おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第38回 2003年8月14日(木)

今週末はコミケに行くため巡礼できない。そこでその前日に巡礼しようと前から思っていた。
すると友人から電話があり、自分もデジカメを買ったので、一緒に巡礼に行くとの言葉が。
そこで久々の2人での巡礼となった。

今日はあいにくの雨だった。
この雰囲気では、長野が晴れていることは考えられず、久々に雨中巡礼となりそうだった。
朝8時前に出発。内山峠を越えて長野に入っても、やはり雨はやまなかった。
それに加えて今日はとても寒かった。8月半ばだというのに、20℃にまったく届いていなかった。
午前11時頃にあがたの森に到着して外に出ても気温は上がっておらず、本気で長袖を着てこなかったことを後悔した。
とんでもない8月である。
傘をさして巡礼を開始し、旧松本高校の正面玄関に行くと、先週まで白かったとこが塗りなおされていた。


今日の旧松本高校正面玄関

正面の外壁の補修は、これで終わったわけではないと思うが、先週より工事が進んでいたのは嬉しかった。
隣の講堂を見ると、巡礼者らしき方が写真を撮っていて、今日も中に入れることがわかった。
そこで私達も中に入れさせてもらった。だが中はピアノの音がして、
廊下は大丈夫だが、講堂内は入らないほうがいいと思い、すぐに後にした。
次ぎに校舎内を巡礼。すると2階の工事中の廊下を塞いでいるカーテンが、
何者かによって剥がされているのに気がついた。
その剥がされ方は、工事関係者の仕業とは考えにくく、何者かがここに侵入した可能性が考えられた。
まさか巡礼者?。ちょっと考えたくなかった。

私達は次ぎに城山公園に移動。
こちらも雨の中、傘をさして楓展望台に登っていったところ、またしても7冊目のノートが無くなっているのに気がついた。
またか!これで5度目の被害だぜ!
前回の5冊目と6冊目がなくなった時と同じく、ケースは残っていたかが、ノートは跡形もなかった。
私達はまた下に紙切れで残っていないか付近を捜してみたが、残念ながらまったく発見することができなかった。
これを予期していたので、先週まで楓展望台を訪れた際にデジカメで保存しておいたので、
その部分においては復刻することができるので、のちのち海ノ口駅にでも寄贈しようと思った。

気を取り直して木崎湖へ向かった私達は、まず信濃木崎駅を巡礼。
幸いにもここのノートは健在だった。1週間で8ページも進んでいて、先週より書き込みが多くなっていた。
書き込みを見ると、下敷きを寄贈してくれた方がいたそうだが、残念ながらその下敷きは挟まれていなかった。
持ち去られてしまったのであろうか?。
私も記帳したのち、デジカメで保存をしておいた。相方はここで数枚の写真を撮影。
次にOP冒頭の風景の場所を相方に案内した後に、稲尾駅を巡礼。
こちらもノートは健在であった。信濃木崎駅よりの書き込みが多く、1週間で10ページも進んでいた。
こちらも記帳ののちに保存をしておいた。
この前に比べて駅舎の外のクモの巣がなくなっていて、きれいになっていたのが嬉しかった。

海ノ口駅に到着して駅舎に入ると、なんと先週まであったポスターとコスプレイヤーの写真がなくなっていた。
誰かが持っていったのであろうか?。しかし、あのポスター、カラーコピーのだぞ。あんなの持ってってどうする?
ノートを見ると、なんとなんと、もう9冊目に突入していて、1週間で35ページも進んでいたのだ!。
これは記録ではなかろうか。すごすぎる書き込みの量である。
私の予想では今日の巡礼の頃に9冊目が終わると思っていたのだが、その読みは甘かった。
もう9冊目に入って10ページ以上も書きこまれていたのだ。
やはり社会人がお盆休みに入ったため、さらに巡礼者の数が増したようだった。
その書き込みを読むと、どうやらおね水を寄贈してくれた方がいたようだった。
しかし今日の海ノ口駅におね水は飾られていなかった。
またコミックスと小説も持ち去られてしまったことも、書き込みによって知った。
最近海ノ口駅で被害がないのが嬉しかったのだが、また荒らしが起こってしまったようだった。
残念だった。
それでもささやかな喜びは、9日にスタッフがまた海ノ口駅を訪れたらしく、
ノートに記帳して下さっていたことであった。
この書き込みがなくならないのを、ただただ祈るばかりであります。


今日の稲尾駅と海ノ口駅

駅を後にした私達は、木崎湖を1周してみずほ桟橋に向かった。
すると、この雨で寒い中、凄い数のテントがすでに立てられており、驚いてしまった。
本当にこの寒い中、テントでキャンプするのだろうか?、大丈夫なのだろうか、心配してしまった。
不思議なのは、テントが立てられてあるのに、その主がほとんどいなかったことである。
さて、さすがにまったく桟橋に人がいなかったので、みずほ桟橋定点観測をすることができた。
みずほ桟橋にあがると、先週補修がなされていた箇所が、また割れていたのに気がついた。
また補修なさるのでしょうか。


ようやく星湖亭に到着した私達。
中に入ると、なんととしみずさんと舘さんがいるではないか。
舘さんは今日会えると思っていたのだが、としみずさんまでいるとは。しかも今日も正装で。
まず驚いたのが、スタッフが訪れた際に寄贈してくださったみずほ先生の原画だった。
これはすごい!!みずほ先生が星湖亭の前に立っている絵じゃないですか!
なんか、手が震えてしまいましたよ。
って星湖亭さん。これ、ファンの手に届かないところに飾っておいたほうがいいのでは?
絶対そうのほうがいいです。これじゃ、危険ですよ。
あと、スタッフ限定品のみるるもスタッフが寄贈してくださったらしく、飾られていました。
さっそく原画を撮影させてもらった。
その後としみずさんと舘さんは海ノ口駅に行くとのことで、一旦お別れした。
すると入れ違いでD-WINGさんとdonさんが入ってきて、衝撃的な言葉が発せられた。
なんと、海ノ口駅の7冊目のノートの最初のページに書きこんでくださった、
中原麻衣さんと新谷良子さんの書き込みが、
そのページだけ破いて持ち去られてしまったのだそうだ。

あれは5月11日のスタッフツアー、偶然にも私はスタッフとお会いすることができて、
お二人の声優さんが書き込みするところを観ることができたのだった。
あれから3ヶ月。これまでよく持ち去られずに持ったと言うべきなのだろうが、やはり残念でならなかった。
とりあえず私もそれを確認するため、先に駅に向かわれた計4人を追うため、
いそいで食事をして、記帳をして海ノ口駅に向かったのだった。


これがその原画

海ノ口駅に再度着くと、としみずさん、舘さん、D-WINGさんがいたが、donさんは帰られたようだった。
早速ノートを確認すると、本当に1枚だけ破いて持ち去られていた。
また持ち去られたのはそれだけではなく、
先ほど書いたピンナップ、コスプレ写真、コミックス、小説、おね水、新聞記事、ファン製作の苺うちわ、
とこれだけの数に及ぶことがわかった。
皆さん意気消沈。
そこへまさやんが入ってきた。会うのは小石サミット以来ではないか。
まさやんも今日起こった事件は知らなかったらしく、大変驚かれていた。
その後はその6人で、盗まれた書き込みの復刻についてや、まさやんのコスプレの話をして、
なんとか盛り上がったのだった。
そこで今日はタイムアップ。私達はまさやんが帰るのを期に、海ノ口駅を後にしたのだった。

本当にいろんな悲しい事件が多かった今日の巡礼。
スタッフの原画が、唯一救ってくれた嬉しい出来事であった

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