おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアー
&ふ〜みんの里探訪レポ
第39回 2003年8月24日(日)

10日ぶりの巡礼となった。
学生が夏休みに入り、「おね☆2」の放送が始まったため、以前とは比べ物にならない数の巡礼者が訪れるようになった。
そのうえお盆休みに入ったため、社会人も休みになり、巡礼者はさらに増加。
前回の巡礼はお盆休み真っ只中、したがって10日間のなかには残りのお盆休み3日間も含まれ、
おまけに木崎湖花火大会も開催されるので、おそらく巡礼者の数は衰えないであろう。
果たしてノートの書きこみはどれほど進んでいるのか。想像できなかった。

朝6時12分出発。昨日までものすごい暑さだったのに、今日は曇っていて暑くなかった。
なんで休みの日に涼しいのだ!。と、つい思ってしまった。
内山峠につくと、霧がまったくなかった。この前も霧がなかった時があったが、
その時は、トンネルのさらに上にはかすかに霧が残っていたのだが、今日はまったくなかった。
こんな日は夏になって初めてだった。
長野に入った時は20℃だったが、ようやく徐々にいい天気になっていき、松本に入る頃には30℃に達していた。

あがたの森に朝9時前に到着。24週連続39回目の聖地巡礼ツアー。
旧松本高校正面に行ったが、先週とさして変わりはなかった。
そこで第5話の構図で講堂の外観を撮影した。今日は講堂の中には入ることはできなかった。


今日の講堂

校舎の中に入ると、今工事中の校舎に入れないように覆っていた壁が取り払われ、
立入禁止の柵が代わりに置かれていた。
そこで1階と2階の廊下をそれぞれ撮影させてもらった。
また図書館は現在休館中になっていて、中庭から見るとどうやら工事前に応接室や事務室に使われていた、
1階の部屋に移動している最中のようであった。
9月になると今工事中の部分の校舎に入れるようになるため、ここで図書館が開館されるのだろう。
果たして黒板のあった2−4はどうなっているのか。今日はまだ確認がとれなかった。


左:1階の廊下  右:2階の廊下

城山公園に移動して楓展望台に登ると、やはり新しい8冊目のノートが寄贈されていた。
書きこみの日付を観ると、どうやら8月19日に設置されたようであった。
今日までに7ページ既に書きこまれていた。また今度はケースにヒモでペンがくくりつけられていて、
これなら無くならないだろうと思った。
とりあえず書きこみをしたあと、今回もデジカメで書きこみを保存しておくことにした。
今日の楓展望台は、いい天気になったにもかかわらず、北アルプスの山々はまったく見えず、残念であった。


楓展望台ノート8冊目

ノートのケース

10時50分に木崎湖に到着した私は、いつものコースで信濃木崎駅に向かった。
ノートは無事だった。稲尾駅のノートが無くなってしまったという情報を得ていたので、
こちらはどうなのか気が気でなかったが、意外といっては失礼だが被害にあっていなかった。
しかも今日はノートがケースに入れられているではないか。
誰がケースを寄贈してくれたのか書きこみを観てみると、地元民のまさやんが海ノ口駅の使われていないケースを、
こちらに移動してくれたようであった。
書きこみは10日間で18ページ進んでいた。ここでこれだけ進んでいるのなら海ノ口は50ページくらいかな?。
と予測してみた。

稲尾駅に移動し駅舎を覗いてみると、情報とおり1冊目のノートは無くなり、代わりに2冊目のノートが寄贈されていた。
設置日は8月18日のようであった。
書きこみは、6日間で10ページ。信濃木崎とペースはほぼ同じであった。


稲尾駅ノート2冊目

ケースに入った状態のノート

11時20分に海ノ口駅に到着。
早速ノートを観ると、な、なんともう10冊目に突入していたのだった!。
その書きこみの量は、10日間で58ページ!。
したがって9冊目のノートは、毎週巡礼している私ですら、たった1回しか書きこみしなかったことになる。
9冊目のノートはたった12日間でいっぱいになってしまったのだから、無理もない。
驚くのは、お盆休みが終わって社会人が仕事が始まっても、ペースが衰えていないことである。
すごすぎるとしか言いようが無い。このペースでは10冊目のノートも今月中にいっぱいになってしまうのではないか?。
祭壇には、また新しく寄贈されたものがあった。フィギュア、おね水など。
さすがに60ページ近くあると、読むのにかなりの時間がかかったが、それでもなんとか読み終えた。
いまだに初巡礼の方も多くて、それが驚きであった。


今日の海ノ口駅の祭壇

海ノ口駅ノート9冊目&10冊目

湖を1周してみずほ桟橋に行くと、今日もたくさんの家族連れのキャンプ客で賑わっていた。
30℃を越す暑さのため、かなりの客が湖に入って泳いでいて、気持ちよさそうであった。
そのキャンプ客を尻目に、いつもの定点観測を行った。
幸い桟橋にはキャンプ客はまったくいなかったため、他の巡礼者の撮影を待ってから、
ゆっくり定点観測をしたのだった。


苺桟橋&みずほ桟橋からの今日の眺め

12時をまわったあたりで星湖亭に到着。
中に入ると、お姉さんと早速お会いすることができた。
お姉さんは私に渡すものがあるといって、ジャイアントポッチーとプリッチをくださった。
それは花火大会をここで観たdonさんからのおすそわけであった。
ありがたく頂戴して、ノートを観ると18ページ進んでいた。
お姉さんの話によると、巡礼者はこの書きこみよりかなり多かったそうで、
ノートに書きこみをする人が多くて時間が無く、書けなかった人がいっぱいいたそうであった。
果たして巡礼者のまりえカレーだけでどれほどの売上になったのか、私には想像もつかない。
はつせのさんの額には立派な衝立がつき、ようやく堂々と飾られていた。
また先週拝見した原画も、額に収められて飾られていたのだった。


