おねてぃ聖地巡礼ツアーレポ
第17回 2003年4月6日(日)
4月5日土曜日。
私は4週連続の巡礼に向けて出発したのだったが、この日は春の嵐の日。
めちゃくちゃ寒く心配していたが、なんと内山峠にさしかかると大雪に遭遇、私の車は進めなくなってしまった。
仕方なくチェーンを装着。内山峠でチェーンをつける羽目になったのは初めてであった。
まさに2月8日の三才山の再来のようであった。あっちのほうがもっとすごかったけど。
再出発した私であったが、いくらも走らないうちに渋滞にハマってしまい、まったく動かなくなってしまった。
今度は大型トラックのチェーン渋滞であった。さすがにこの雪ではスタッドレスを履いていても大型では登れなかった。
その大型が一台ではなく、何台もあるもんだからたまらない。
この時点で引き返したほうが、実はよかったのだが、私はもう意地になってしまい、
1時間ほど立ち往生したのちなんとか峠を超えることができた。
しかし長野側は峠から下りてきても雪の降る量はまったく変わらなかった。
昨年の事故が頭をよぎったため、このへんではどうにかチェーンを外して走行できたのだが、
チェーンを外したくなかった私は、ついにこの日の巡礼の断念を決定。
また内山峠を必死で越えて、泣く泣く家に帰ったのであった。
そして4月6日日曜日。
私は昨日のリベンジをするため、親父の仕事を手伝った後、午前11時に改めて木崎湖に向けて出発したのだった。
天候は回復し、今日は雪が降る心配はまったくない。
それより昨日の雪がまだ残っていないかが唯一の心配だった。
しかし内山峠の道路の雪は完全に溶けていて、まったく心配はいらなかった。
もっとも家を出るのが遅かったため、道路は混みに混みまくり、3時間31分もかかてようやく到着したのだった。
海ノ口駅に行ってノートを観ると、春休み巡礼はまだ続いていて、今週だけでも10ページも書きこみがあった。
ノートは既に6冊目に突入していた。
ホームから湖を観ると、そこにはもう雪景色はなかった。
線路の土手にかろうじて積もっていたくらいで、畑の雪は完全に溶けて地面があらわになっていた。
2週間前の快晴とまではいかなかったが、空は晴れていて春の日差しが気持ち良かった。
その後みずほ桟橋に行き、今年になって昼間に初めて雪が積もっていないみずほ桟橋を観る。
ここ数ヶ月間、雪が積もったみずほ桟橋しか観ていなかったため、結構新鮮であり感動してしまった。
星湖亭に行ってみると、オープン間近ということもあり、
女将さんたちは桟橋からスワンボートを下ろす作業の真っ最中であった。
作業の邪魔をしては悪いので、声をかけずにノートに記帳をしただけで、そそくさと引き上げたのだった。
その後海ノ口駅に戻った私は、再びノートに記帳したのち木崎湖を後にしたのだった。
さすがに家を出た時間が遅かったので、今日も松本に寄らずに帰ることにしたのだった。