おねてぃ聖地巡礼ツアーレポ
第13回 2003年3月1日(土)

2月9日にオフ会に参加した後、しばらく木崎湖に来れなかった。
16日は秋葉原での羽音たらく中心同人誌即売会「ぷりてぃ」に行き、先週オフ会で出会った方と再会。
その次の週は、天候も悪かったがなにより私の懐が一番厳しい時期であったため、
2月は無理をしないで、3月に入ったらまた思う存分巡礼をしよう、そう誓ったのだった。

その3月最初の日。私は3週間ぶりの巡礼をするために、木崎湖に向けて出発した。
家を出たときは、雨は降っていなかったが、長野に入ると雨が降り出した。
でも雪でないなら、雨なんかまったく気にならなかった。
大町についた後、前回のオフ会の時に通った道を通って木崎湖を目指した。
今まではR147〜R148と国道を律儀に通っていたが、たぶんここもオリンピックで整備されたのであろうこの道のほうが、
信号が少なく通りやすかった。

海ノ口駅に行くと、駐車スペースのところにはもう雪が積もっていなかった。
もちろんその脇には雪がまだ積もっていたし、ホームからの景色もあいかわらずの銀世界であったが、
さすがに木崎湖でも3月に入ると積雪の量は減るようだった。
ノートは3週間分の書きこみを読まねばならず、厳冬期で巡礼者が比較的少なかったがそれでも読み応えがあった。
私も記帳をして、みずほ桟橋へ向かった。

積雪は桟橋付近でもかなり減っていて、先月とは比べものにならないほど簡単にみずほ桟橋まで行くことが出来た。
湖の氷もほとんど溶けていて、桟橋付近の水際に薄い氷がかろうじて残っているだけだった。
3週間前は湖の氷の上を歩いたというのに、確実に春が近づいているのを実感した瞬間だった。
また、キャンプ場の駐車場には、先人の業績によって1台分の駐車スペースが出来あがっていた。
さすがに私の車はノーマルタイヤなので、そこには停めることができなかったが。
その後星湖亭に行ったが、今日は女将さんはいなかったため中に入ることはできなかった。
横の公園も積雪はやはり減っていた。遊具の真下は雪が溶けて地面が見えているところもあったほどだった。
その後湖を1周して再び海ノ口駅へ。ここでノートにまた記帳したのち、松本へ向かった。

城山公園の楓展望台が工事で登れない、という情報があったため少々不安だった。
確かに公園の入り口に工事の看板が立てられていたため、ダメかという思いがあったが、
展望台にはなんなく登ることができた。展望台の真下には、小石が敷き詰められていた。
楓展望台のノートを観ると、一般客の書きこみがほとんどなく、おねてぃファンの書きこみがほとんどだった。
よく見ると、ボールペンがポストの中に入っていなかった。書くものがなかったから一般客の書きこみがなかったのか。
かくいう私も、一旦車までボールペンを取りに戻るはめになった。
さすがに一般客が書くものを取りに戻ったりはしないだろうし、書くものを持って展望台に登ったりはしないだろう。
でも私のようなおねてぃファンにとっては、そういう一般客の落書きのような書きこみが少ないほうがありがたく、
かえってペンを置かないほうがいいかな、とさえ思ったものだった。
城山公園を出るときには、先ほど来るときにはあった工事の看板が外されていた。
やはり工事が終わった後だったことがわかった。

その後、あがたの森を巡礼して、家路に着いたのだったが、
帰りの内山峠で雪になってしまい、慎重に峠を下りることとなった。

戻る