2009年度重大ニュースランキング
「森口博子再評価の年」

 第1位T NHK「アニソンのど自慢」の森口博子さんのライブ映像が、ニコニコ動画デイリー1位の快挙を達成!
       その動画で森口博子の変わらぬ歌唱力に大感動!。まさかまさかのマイブームに。

  2009年6月14日。いつものようにニコニコ動画のデイリーマイリスト総合ランキングをチェックしていた私は、5位にランクインしていた、
  ニコニコランキングの中ではひときわ異彩を放っていた動画に目がいった。
     「森口博子 − ガンダム関連2曲」
  ニコニコ動画で歌手のライブ映像が上位にくること自体珍しいのだが、その上森口博子という名前にビックリした。
  「何故森口!?」私の正直な言葉があった。
  森口博子といえば、80年代末から90年代にかけて一時代を築いたバラドルであるが、彼女が実は類稀な歌唱力を持っていることは知っていた。
  紅白に何回も出場していたし、ヒット曲も多数。しかし最近はブラウン管への露出は極端に減っていて、正直過去の人になりつつあった。
  「そんな森口の動画が何故ニコニコで、しかも何でいまさら人気になっているんだ!?」
  そう思いつつも、森口の名前に懐かしさを覚えずにはいられず、私はその動画を見ていることにした。
  歌っていたのは、森口のデビュー曲であり、Zガンダムの主題歌でもある「水の星へ愛をこめて」と、
  F91の主題歌であり、紅白初出場を果たした彼女の代表曲「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」。
  実を言うと、私はガンダムをまったく観たことがなく、森口がガンダムの歌を歌っていることも基礎知識ぐらいでしかなかった。
  そのため森口のガンダムの歌をまともに聴くのは初めてであった。
  驚かされたのは、40歳を過ぎた森口博子の変わらぬ、いや昔よりも上手くなっていると思えるほどの歌唱力の高さだった。
  しかもCD音源よりもいいと思えるほどの上手さが、ライブで、生歌で出ることにビックリしてしまった。
  2曲合わせて8分半。私は森口博子の歌に魅入り、背筋がゾクゾクするほど感動し、動画が終わったときには思わず拍手をしてしまったほど、
  森口博子のステージに魅了されてしまった。
  また森口博子がかわいかった。とても40を超えているとは思えないほど、色っぽくてかわいかった。
  バラドル全盛時からひそかにかわいいと思っていたが、まさか今になって大ファンになってしまうとは思わなかった。
  その日から、私の生活は森口一色となってしまった。とにかく何度森口の動画を見直したかわからない。
  プレミアムの私は、過去ログのコメントを読むために、500コメごとに再生を繰り返した。
  動画のコメントも絶賛の嵐であった。森口の歌の上手さをしっている人は、今なおその歌唱力を維持しているどころか、さらに上手くなっていることに驚き、
  バラドルの森口しか知らない若い方は、森口が歌手であったことにまず驚き、その歌唱力の高さにまた驚いていた。
  動画の勢いはとまらず、翌15日はニコニコ動画デイリーマイリスト総合ランキングでなんと1位を獲得!
  森口博子が思わぬ形で、歌手として再評価されることとなった。
  最終的に4日連続マイリストランキング5位以内。地上波放映でのブレイクから6日で20万再生突破。と一週間ニコニコランキングを席巻。
  ニコニコ動画でのブームが落ち着いたあとも、私の森口へのブームは冷めることはなく、度々この動画を再生しては森口に感動させられ、
  「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」は予想外な形で私の好きな歌ランキング入りを果たすこととなった。
  「けいおん!」ブームに押されて、惜しくも月間MVPを獲得することはできなかったが、2009年度年間1位に見事輝くことに!

