おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第117回 2005年1月15日(土)

今週末は、大雪が降るという情報が週頭から流れていて、毎週巡礼が途切れるピンチかと危惧していた。
今週は第3週末なので、普通なら土日が連休なのだが、今週は日曜に会社に行かなければならず、土曜しか休みがない。
しかもその土曜が、まさに大雪の可能性があり、群馬の平地でも積もることが予想されていた。
朝目覚めて家の周りが一面雪景色であったりしたら、とてもじゃないが長野なんかには行けない。
そうならないことを、祈るばかりであった。

1月15日。目覚めてすぐ窓の外を見ると、雪は積もっても降ってもいなかった。
「良かった、とりあえず長野に行ける」
ホッとした私であったが、ネットで道路状況を確かめてみると、上信越道は横川〜佐久間がチェーン規制。
おまけに横川S.Aには渋滞まで発生しているようだ。
長野県内も速度規制がひかれていて、やはり雪は峠では降っているようで、いつもより時間がかかることが懸念された。

そのため、雪が降る内山峠の下道ルートは止めにして、松本行きも断念して、高速を使って木崎湖を往復することにした。
先週に続いて2週連続で松本に行けないことになるが、この天候では仕方がなかった。

午前8時18分出発。吉井I.Cから上信越道に乗ったら、いきなり雨が雪に変わった。
路面はまだ雪が積もっていなかったのでスピードは出せたが、雪の降り方はかなり本降りに近かった。
平地でこの状況では、峠では雪道は避けられないだろう。横川S.Aでの渋滞が、気掛かりであった。

そして横川S.Aまであと1kmと迫ったところで、ついに渋滞にはまってしまった。しかもほとんど動かない。
渋滞の予想以上の酷さに、低速でも内山峠を選んだほうが良かったか、と本気で思ったのだった。
15分ほど経ったようやく、車の列は少しずつではあるが動き始めた。
5分後横川S.Aに着くと、この渋滞の理由がようやく判明した。
チェーン規制のため、通行車両を全て横川S.Aに一旦入れて、そこで1台ずつチェックしていたのである。
これでは渋滞するわけである。果たして横川S.Aを過ぎると、道路は再び流れはじめた。

結局ここで20分のタイムロス。その後も八風山トンネルを過ぎての下り坂で、しばしノロノロ運転となったり、
いつもよりかなり時間はかかってしまったが、それに反するように天候は良くなっていった。
小諸まで下ると、なんと雪は止んでしまった。群馬はあれほど雪が降っていたのに!。
それどころか、長野市にまで来ると、なんと雲の切れ目から陽が差し出したではないか!。
おいおい!、長野県内はちっとも雪の影響なんかないじゃないか!。

まさに拍子抜け。これなら松本に行けたかな、そう思いながらオリンピック道路を快調に走り、木崎湖に午前11時に到着した。
97週連続117回目の聖地巡礼。
海ノ口駅に向かいノートを見ると、今週は巡礼者はスカスカであった。
先週ノートの書き込みペースを勘定しなかったので、大晦日からの2週間分を計算したところ、
15日間で23ページ進んでいた。たいした数ではなかった。
記帳した後ホームに出て、小熊山を撮影したのち、木崎湖キャンプ場に向けて出発した。


今日の海ノ口駅

海ノ口駅のホームと、小熊山

木崎湖キャンプ場に着くと、駐車場の入り口に雪の壁が出来ていて、車が中に入れなかった。
近づいてみると結構雪が積もっていて、しかもみずほ桟橋に向かう足跡がひとつもなかった。
どうやらここ数日は、誰も桟橋には向かっていないようである。
しかしここまで来たからには、みずほ桟橋まで行かないと自分が納得しない。
靴の中に雪が入るのを覚悟の上で、30cmほども積もった雪をひたすらかきわけて、みずほ桟橋に到達した。
みずほ桟橋の上にも、足跡はひとつもなく非常に綺麗であった。定点観測を済ませて、さらに苺桟橋へ向かった。

今日は風がなく、湖は波ひとつなかったが、まだ凍るまでには至っておらず、その兆候もなかった。


雪の壁が出来ていて、車が入れなかった木崎湖キャンプ場

今日のみずほ&苺桟橋

木崎湖キャンプ場の景色

さすがにキャンプ場に長居できなかったので、星湖亭に移動。横の公園を撮影しておいた。


星湖亭横の公園

その後縁川商店に行くと、HARBORさんとみら・くるみさんがいた。
小石のうどんの力入りを注文し、2人と談笑しながら海ノ口駅ノートの集計28冊目の残りを、さらりと終わらせた。
その間にも外は雪が降り始め、本降りっぽくなってきてしまった。
帰りの上信越道が気になっていたので、今日はうんと早く切り上げることにした。
シーゲル大佐さんがその後入ってきてしばし談笑したが、ノートの集計が終わった午後0時半に、
3人と別れて再度海ノ口駅に向かった。

海ノ口駅に着いた私は、現在進行形の29冊目の集計に、寒い駅舎内でとりかかった。
午後1時頃、HARBORさんとみら・くるみさんも駅にやってきて、再び談笑。
たださすがに寒かったので、2人はやがてキャンプ場や旅館に向かわれて、再び一人で集計を進めた。
午後1時半に全ての集計が終わったので、これで今日は帰ることにした。

帰りも長野I.Cから高速に乗ることにしたが、やはり長野市に入ると太陽が顔を出した。
上信越道の状況が気になったが、この頃には峠付近のチェーン規制も解除になっていて、
実際峠でもほとんど雪が降っていなかった。群馬に入っても雪から雨に変わっていて、心配は無用であった。
こんなことなら、もっと木崎湖でゆっくりするか、帰りに松本に寄っても問題なかったわけで、
大雪の情報に見事に惑わされてしまったようだ。

ま、それはそれとして、100週連続まであと「3」週となった。

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