おねてぃ聖地巡礼ツアーレポ
第32回 2003年7月5日(土)

17週連続32回目の聖地巡礼ツアー。
朝8時前に出発した私は、途中寄り道をしながらまず松本を目指した。
今週の目的は、三度設置された楓展望台のノートを確かめること。果たしてノートは無事なのか。
それがなにより気がかりだった。

朝11時まえにあがたの森公園に到着。
旧松本高校正面に行くと、外壁の色の塗りなおしが済んでいて(正面だけ)、
以前は薄緑色のような感じだったのが、ねずみ色っぽくなっていて、なんとなく印象が違って見えた。
これは昔の校舎の色を再現したものなのだろうが、
アニメの中に出てきた校舎や、実際にこれまで巡礼して観て来た旧高校校舎の色を観なれている私にとっては、
ちょっと残念な感じがしてしまった。
また今日は、正面玄関前にあった工事用の柵が半分取り外されていて、おまけに工事用の扉も開いていて、
外から正面玄関奥の階段を久しぶりに拝むことができた。
校舎の中に入ってみると、例の黒板の教室への廊下が塞がれているところが、
今日は窓側の壁から数10cmだけ敷居の壁が取り払われていて、カーテンのようなものがかわりについていた。
そこでそのカーテンを少々ずらしてみると、中の廊下を久しぶりに拝むことができた。
工事は見た限りでは、まだまだ時間がかかりそうな気配だった。
内壁の補修はまったく終わっていなくて、工事の進展を期待していた私には、残念であった。
講堂は、今日は大正琴の講習会のようなものがおこなわれていて、中に入ることはできなかった。

そのあと、城山公園に向かった。
楓展望台に登ると、確かにノートは設置されていた。
以前2回の時はポストが設置されていたのだが、3回目はポストではなく、
クリアファイルのようなものが吊るされて、そのなかにノートが入っていた。
通算5冊目のノートは、無地のノートであった。そのため中の書きこみは、ほとんどが絵であった。
おねてぃ関連の書きこみは、最初のページの深衣奈たん、2ページ目の樺恋たんの絵と、
最後のほうのまたぐもどきさんの書きこみだけであり、残りは一般客の落書きのようなものであった。
また今回もボールペンなどの書くものが無くなっていて、どうやらそのためなのか、
7月に入ってから書きこみがばったり無くなっているのに気付いた。
やはり一般客は、一旦車に書くものを取りに戻って書きこみするようなことはしないからであろう。
私はそれを見越してボールペンを持ってきたので事無きをえたが、
これから楓展望台を巡礼する方は、やはり何かペンを持っていったほうがいいいだろう。
今まで以上に一般の観光地のノートになっていることに興ざめしてしまったが、
それでも一応記帳をして、写真も撮っておくことにした。
あいにく家族連れの一般客が先に登っていて、子供が走りまわっていたために展望台が揺れまくってたのには、
まいってしまった。気持ち悪くなるなら、やめてくれ〜。

12時半過ぎに木崎湖に到着した私は、まず海ノ口駅に向かった。
早速ノートを観ると、先週のオフ会で遭遇した気ぐるみ隊が、オフ終了後にその日のうちにもう一度海ノ口駅を訪れていて、
先ほど撮影したみずほ先生の着ぐるみさんの写真が、ノートに貼られてあり驚いてしまった。
棚のなかにも、駅舎をバックに撮影した着ぐるみさんの写真が入っていて、しげしげと魅入ってしまった。
しかしこの写真、盗まれないだろうか、ちょっと心配である。
今週はノートの書きこみが少なかった。平日にも数える程しか書きこみがなく、
さすがに先週オフ会があった反動だろうか、と思ってしまった。
まささんは、星湖亭に自分のコスプレ写真を回収に向かうとの書きこみをしていて、笑ってしまった。

腹が減っていたので、自分も書きこみをしたのちに星湖亭へ向かった。
星湖亭に入ると、同じ群馬からの巡礼者にお会いすることができた。
星湖亭のノートを観てみると、こちらも書きこみは少なく、平日は例のまささんしか書きこんでいなかった。
やはりまささんは1枚写真を回収したようであった。
お姉さんに話を聞くと、最近平日に新たに訪れる巡礼者が少なくなっている、とのこと。
「おね☆2」開始直前にしては意外にも、巡礼者は減り気味なのだろうか。
それとも夏休みが間近のため、控えているのであろうか。