 第1位T 「コミックハイ!」で連載中の漫画、かがみふみを「きみといると」が、漫画久々の大ブームに!
  某HP「放蕩オペラハウス」でコミックスが紹介され、数ページアップされていた漫画をみて、かわいらしい私好みの絵柄に惹かれた。
     かがみふみを「きみといると」
  早速アマゾンで購入して読んでみると、これがまた直球すぎるほどの恋愛マンガであった。
  友人宅からの帰宅途中、急に下痢になってしまい、慌ててトイレを借りに駆け込んだ岩井良明くんは、
  その喫茶店「やすらぎ」で一人で留守番をしていた、アルバイトの山河春ちゃんと出会った。
  まだ名前すら知らなかったそのアルバイトの女の子を好きになった岩井くんは、山河さんに会いに「やすらぎ」に通い始め、二人は友達になる。
  やがて二人は互いに相手の存在を意識し始め・・・
  今時こんなピュアな高校生いねーよ!、と思わず言ってしまいそうなほど、純粋で純真な恋愛マンガにどっぷりとハマってしまった。
  岩井くんと春ちゃんの二人にもうニヤニヤしっぱなしで、ほっぺたゆるみっぱなし。
  春ちゃんがまたかわいくて、これがもう萌え萌え。
  コミックス2巻が出るのを待ち切れず、コミックハイ!のバックナンバーまで購入してしまうほど。
  アニメに押されっぱなしだったマンガ界から、久々の大ブームの作品の登場に沸いた。

 第3位 実に3年ぶりに、おニャン子クラブ解散22周年記念フィルムコンサートに参加し、久々におニャン子で酔いしれる。
  3年前の2006年、19周年の時に行って以来、都合で行くことが出来ずにいたのだが、今年ようやく当日に空きが出来、久々に行くチャンスができた。
  そこで9月20日、3年ぶりに代々木の地に降り立った。今年は例年使用している代々木公園野外ステージが使用できず、
  苦肉の策として道路を挟んで向かい側のオリンピックプラザを使用することになっていた。
  そのままではファイナルの上映が出来ないのでどうするのかと思ったら、レンタカーのトラックのバンにファイナルのフィルムを上映するという荒業で乗り切っていた。
  野外ステージを借りて上映したときは、音量に惹かれて野次馬が多数おしかけ、その一般ピープルを観察するのも楽しみの一つであったのだが、
  今年は一種隔離された環境であったため、その展開は無理かと思われた。
  しかし上映が始まる頃はまだ早い時間であったため、道路に近接した出入り口が開放されていて、音量に引かれた一般ピープルが多数会場に乱入。
  初っ端から踊りまくるおニャン子ファンの群れを携帯で撮影する異様な光景が展開された(苦笑)。
  3年ぶりのフィルムコンサートは、それは楽しいひとときであった。200人ほどのファンが今年も集り、イベントは最後まで大いに盛り上った。
  またあの解散コンサートの会場である代々木体育館を後ろに見ながらファイナル上映できる環境も、最高の会場であった。
  イベント最後にキャノン砲でぶっ放したテープが、強い風に流されて代々木公園の並木に引っかかってしまう大きな後始末を残しましたが(苦笑)。
  なんでもあのテープを除去するために10万かかったとか・・・
  来年以降も参加したいと強く思うのであった。

 第4位 アニメ「乃木坂春香の秘密」を観て、妹の美夏に激萌え!
  書店に平積みされていた「乃木坂春香の秘密」の小説の表紙が目に留まり、ふとぱらぱらと読んでみたところ、
  アキバ系を秘密にしているヒロインの春香と、一般人で春香のクラスメートである主人公の裕人という、今までにないシチュエーションが気に入った。
  そこで既に放映されていたアニメを観てみたところ、これが予想外にいい出来であっさりハマってしまった。
  最初はちょっとキャラデザに違和感あったものの、見慣れてくればそんなものは関係なし。春香はかわいいし、裕人との関係のを中心に据えたストーリーも満足。
  さらに妹の美夏がツインテールキャラで妹キャラ。まさに私の嗜好にドンピシャであり、春香以上に萌え萌えになってしまった。
  特に第8話は美夏メインの話で、個人的に第1期最高傑作。思わぬところから、思わぬ名作が出てきてくれた。
  秋にはアニメ第2期の放映が開始。コメディー路線となって、脇役が多数新たに登場し、春香と裕人メインだけで充分な私としては1期ほど支持できなかったが、
  それでも美夏のかわいさはかわらずで、再びブームに。

