おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第36回 2003年8月2日(土)

21週連続36回目の聖地巡礼ツアー。
朝7時50分に家を出発し、いつものようにR254を走っていった。
群馬側は曇っていて、いまひとつしっくりとしない天気だったが、内山峠を越えて長野側に入ると日が射しこんでいて、
いっきに暖かくなって夏本番の雰囲気になってきた。

松本に入ってあがたの森に10時50分に到着し、さっそく巡礼を開始。
旧松本高校の正面に行くと、先週と比べて玄関の扉付近が新しく白っぽい色で塗りなおされていることがわかった。
なぜ塗りなおしたのだろうか。先週の感じで悪くなかったと思うのだが。かえって不自然になったような気が。
それともまだ終わっていないのだろうか。


左:先々週に撮った正面玄関の写真  右:今週撮った正面玄関のアップ写真

旧高校内に入らせてもらうと、夏休みのピアノ教室がかなりの部屋で行われており、
あちこちからピアノの音が聴こえて賑やかだった。

城山公園に移動し、楓展望台に登ると、今週はノートは健在であった。
但し書くものがなにも置いてないため、先週から4ページほど進んでいたが今までに比べて少なめであり、
巡礼者とみられる書きこみはわずか2件しかなく、木崎湖は巡礼者で賑わっているだけに少し寂しかった。
やはりおね☆2に楓展望台は登場していないので、巡礼コースからはずれてしまっているのだろうか。
例によって私は車からペンを持ってきていたので、書きこみを済まし、さらにデジカメでノートの書き込みを撮っておいた。
今日の展望台はもうかなり暖かく、というか暑かった。
雲はまだかなりあったため、絶好の撮影条件ではなかったが、展望台からの風景も収めておいた。

12時30分頃木崎湖に到着した私は、まず信濃木崎駅に向かった。
先週設置されていたノートがまず気になったからだ。
果たして、ノートはなくなっていた。予感は的中してしまった。
裸で置かれていたうえ、メモ帳のような小さいものであったから、不安はあったのだが、やっぱりだった。
もうこんなことは何度も経験しているので、気にしなかったが、
悔やまれるのは先週訪れた際に、ノートの表紙だけで書きこみをデジカメに撮ってこなかったことだ。
もし撮っておけば復刻できたのに。残念だ。

気を取り直して稲尾駅へ。こちらはノートは健在であった。
先週と同じで1週間に4ページのペースで書きこみがなされていた。やはり海ノ口駅に比べると、圧倒的に少なかった。
これは駐車スペースが満足にないことが、原因であろうか。それともまだ知らない人のほうが多いのか。
それより気になったのは、駅舎というか待合室の外壁の汚れ、それとクモの巣の多さである。
海ノ口駅に比べて管理が行き届いていないからであろうか。ちょっとひどすぎた。
ほうきを使ってクモの巣は届く範囲でとっておいたが、雑巾がけでもしないとちょっと完全にはきれいにならないだろう。
私もノートに書きこみをしてから、海ノ口駅に向かった。


これだと見にくいが、実際はかなり汚れてます。

11時50分頃海ノ口駅についた。
それとほぼ同時に、donさんが入ってきて会うことができた。
駅舎に入って見ると、4人巡礼者がいて、そのうちの3人グループの方がノートに絵を書いている最中であった。
その方の書きこみを待ってからノートを観ると、今週は13ページ書きこみが進んでいた。
先週25ページ進んだので、いまのところ今週は約半分のペースであるが、それでもかなりの巡礼者の数である。
さすがにこれだけ書き込みがあると、今週分を読むにも時間がかかるが、それはそれで楽しいものだ。
リピーターも多いが、あいかわらず初めて訪れたかたも多く、おね☆2の影響は大きかったようだ。
8冊目のノートは7月20日の書き込み以来、これでもう半分書き込みで埋まってしまったことになる。たった13日だ。
このペースでいくと、今月半ばの木崎湖花火大会の日の頃には9冊目に突入しているかもしれない。
まさに驚きである。


今日の海ノ口駅

ノートに書き込みをすると、donさんと星湖亭に移動した。
donさんはすでに星湖亭で食事を済ませていたらしく、私だけ肉うどん大盛りを注文してノートを観た。
こちらのノートも今週もかなりの書き込みがあり、今日だけでも既に10人を軽く突破していたほどであった。
ふと観ると、湖側の窓に貼られている「生卵入りカレー」の張り紙に、小さく「マリエカレー」の文字が追加されていた。
また書いたんですか?、お姉さん。だから「まりえ」はひらがなですって。カタカナじゃないですよ。
他の方からも指摘があったらしく、また書き換えておくとのお姉さんの言葉。
donさんはそのあと星湖亭さんを後にして先に帰っていった。

