おねてぃ&おね☆2聖地巡礼ツアーレポ
第115回 2004年12月31日(金)〜2005年1月1日(土・祝)

今週に入り、ようやく木崎湖にも寒波が押し寄せ、雪が積もり始めた。なんとか年末に間に合った感じだ。
その後も定期的に青木湖付近の道路定点カメラをチェックしていると、雪はさらに降っていて、
一気に根雪になり、本格的な冬が到来したようであった。

今年も大晦日が近づき、去年に続いてカウントダウンに参加しようと思っていた私であったが、
大晦日から元旦にかけて、さらに大荒れの天候となり、大雪になる模様であった。
既に前回の巡礼の前にスタッドレスタイヤに履き替えているが、この分では大変なカウントダウンになりそうだった。

2004年12月31日午前7時48分出発。意外にも群馬は晴れていた。
今日から明日にかけて、群馬も雪が降ると思っていたので、朝の天候は意外であった。
しかし下仁田に入ると平地でも雪が目立ち始め、内山峠では路肩に雪が残っている状態。
今冬初めて雪で白くなった内山峠を通って長野へ。長野はいきなり曇っていて、気温も−4℃であった。

しかし交通量が少ないため順調に進んだが、三才山トンネルの登りで雪が降り始めた。
トンネルを抜けて松本に入ると、雪は本降りになっていて、その後は木崎湖に着くまで止むことはなかった。
松本市内は大渋滞に見舞われていて、いきなりペースダウンを余儀なくされ、あがたの森公園には午前10時半頃に到着。

95週連続115回目の聖地巡礼。あがたの森公園も一面の銀世界であった。
大晦日のため、公園の駐車場は旧松本高校側の狭い方は締め切られていたが、奥の広いほうは使用可能であった。
真っ白になった公園の景色を撮影したのち、旧松本高校正面に行き定点観測。
文化会館は休館日なため、中庭も立ち入ることは出来なかったが、雪景色を観れただけで満足であった。


雪景色のあがたの森公園

大晦日の旧松本高校

正面前から観た公園内

あまりの大雪のため、城山公園に行くのは今日は止めて、木崎湖に向かうことにした。
午前11時頃出発したがあいかわらずの大雪のため、市内を抜けてR19に入っても20〜30km程度のノロノロ運転が続き、
豊科I.C付近に達するまで30分以上かかってしまった。
土手沿いのオリンピック道路に入ってちょっとは速度が上がったが、
それでも木崎湖に着くにはあがたの森から1時間半ほどを要してしまった。

今日はまず、木崎湖キャンプ場に向かった。
木崎湖でも雪はあいかわらず降り続いていて、駐車場からみずほ桟橋に向かう間も、かなりの積雪が見られた。
みずほ桟橋も雪に埋もれていて、今冬やっと観る「snow angel」の景色に感動してしまった。
みずほ桟橋の定点観測を済ませると、苺桟橋に向かいこちらも定点観測。
雪はあったが風がなかったため、しばしその景色に見とれていた。
残念だったのは、ガスがかかっていたために眺望がまったくなかったこと。
それでも雪に埋もれたみずほ桟橋は、幻想的であった。


大晦日のみずほ桟橋&苺桟橋

木崎湖キャンプ場を出た私は、星湖亭の横の公園を撮影した後、海ノ口駅に向かった。
大晦日なので誰かいるかと思われたが、誰もいなかった。
定点観測を済ませて駅舎に入り、ノートを観ると8日間で12ページ進んでいた。
学生が冬休みに入って、ややペースがあがったようであった。
記帳を済ませた後ホームに出てみたが、ガスのために小熊山はおろか、木崎湖も観れない状況。
しかたなく撮影は止めて、縁川商店に行くことにした。


星湖亭横の公園

大晦日の海ノ口駅

「snow angel」の海ノ口駅ホームと、ガスがかかった木崎湖

縁川商店に着いたのは午後1時。こちらには誰かいると思っていたら、誰もいなかった。
小石のうどんを注文した私は、海ノ口駅ノートの書き込み集計を、12冊目の途中から再開した。
女将さんは昼間の営業は午後2時頃まで、とおっしゃられたので、あと1時間しかななかった。
ところが大晦日の昼間は、家に帰るスキー客がひっきりなしに立ち寄られて、
またその客がうどんを注文したりして、なかなか店を閉めることができなかった。

お姉さんは、入り口の扉の片側をカーテンで閉める工夫をしたが、まるで効果なし(苦笑)。
挙句の果てには両側カーテンで閉めても入ってくる客があるほど。
仕方なく鍵を閉めて入れなくして、閉店の準備に追われた。
そこで私が、「Yショップは午後2時で閉店で、縁川商店は午後7時に開店」と話すと、女将さんもお姉さんも大笑い。
女将さんはその話を受けて、午後7時に縁川商店が開店、という張り紙を貼っていた(笑)。

結局午後3時まで縁川商店に居させてもらい、集計は15冊目の途中まで進むことができた。
店を出た私は、縁川商店の前に樹里さんがつくったドラえもん雪だるまを撮影。
車に戻ると、たった2時間なのにものすごい雪が積もっていて、10分近く雪かきに専念。
ようやく雪かきが終わった私は、海ノ口駅に移動したが、ノートの書き込みは新たになかった。


縁川商店の前にあった、ドラえもん雪だるま

大晦日の海ノ口駅祭壇

どうやら皆は山正旅館に居ることがわかったので、私も移動して中へ。
そこでようやく@ぷりこっちさん、シーゲル大佐さん、ぱらぴょんさんら、カウントダウン参加者とお会いすることができた。
今夜のカウントダウン終了後の予定は立てていなかったが、宿はまだ空いているとのことで、
私も泊めてもらおうかと思っていた。