 第5位 ニコニコ動画での大ブームにつられて、アニメ「けいおん!」を観てあっさりハマる。ムギちゃん萌え。
  アニメが放映開始した途端、ニコニコ動画で大ブームとなったアニメ「けいおん!」。京アニ製作と聞き納得したものだが、私は見ていなかった。
  しかし留まるところを知らない「けいおん!」ブームに、アニメが終了する6月に一気にアニメを見てみたところ、あっさりハマった。
  女子高の軽音楽部を描くという今までにない作品は、唯や律に「もうちょっと真面目にバンドしろよ!」と突っ込みを入れてしまい、当初イマイチ感はあったものの、
  見直してみると独特の軽音楽部の雰囲気に馴染んでしまい、DVDを購入するほどに。
  また軽音楽部が演奏した曲にも注目が集り、アニメで流れた「ふわふわ時間」「ふでペン〜ボールペン〜」「私の恋はホッチキス」の3曲はどれも名曲。
  甲乙付けがたい出来で何度も聴きかえすほど好きになった。
  キャラクターでは当初一番人気の澪や、ツインテールの梓を好きになると思われたが、最終的にはムギちゃんに落ち着いた。
  ムギちゃん萌え〜。

 第6位 「らき☆すた」の聖地・鷲宮神社に痛絵馬奉納をする。
  昨年「らき☆すた」にハマり、作中に登場した聖地・鷲宮神社への巡礼を重ねていたが、今年に入って自分も痛絵馬を挑戦。
  絵の力なんてまったくなく、アニメのキャラクターを描くことなんてしたことのなかった私だったが、かがみんへの愛のため、下手ながらも痛絵馬を奉納。
  半年間鷲宮に通い続け、数多くの絵馬を奉納しましたが、最終的には自分の絵心のなさを痛感し、志半ばにして中断。またいつか書きたいけどね。

 第7位 ニコニコ動画にアップされた「水曜どうでしょう」をオマージュした、「ずみがき!」の動画「駅名しりとり」がブームに。
  ニコニコ動画にアップされていた、「水曜どうでしょう」本編が権利者削除でほとんど削除されてしまってからも、
  「水曜どうでしょう」のタグのついた動画は定期的にチェックしていた。
  特に「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅」や「カントリーサインの旅」を素人が実際にやってしまった動画に注目が集り、ひそかに楽しんでいた。
  その中でも、動画製作技術の高さや出演する素人の会話の面白さで個人的にイチオシだったのが、「サイコロの旅」の動画をアップしていた「ずみがき!」だった。
  動画製作者のZUMIさんと刀磨きさんの2人によって繰り広げられた「18切符でサイコロの旅やってみた」シリーズは、まさに傑作であった。
  その2人にカメラ担当の鉄道員さんが加わって、今年1月18日に「ずみがき!」の新たな旅の動画がアップされた。
  それが「駅名しりとりの旅やってみた」のシリーズであった。
  前作同様「水曜どうでしょう」をオマージュした動画になっていたが、出演者が3人になった今回は、その面白さは前作を遥かに上回るものであった。
  駅名でしりとりして、新宿駅から大阪駅を目指すものであったが、ZUMIさんが企画した駅名しりとりのルールがまさに秀逸で、TVの企画としても充分通用するものであった。
  その上刀磨きさんと鉄道員さんの2人による、見知らぬ駅名の中から大阪に近いと思われる駅名を推理するシーンでのやりとりや、
  選んだ駅名の都道府県をZUMIさんが発表するシーンなど、全編に渡って面白いシーンが満載で、最終的にどうなるのかリアルタイムでハラハラしながら楽しんだのだった。
  3月末から4月頭にかけて、ニコニコ動画のトップページに動画が紹介されたことにより、再生数が大幅に上昇し思わぬ評価を受けることとなったが、
  その後も度々この動画を見直しては楽しむことに。