また湖に見慣れぬ島があり、小学生がその島付近で泳いでおり、私も泳ぎたくなってしまった。
聞くとあの島から、木崎湖花火大会の花火を打ち上げるそうで、ちょっと星湖亭からだと観るには近すぎる感があった。
さすがに花火大会の時には打ち上げてる時も営業なさるそうで、ちょっとしたオフ会があるかも、と話すと、
あんまり人数で押しかけられると女将さん達が花火を観られないよ〜、と冗談交じりで笑っておっしゃってました。
私はコミケにその日は行くので、花火が観られないのはとても残念であるが、
もし木崎湖に観に行く方は、星湖亭から観るにはあらかじめ女将さんに連絡しておいたほうがいいかも。

あと、珍しくはつせのさんの額が飾られていた。それについてお姉さんに聞くと、
それよりも喜久子さんの額の衝立のほうが少々ガタがきはじめているとおっしゃり見せてくれた。
やはり巡礼者が写真を撮るために移動したりしてるため、壊れやすいようであった。
巡礼者の皆さん、くれぐれも取り扱いは慎重にお願いします。

おね☆2の3話は、今週はCD−Rに焼いて寄贈してくださった方がいたそうであったが、
やはりそれでは女将さんは観られないそうであった。


左:マリエカレーの張り紙  右:花火大会の打ち上げ用の島

星湖亭を去ったあと、第3話の苺桟橋のカットを撮るために木崎湖キャンプ場へ。
今日はすごかった先週よりも人がいて、ものすごい状態。
今日は長居するために100円はらって駐車して、まずみずほ桟橋に行ったが、
桟橋付近は泳いでいる人がすごく、桟橋の上も寝っころがっている人などで、とても撮影できる状態ではなかった。
仕方なくみずほ桟橋の定点観測をあきらめて苺桟橋へ。
こちらはみずほ桟橋に比べると人が少なく、なんとか撮影できそうであった。
そこで苺たんが神城家を覗いていた構図を撮影。やはり苺桟橋は苺たんの香りが・・・しなかった。
う〜ん、ここから覗いていたのですか、苺たん。すんごい離れてますよ。私には見えません。
しかしこんなとこで覗いてたら、他の人から丸見えですね。いいんでしょうか。


苺桟橋から

再び海ノ口駅に戻った私は、そのまま5時半ころに訪れるとの書き込みがあったD-WINGさんを待つことにした。
海ノ口駅にはまた新たな巡礼者がおり、既に今日だけで合計10人は見た感じであった。
そのまま海ノ口駅でまったりしていると、帰ったはずのdonさんが入ってきた。
結局そのまま2人でD-WINGさんを待つことに。
その間にも、14人もの集団が電車で海ノ口駅に下りて来たり(ファンは確実にいたが、巡礼者かどうかは不明)、
東京からの巡礼者と談笑したり、donさんが稲尾から電車に乗ってみるために、歩いて稲尾まで歩いて向かったり、
と少ないまでにいろいろあったが、それでも3時まえからだとかなり長く、
かな〜〜りまったりした末、夕方5時半に本当にD-WINGさんが入ってきてお会いすることができた。

D-WINGさんと会うのも久しぶりであった、ここでしばしの談笑となったが、
そこでの話しのなかで、第2話に登場した麻郁の家からの道路のカットにでてきた風景に似た建物があることを知った。
どうやら道路はアニメと違うようであったが、今までD-WINGさんを待った甲斐があったようだ。
時間が6時を過ぎたため、ここで解散となり、お二人に別れを告げて、私は早速そのカットの撮影のために移動。

なるほど。確かに建物は似ている。道路が下り坂なのと、実際の風景では道路が大きくカーブしているため、
ここではないと私に先入観があったから、見つけられなかったようだ。
少々脚色が加えられているようであった。ガードレールも実際にはないしね。


第2話の通学路

最後に大きな収穫があったので、ついでに帰りの途中に稲尾駅に立ち寄り、
開いていた窓を閉めておいて、ノートに再度記帳して木崎湖を後にしたのだった。

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