その後は、にしさんが提供してくださったふぐをいただきながら、早くも宴会に突入。
donさんとqtkさんは縁川商店の駐車場の雪かきのため途中抜けられたが、宴会はその後も午後7時まで続いた。
いよいよ移動しようかと思ったとき、ちょっとしたアクシデントがあったが(苦笑)。@ぷりさん、donさん、ご苦労さまです。

縁川商店に移動し、中に入って海ノ口駅ノートの集計を再開。
なんだかんだで午後11時過ぎまでに、20冊目まで終了することができた。
その間、お姉さんとHARBORさんが駐車場脇の雪かきに専念していたり、ドラえもん雪だるまがひどい状況になったり(笑)、
私の愛車がいつのまにか皆にタイヤが雪で固められていたり(苦笑)、紅白のマツケンサンバに皆が見入ったり、
まさやんがdon尻を見てしまいひきつけをおこすほど笑ってしまったり、
といろいろな事があったが、まったりと時間は過ぎていった。
その間私は夕食で小石のうどんの力入りを注文。今夜はうどんが50円引きであった。

またフィギュアを賭けたお姉さん主催のじゃんけん大会も行われた。
残念ながら獲得することは出来なかったが、最後のじゃんけんは決着がなかなかつかず、かなり盛り上がったのだった。
縁川商店に来た頃は20人程度で、去年より少ない感があったが、その後ぼちぼち増えてきて30人くらいになっていた。

結局23時半ころまで縁川商店におじゃまし、その後カウントダウンのために海ノ口駅に移動。
駅には去年と同様10人程度おり、最終的には去年より4人多い45人でカウントダウンを迎えたのだった。
2005年になって、駅が消灯したのちに皆で上諏訪神社に移動して、去年同様初詣をすることに。
お賽銭を投げ、今年も事故なく巡礼できるよう願った後、交通安全のお守りを買い、おみくじを引いた。大吉であった。
さすがにこの大雪、交通安全のお守りは売れ行きナンバーワンであり、
お払いからお守り販売まで一人何役もこなしていた神主さんが、こんなに人が来るとは思わなかった、と漏らしていた。


初詣に訪れた上諏訪神社

初詣を終えた私たちは、山正旅館に戻って宴会を再開した。
泊まることにしたので、今度は私もビールをいただきながら、まったり宴会は続いた。
ポップコーンが失敗してこげてしまうハプニングはあったが(苦笑)。
その後深夜3時半近くになり、いいかげん眠くなったので宴会を抜けて寝ることに。宴会は結局深夜4時まで続いたそうで。

2005年1月1日。二度寝から覚めると、午前7時半を過ぎていた。既ににしさんは電車で発たれた後であった。
昨夜寝ている間に、一旦止んでいた雪は降りだし、外は一層雪が積もっていてすごい状況になっていた。
早速着替えて車の雪かきをしたが、車に積もった雪は昨日の昼の比ではなく、完全に車は雪に埋まっていたので、
かなりの時間を要してしまった。その後宿に宿泊した皆のうち数人は、買出しに出かけたそうなので、
その間に木崎湖キャンプ場に行ってくることにした。

キャンプ場にも大量の雪が積もっていた。桟橋に向かうまでの間も、昨日はまだ楽に行けたのに、
今日は靴に雪が入るの覚悟しないと行けないほど積もっていた。
みずほ桟橋までは、それでも足跡があったのでそれを辿り定点観測。
その後苺桟橋までには足跡がなかったので、強引に雪の中を歩いて苺桟橋へ。
この頃天候が変わり、雲間から太陽が顔を出し、ようやく雪が止んできたところで、
朝日が差し込みすばらしい幻想的な光景で、大変感動してしまった。
駐車場からみえる木々にも雪がかぶっていて、幻想的な光景を一層増幅させていた。


元旦のみずほ桟橋&苺桟橋

まさに「snow angel」の木崎湖キャンプ場

宿に戻った私は、シーゲル大佐さんがつくってくれたお雑煮をいただいた。おいしかった。
これから皆はゆ〜ぷるのプールに行かれるそうだが、私は今日は午前中に木崎湖を発とうと思っていたので、
午前10時に皆と別れて一人海ノ口駅を目指した。
途中国道の旧道の雪景色を撮影。さらにおね☆2のOPの景色も撮影しておいた。


旧道の雪景色

おね☆2のOPの景色

2005年初の海ノ口駅巡礼。定点観測を済ませて中に入り、ノートに記帳を済ませた後ホームへ。
昨日見えなかった小熊山や木崎湖もはっきり観ることができ、撮影にしばし没頭。
その後駅舎に戻ると、私のHPを観てくださっている方が話しかけてくださり、しばし談笑。
そのファンの方が駅を発たれるそうなので、私も駅を発つことにした。


元旦の海ノ口駅

雪景色の小熊山&木崎湖

駅を発った私は、最後に「snow angel」の踏み切りの撮影に向かった。
ここで撮影するのは、雪景色の時だけなのでホント久しぶりであった。


「snow angel」の踏み切り

その後湖の西側を周って木崎湖を半周したのち、午前11時前に木崎湖を出発した。
今朝までの大雪のため、家に着くまで何時間かかるかわからなかったのだが、
ようやく晴れてきたため道路も徐々に雪が解けてきていて、予想より早いペースで佐久まで着いた。
そこでお昼休憩をとって再び出発、内山峠はまだかなり雪は残っていたが、それでも無事に家に帰宅することができた。

こうして、カウントダウン巡礼は終了、100週連続まであと5週となった。

戻る