お姉さんは、私達にネットの仕方がわからない、と訊いてこられたので、詳しく伺うと、
どうやらしいねちゃんのサイトはお気に入りに入れてあるので、BBSは観ているそうなのだが、
それ以外のおねてぃ関連のサイトにどういったらいいのか、わからないようであった。
そこでリンクのページを教えてさしあげ、恥ずかしながら私のHPを紹介、
他にも舘さんやとしみずさんのHPもお姉さんに教えておきました。
やっと使い方がわかったと喜んでくださり、これから時間があるときに閲覧しますと、お姉さんはおっしゃったのだった

一方女将さんはというと、私達と一緒にファンのコスプレ写真を観ていたが、
どの方が女性でどの方が男性なのか、まだはっきりと把握していないようで、混乱しているようだった。
もっとも群馬からの巡礼者も、この方とこの方が男性ですよ、と教えてあげると驚いておられたので、
やはり初めて観る人には、なかなか判別しにくいのだろうか、と思ってしまった。

なんだかんだで2時半ころまで星湖亭におじゃまをしたあと、2人でみずほ桟橋を巡礼。
今日はとても湖は静かで、風がまったく吹いていなかった。
雲はかなりあったが、陽射しもあってあたたかく、キャンプ客も多数見えていて、湖のなかに入っている人も見られた。
既に木崎湖キャンプ場の管理人さんには、完全に顔を覚えられてしまい、もはや顔パスのような存在になってしまった。
しかし7月に入っても、まだ半ばくらいまでは有料にしないそうで、今日はタダで駐車することができた。

再び海ノ口駅に戻った私達は、ノートを観たり、小石ベンチに座ったりしながらまったりと時を過ごした。
土曜日なのに、私達のほかは巡礼者はまったく訪れず、先週のオフ会の喧騒が嘘のように駅は静まり返っていた。
ようやく5時近くになって、そばの踏切を巡礼しにいって、そのあと稲尾駅に足をのばした。
ここで群馬からの巡礼者と別れた私は、三度海ノ口駅に戻り、さらにまったりとしてしまった。
予定では夕方5時頃には引き上げようと思っていたのに。
ここで釣り客がひとり現れ、電車の待ち時間を使ってノートを観て書きこみをしていた。
そこで私はじゃまにならないように、なにげに国道のほうに足を向けると、白馬のほうからの車の列のなかに、
なんかD-WINGさんのような車が目に入った。
もしや、と思っていると、駅を通り過ぎる時に私に向かって手を振るD-WINGさんの姿が!。
本当にD-WINGさんの車だと思わなかったので、マジで驚いてしまった。
D-WINGさんはそのまま大町方面へ走っていってしまわれたので、何か用事があるのだと思ったが、
せっかく会えたのだから、駅に戻ってくるのを待っていようと思い、またまったりとしていた。

先ほどの釣り客が電車に乗っていかれたので、ノートに目をやって自分も再度記帳し始めたときに、
D-WINGさんが戻ってこられてお会いすることができた。
このとき既に夕方6時半はまわっていた。ここでD-WINGさんとしばし談笑となった。
話し始めると、30分くらいかるく過ぎてしまい、いつのまにか7時を過ぎていたので、解散となった。
結局今日は木崎湖に7時間弱も滞在していたことになる。最近木崎湖でまったりする時間が長くなっている気がする。
ま、陽が長くなっているからなのだが、今ごろの陽気はまったりするのにちょうどいいんだよな。
小石ベンチに座っていると、本当に時間を忘れてしまうもんな。

帰りは内山峠でとてつもない霧に遭遇、トンネルの中まで霧が入ってきて出口がまるで見えない。
群馬側に出ると、完全に霧で真っ白。幸いにも私の車の前に一台車がいたので、
その車のテールランプを頼りに走れたので事無きをえたが、時速20Kmくらいで走っていたのではないか。
あー、怖かった。

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