おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第121回 2005年4月17日(日)

2月5〜6日に100週連続巡礼を達成したのを機に、ライフワークと化していた毎週巡礼を卒業した私は、
その後すっかり木崎湖から遠ざかってしまっていたが、当初の予定通り、桜の季節に久しぶりに木崎湖を訪れることにした。
実に2ヵ月半ぶり。こんなに前回の巡礼から間があいたことは、私自身始めてである。
久しぶりの聖地に、久しぶりの感動を覚えることができるであろうか。

4月17日午前8時13分。2ヵ月半ぶりの聖地巡礼に出発した。
思えば今年の2月まで、毎週のようにR254を通って松本まで行っていた私には、まさに通いなれた道であった。
さすがにあれだけこの道を使っていると、2ヶ月くらいご無沙汰していてもちっとも懐かしい感じがしない。
う〜ん、これはいかんな。これでは木崎湖に行っても、なんの新鮮味も湧かないかも知れないぞ。

しかしたった2ヶ月半とはいえ、今までとは違う変化も見られました。
まずR254内山峠の群馬側のトンネルのひとつ、数少ない追い越しポイントであったトンネルが、
センターラインにポールが立てられていて、追い越しができないようになっていた。
私が来なかった2ヵ月半の間に、追い越しが元での事故でも起きたのだろうか。

2つ目は、R142とR254の重複区間で通過していた佐久市、浅科村、望月町が、
臼田町と新設合併で新「佐久市」となってしまったこと。
浅科、望月ともに結構馴染みの地名となっていただけに、少々寂しいものがあった。
たださすがに合併して間もないからか、ほとんどの看板は昔の町村名がそのまま書かれてあったが。

合併といえば、松本市も周辺4村を編入して、なんと岐阜県の高山市と接するようになってしまったし、
長野市も1町3村を編入して、白馬村と接するほどの広さになってしまった。

3つ目は、県道下仁田浅科線の浅科バイパスが開通していたこと。
毎週のように浅科村を通っていたときは、いつ開通するのかが楽しみであったのだが、
来なくなった2ヵ月半の間に完成していたのだった。
まったく、時の移り変わりは早いものである。
そんなわけで、そういう道路周辺の変化を楽しみながら、午前10時48分あがたの森公園に到着した。

今日は松本はほとんど快晴であった。あとは松本の桜が満開であることを祈るばかりであったが、
その祈りが通じたのか、松本の桜はまさに満開であった。
昨年は、ほんとのピークが週末に訪れず、少々散り始めたときに巡礼したのだが、
今年は2年前に味わった最高の満開の感動を、味わうことが出来た。
とにかく駐車場に車を停めて外に出た私は、2ヵ月半ぶりのあがたの森公園という感慨よりも、
満開の桜を観ることができた感動に酔いしれていた。
はしゃぎながら桜の撮影にいそしみ、今日久々に巡礼してホントに良かったともう思っていた。



満開のあがたの森公園の桜

桜の撮影を済ませた私は、旧松本高校正面に向かい、2ヵ月半ぶりの定点観測を行った。
さすがに旧松本高校は、まったく変わっていなかった。
中庭に移動した私は、中庭に1本ある桜を撮影した。こちらも満開であった。
ホントは2ヵ月半ぶりなので、ゆっくり散策したかったのだが、花見客で賑わいを見せているであろう城山公園が気になり、
あがたの森公園を後にしたのだった。


2ヵ月半ぶりの旧松本高校

中庭の桜の木

城山公園に行くと、予想通り花見客でいっぱいであった。
公園内の駐車スペースは既になく、城山公園に上がってきた車は、そのまま反対側から下るように言われてしまった。
ここまで来たのに寄らないわけにはいかないので、ちょっと下った学校脇に駐車し、そこから歩いて楓展望台に向かった。
展望台の直下から直登すると、さして登ってもいないのにもう体がばててしまった。
しかし楓展望台の真下は、桜だらけでそりゃすばらしい光景。ここから登ったことを、良かったと思ってしまった。

