡礼者のペースがひとくぎりついたのだろうか。
ここ2週間ほどものすごい数の巡礼者が訪れていたので、この書きこみの少なさにはかなりホッとした。
果たして海ノ口駅のほうはどうなっているのか。気になった。

デジカメに保存したのち、海ノ口駅にようやく到着。
駅舎に入ってまずしたのは、7冊目のノートの所在だった。
先週私が訪れたあと、7冊目のノートがなくなったとの報がはいり、ガッカリしたのだが、
自分で確かめてみると、なるほど本当に7冊目のノートだけ無くなっていた。
ほかの過去ノートは無事であった。
なぜ7冊目のノートだけなくなったのか、私にはわからなかった。
なぜなら声優さんの書きこみは、その前に盗まれてしまっていて、
デジカメ画像での声優さんの書きこみには、なんの値打ちもないと思われたからだ。
もし持ち去ったかたは、すぐに返してほしいものです。

ノートを見ると、私は驚いた。
今週の書きこみは、6日間で17ページしかなかった。1日に換算すると3ページほど。
ここ2週間ほど1日5ページ程度のハイペースで書きこみがされていたのを考えると、かなりのペースダウンであった。
やはり夏休みが終わりに近づき、いやもう始まっている学校もあるだろうか。
さすがにピークは峠を越えたようであった。これで9月に入ればさらに減るのだろうか。
正直巡礼者の数があまりに多過ぎると思っていたので、とにかくホッとしたのだった。
ただ、書きこみを読むと、7冊目のノートのほかに下敷きも無くなっていたことがわかり、
巡礼者の数が減ってはきたが、治安は良くなっていないのが、残念だった。


今日の海ノ口駅

湖を1周してみずほ桟橋へ。
木崎湖キャンプ場は、先週まで観られた多過ぎるほどのキャンプ客のテントが、ほとんど見当たらなかった。
わずかに端のほうに2、3あっただけで、なんかたった1週間で秋が訪れてしまったかのような閑散ぶりで、
あの喧騒が嘘のように静まり返っていた。
早速みずほ桟橋の定点観測を行い、さらに2、3カット撮影をした。
桟橋に上ってみると、いつのまにか今年のシーズン初めに補強した部分の板がどこだったかわからなくなるほど、
板の色が他の部分と同じになってしまっていた。


今日のみずほ桟橋

すっかりキャンプ客がいなくなってしまったみずほ桟橋&苺桟橋付近

星湖亭にようやく到着。
早速中に入ってお姉さんに挨拶すると、なにやらお話があるとのこと。
来月9月23日にオフ会があるのを既にお姉さんはご存知でいらしたのですが、
なんとその23日に星湖亭で釣りの大会を開くことになってしまったそうで、総勢100人近くの釣り客が集まるとのこと。
そこで、私達おねてぃファンが先に予約していたので申し訳ないのですが、
その日だけは星湖亭を訪れるのは遠慮していただきたい、とおっしゃられた。
さすがに星湖亭さんの仕事の邪魔をするわけにはいかないので、
オフ会の幹事でもないのですが、「わかりました。」と返事をしたのだった。
21日や22日は訪れてもかまわないそうなので、オフ会で訪れるとしたらそのどちらかにしたいと思った。

お姉さんに巡礼者の数を尋ねると、さすがに今週は今までに比べて少なくなったとおっしゃった。
平日ともなるとかなりの減少だそうで、実際ノートの書きこみも10ページ程度に減っていた(それでも多いが)。
また昨日訪れた巡礼者とともにボートで湖の反対側まで行って、
第5話に出てきた朽ちかけた桟橋を見てこられたとのことだった。
私もどこかにあるのではないかと思っていたので、その有力情報に刺激されて私もその場所へ行ってみたいと思った。

星湖亭を後にした私は、早速海の口に移動してその朽ちかけた桟橋を探すことにした。
早速一番近い湖岸まで行き、そこから藪のなかを分け入って湖岸のコンクリートの上をひたすら進んで行った。
とにかくどこにあるのかわからないので、この辺一帯をくまなく探すしかない。
しかし湖にも藪が生い茂っていたりして、なかなか探索ははかどらなかった。
そのうち2、3の水路を越えてさらに探索していた時、遠くにその桟橋らしきものが飛びこんできた。
あれか!?。
どうやらそんな感じだった。だがまだここからかなり距離があったうえ、藪が邪魔をして直線ではとても行けなかった。


真ん中にわずかに映っているのが、目指す桟橋か?

とにかく真偽を確かめなければならない。
私は一旦湖岸から遠ざかり、かなり大回りして目指すポイントに近づこうとした。
だが一旦湖岸を離れると、なかなか再び湖岸に辿りつけなかった。
ぬかるみに足を踏み入れないように慎重に叢を歩き続け、ようやく湖岸に再び辿りついた。
だが、そこは行き過ぎだった。もう少し戻った岬のようなとこだろう、と予測し、その勘を頼りに林の中へ入った。
幸いにも小路があったので、それを頼りにしたが、いきなり林の中で小川にぶつかり立ち往生。
しかし小川を横に進むと、細い丸太が架けられているのを発見。
慎重にその丸太に足をかけて渡ることに成功、さらに林の中を分け入って進むと、
目の前に念願の朽ちかけた桟橋が飛びこんできた。勘は当たっていたのだった。
久々に新しい巡礼スポットを見つけた喜びと、さっきの苦労が報われた喜びが重なって、かなりの感動だった。


第5話と第6話に登場した、朽ちかけた桟橋

さっそく数枚の写真を撮影、使命は達成された。
ここまでの道のりを振り帰ってみると、どうやら国道側から探索したのはかなりの間違いのようであった。
西海ノ口側からのほうが、すぐにここに来ることができるのが、帰り道に通って見てわかった。
ただ今日は草が濡れていなかったため、運動靴でもなんとかなったが、
これで雨あがりともなれば、地面はかなりぬかるむのが予想され、ズボンもかなり濡れてしまうであろう。
もしこれを読んで行こうと思った方は、長靴や着替えを持参したほうが賢明かも。小川に落ちる可能性もあるしね。

海ノ口駅に戻った私は、再び記帳したのち夕方4時前に木崎湖を後にした。
とにかく今日は桟橋を発見できただけでも大収穫であった。
さて来週はいよいよ毎週巡礼が半年を迎える記念すべき週です。

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