今日の星湖亭のおねてぃ&おね☆2祭壇

まりえカレー大盛りをいただき、あまり今日は長居をしないで星湖亭を後にした。
次に向かったのはパラグライダー場。
今日はいい天気なので、ぜひパラグライダー場に行きたかったからだ。
海ノ口駅をはじめ木崎湖周辺は、多数の巡礼者と釣り客、キャンプ客で騒がしく落ちつけなかったが、
パラグライダー場に着くと、そんな喧騒とは無縁の世界が広がっていた。
さすがにここまで巡礼にくる人はあまりいないので、今日も巡礼者は誰もいなかった。
おまけに今日は陽射しは暑いのに、湖からの上昇気流が冷たい風を運んできてくれて、とても気持ちがよかった。
なんか、ここでずっとまったりしていたい、そんな心境だった。


パラグライダー場に登る途中の林道からの木崎湖

小熊山パラグライダー場から

しかしまだ午後1時20分。早くも巡礼ポイントをひととおり巡り終わったとはいえ、いかんせん時間がある。
そこで、先週海ノ口駅で舘さん、としみずさんらと話題になった「ふ〜みんの里」にネタついでに行ってみようと思った。
信濃木崎駅近くのR148に看板があり、以前から気になっていた「ふ〜みんの里」。
いったいどんなところなのか?。「ふーみん」というハンドルネームを名乗っている以上、
これはやはり一度行って確かめねばならない。
おねてぃ&おね☆2とはまったく関係ないが、もしかしたら今後登場するかもしれないし(登場しないしない)、
行っておいても損はないだろう。

しかし、正確な場所を私は知らなかった。
そこで林道小熊黒沢線を簗場方面に下って、とりあえずR148を白馬に向かって車を走らせたのだった。
看板かなにか立っているのではないかと思ったのだが、考えが甘かった。
そこで白馬駅に立ち寄り、駅舎の横の観光案内所で地図をもらって場所を教えてもらった。
その場所は、R406を鬼無里(きなさ)方面へ向かって走らせちょっと行ったところにある、
白馬みねたかスキー場の中とのこと。
早速その教えの通りに走らせると、なるほどスキー場が見えてきた。
すると右側にいきなり看板が現れて、その脇を登っていく小道を発見。
でもようやくついたと思いきや、国道からさらに2.3Kmも奥に入って登ったところであることわかった。


国道脇にあった「ふ〜みんの里」の看板

白馬夢農場と書かれているので、どうやら自然を楽しむ場所であることは想像できたが、
なぜ「ふ〜みん」なのかは不明だった。
とりあえずその小道を進んでいくと、まもなく舗装はなくなりジャリ道に。
おいおいおい。これじゃ、パラグライダー場にいくほうが、よっぽど気楽だよ。
こんな森の奥になにがあるんじゃー、と叫びながら登っていくと、ようやく入り口に辿りついた。
どうやら入場料金500円かかるらしい。
駐車場の管理人さんに話を聞くと、その500円にはソフトドリンクorソフトクリーム代も含まれていて、
チケットを中で渡すといただけるとのこと。とにかく中に入ってみることにした。

しかし、私が訪れた時期は一番悪かったのかもしれない。
菜の花、カモミール、そば、ラベンダー、などが植えられていて、
それぞれの開花時期には訪れた観光客を楽しませてくれるようだが、
残念ながら菜の花、カモミールはとっくに散ってしまい、
そば、ラベンダーもどうやら8月上旬までで散ってしまったようだった。
またここからの北アルプスの眺めもかなりのものだそうだが、今日はいまひとつといった感じ。
ソフトクリームをもらったが、暑さですぐ溶けてしまい、手がヌルヌルになってしまった。
う〜ん、これでは森林浴と小鳥のさえずりくらいしか楽しみがないではないか。
やはり前もって情報を仕入れておかないと、ダメだってことね。
ま、これはこれでネタになったし、よしとするか。
あ、白馬の山々の写真展も開かれていて、観させてもらったが、これは迫力があって来た甲斐があったかな。
今度ラベンダーが咲く時期に、もう一度訪れてみたい、そんなところであった。

さて、どうして「ふ〜みん」なのかというと、どうやら「風民」という意味であるらしい。
もしかしたら私のハンドルネームとは、言葉のアクセントが違うかも。
せめてここの管理者が「ふ〜みん」という名前だった、とかなら面白かったのになぁ。


入り口の看板

恒久の丘に広がるラベンダー畑(泣)

「ふ〜みんの里」からの北アルプスの眺め

さすがに小一時間ほどでは全部歩くことは出来なかった。
遊歩道も全4コースあるらしかったが、2コースしか観る事はできなかった。
今度来るときは、もうちょっと時間に余裕をもって来ようと思った。

「ふ〜みんの里」を後にした私は木崎湖に戻ることにし、海ノ口駅に3時半に到着した。
するとそこでD-WINGさんとお会いすることができた。
意外にも他の巡礼者がいなかったため、小石ベンチで二人でしばらくまったりと過ごした。
駅舎の中に移動してからもまったりし続け、結局夕方5時まで滞在。
最後に夕陽に映える駅舎を撮影して、D-WINGさんと別れて帰途についた。


今日の海ノ口駅

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