2ヶ月ぶりの楓展望台は、定点観測ポイントがどこか思わず忘れるほどであったが、
展望台の姿はもちろんまったく変わっていなかった。
さすがに展望台には、花見客が訪れていて賑やかであった。

展望台を下りた私は、城山公園の桜をしばし楽しんだ。公園内はほんとものすごい人の数で、
通路には花見客の車でいっぱい。これでは今頃来ても、車が置けるはずもない。
城山公園の桜も、これ以上ないほどの満開で、快晴の天気と合わせてまさに絶好の花見日和であった。


楓展望台の真下の満開の桜

2ヶ月ぶりの楓展望台

桜満開の城山公園

満開の桜をこれでもかと満喫した私は、ようやく城山公園を後にして、坂を下って車に戻り木崎湖に向けて出発した。
このとき既にお昼になろうとしていた。
2ヶ月半ぶりの木崎湖を、みずほ桟橋で迎えることにした私は、午後1時少し前に木崎湖に着くと、
そのまま木崎湖キャンプ場に向かった。キャンプ場は、既にオープンしていた。

2ヶ月半ぶりの木崎湖キャンプ場は、台風並みのものすごい風であった。
みずほ桟橋に向かうと、久々に観るすばらしい景色に、
「うぉ〜、懐かしい〜」と思わず声が出てしまった。
いや〜、みずほ桟橋から見る木崎湖がすばらしい景色なのは、とっくの昔に知っていたが、
こうして時間を置いて久々に観てみると、改めてその景色に美しさに感動してしまいましたよ。
「やっぱり木崎湖はいいなぁ〜」


2ヵ月半ぶりのみずほ桟橋

苺桟橋も撮影

続いて星湖亭へ。既に今年の営業を始めていた星湖亭。今日は釣りの大会が行われていた。
さすがにこの風には、釣りの参加者にもこたえていたようだった。
中に入り、女将さんに挨拶し、早速まりえカレーを注文した。
まりえカレーばかりは、たとえ毎週巡礼を続けていたとしても、4月になるまで食べられなかったわけであるが、
それでも木崎湖に来ていなかったことの感慨もあいまって、非常に懐かしかった。

大会のほうで忙しかったお姉さんともその後お会いでき、短い時間であったが談笑に花が咲いた。
さすがにまだ忙しいようなので、迷惑にならないように早めに星湖亭を後にしたのだった。

その後ようやく海ノ口駅へ。2ヵ月半ぶりの定点観測を済ませて中へ入り、久しぶりに海ノ口駅ノートを読んだ。
私が最後に訪れた時には29冊目であったが、今日は31冊目に入っていた。
記帳を済ませた後、ホームに出てさらに撮影。海ノ口駅の桜は、まだまったく咲いていなかった。


久々の星湖亭

2ヵ月半ぶりの海ノ口駅

海ノ口駅ホーム

最後に縁川商店へ。ようやくここで、ぱらぴょんさん、丸さんと久しぶりにお会いすることができた。
女将さんの娘さんとも久しぶりであった。
ぱらぴょんさんと丸さんは、新しくなった「どこからきたの」のボードの前に私を連れて行った。
なるほど、都道府県別にシールが貼られていて、巡礼者のネームが書かれていた。
2月下旬にスタッフや声優さんが訪れた時に、このシールが貼られだしたことも教えてくれた。
私もせっかくなので群馬の蘭に張らせて頂いた。

その後はまたぐもどきさんともお会いでき、4人で談笑となった。途中皐月賞のTV観戦もあったが(笑)。
ぱらぴょんさんはやがてキャンプ場に向かわれてしまったが、入れ違いのように極東R406さんが入ってきて、
午後5時頃まで縁川商店でまったりしたのだった。
その間、うどんもしっかり頂いた。久々の縁川商店のうどんはおししかった。

帰る頃には、女将さんともお会いでき、またいつか来ることを約束して縁川商店を後にした。
帰り際海ノ口駅を再度訪れ、帰りは麻績I.Cから高速を使って、午後7時過ぎに家に着いたのだった。
こうして2ヵ月半ぶりの聖地巡礼は終わった。さて、次回の巡礼はいつにしようかな。

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