 第8位 3年ぶりに新作「笹の葉ラプソディ」が放映されたアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が再ブームになったが、エンドレスエイト・・・
  今年4月から、第1話から時系列順に再放送が始まった、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」。
  全28話という情報から、新作エピソードが放送されるのではという噂がまことしやかに流れていた。
  時系列順にいくと、第8話で新作「笹の葉ラプソディ」が放送されるということで、放送が近づくにつれて期待は高まっていた。
  そこへテレビ和歌山の番組表が「笹の葉ラプソディ」のサブタイトルを誤って掲載していたことが発覚し、噂は現実のものになり、
  最速で放送される5月21日の夜は、お祭り状態に。その夜はウチでは観る事はできなかったが、翌日ニコニコ動画にアップされていた動画で見ることができた。
  ハルヒの最高傑作「消失」に繋がるエピソードとして欠かすことの出来ない「笹の葉」のアニメ化は、私に再びハルヒブームを起こさせるには充分過ぎるもので、
  「消失」のアニメ化に期待は高まっていった。
  しかし、事態は意外な方向へ。新作「エンドレスエイト」は、同じストーリーを8回にも渡って放送するという、前代未聞の展開となり、
  「消失」の今回のTVシリーズでのアニメ化には至らないことになってしまった。
  その後の新作「涼宮ハルヒの溜息」は、原作でも評価が低い話であったため、アニメ化されてもさほど盛りあがることがなかった。
  第1期放送時は、あれだけの社会現象を巻き起こしたハルヒに、まさかの逆風が吹き荒れてしまった2009年。
  そして「消失」の劇場化の報。来年、ハルヒに起死回生は起きるのであろうか。
  ちなみに個人的には、ハルヒのアニメを一本でも多く見れたので、エンドレスエイト8回放送は楽しめました。

 第9位 「ゲームセンターCX」が8月に24時間生放送の快挙。終了10分前にレミングスをクリアし、また有野課長は奇跡を見せた!
  2009年8月29〜30日にかけて、フジテレビNEXTとTWOで、「ゲームセンターCX」3度目の生放送が、前代未聞の24時間生挑戦として放送された。
  有野課長が挑戦したソフトは、番組で一度挑戦したものの、あまりの難易度に一段階難易度を下げてtrickyモードでクリアした「レミングス」。
  今回は前回断念したtaxingモードを、24時間の放送の間にクリアすることとなった。
  24時間ゲームをし続けることなど、無理と思っていただけに、本当に24時間テレビをやってしまったことに、驚いてしまった。
  おまけに1本のソフトをし続けるとも思っていなかったし、番組で一度取り上げた「レミングス」の再挑戦にも予想外であった。
  有野課長がラジオの放送の為に番組を抜けたり、いつもにはないゲストが登場したりもしたが、本当に24時間ゲームしっぱなしの放送であったことに敬意を表したい。
  そしてまたも有野課長が奇跡を見せてくれた。まさかあの絶望的な展開から、番組終了10分前に30面をクリアしてしまうとは!!
  私としても、睡魔に襲われ時折眠ってしまいながらも、24時間放送を見続けることが出来た。夏の日の懐かしい想い出。

第10位 アニメ「マリア様がみてる」の第4シーズンが放送され、祐巳と瞳子のストーリーがついに描かれ、感動!
  今まで3シーズンに渡ってアニメ化された「マリア様がみてる」。今年ついに第4シーズンの放送があり、祐巳と瞳子がスールとなるまでがついに描かれた。
  瞳子の隠された秘密が徐々に明かされていき、二人の関係がぐっと近づく最終話には、盛り上がりも最高潮に達し大感動!!

第11位 ニコニコ動画のブームからアニメ「化物語」を観て、意外にもひたぎにハマる。
  撫子の歌う「恋愛サーキュレーション」がニコ動で大ブームになったのをうけて、「化物語」を観てみることにした。
  ツインテールで声がかがみんの真宵か、前述の撫子のどちらかにハマると思っていたのだが、意外にも一番心を鷲づかみにされたのが、ツンデレのひたぎだった。
  第2話でのひたぎの初めてみせた笑顔にやられてしまったんだから仕方ない。戦場ヶ原ひたぎ、蕩れ。

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