2007年度重大ニュースランキング
「ニコニコ動画の年」
特別枠 5月にニコニコ動画を見始め、その面白さにどっぷりとハマってしまう。
巷で噂になっていたニコニコ動画を、5月14日に試しに登録してみたところ、YouTubeとは比べ物にならない面白さであった。
動画にコメントがつけられるという機能は大変素晴らしく、動画を見ながら他の視聴者のコメントを読めるのは、
二重に楽しくあっという間にハマってしまった。
DVDを持っている作品でも、わざわざコメントが読みたくてニコニコ動画で見てしまうほどのハマりようであった。
例えば「水曜どうでしょう」や「AIR」、「涼宮ハルヒの憂鬱」、そして今年ブレイクした「ゲームセンターCX」など。
そして7月、「THE IDOLM@STER」がニコニコ動画から大ブレイクし、
アイマスのMADムービーを追いかけていく日々が続いていくこととなった。
第1位T ニコニコ動画にアップされていたMADムービーから、「THE IDOLM@STER」が空前の大ブームに。
7月2日、ニコニコ動画にアップされていた某動画から、「ふたりのもじぴったん」という楽曲と出会い、
そこから「やよぴったん」という動画に行き着き、高槻やよいというキャラクター、そして「THE
IDOLM@STER」と出会う。
「やよぴったん」でやよいに衝撃を受け、やよいに萌え萌えになってしまった私は、
その後ニコニコ動画にアップされていたアイドルマスターのPVやMADムービーを次から次へと見始め、
ゲームをプレイしていないにもかかわらず、アイドルマスターが大ブームとなってしまった。
そのブームを後押ししたのが、「週刊アイドルマスターランキング」であった。
ニコニコ上にアップされているアイマス動画の再生数と登録数から、毎週ベスト30のランキングを発表しているこの動画は、
今人気があるアイマス動画をチェックするには最適の動画であった。
アイマスに出会った週から、週末の楽しみのひとつに「週刊アイドルマスターランキング」が加わり、
毎週1位が何になるかを楽しみに動画をみていく日々が続いていくことになった。
「エレクトロ・ワールド」「PSPS」「ロケットガール」「チョコレイト・ディスコ」「relations」「キラメキラリ」と、
7月〜8月にかけて週刊アイマスランキングで1位を獲った作品は、どれも名作中の名作であり、
そのレベルの高さに驚き、狂喜した。
7月中旬、ようやくアーケード版アイドルマスターを初プレイ。しかし、Xbox360版とはキャラクターの描かれ方に違いがあり、
声優は同じであっても、意外にも何回もプレイしたいとは思わなかった。
その思いは、やがてXbox360の本体購入へと気持ちが傾いていくことになる。
そして10月、ついにXbox360本体を購入。アイマスに出合って4ヶ月目にして、アイドルマスターをプレイし始めた。
当然のようにやよいをプロデュースし始め、やよいを見ながらニヤニヤしまくる日々が続くことに。
雪歩、千早、美希、春閣下、あずささん、などやよい以外にも好きなキャラクターは多く、
それぞれに思い入れが深いこともあって、ここ数年でのサブカルチャー最大のブームといえるほど、ハマってしまった。
またアイマスMADを観ていく中で、今まで知らなかった楽曲、アーティストとの出会いもあった。
アイマスの公式曲はもちろんのこと、MOSAIC.WAV、Sound Horizon、葉月ゆら、
などアイマスと出会ったことで好きになった曲は数知れず。
その中でも、Perfumeとの出会いは特筆すべき衝撃で、アイマスと並んで今年の重大ニュース1位を獲得するほどに。
詳しくは次項で。
第1位T ニコニコの「THE IDOLM@STER」MADから、Perfumeの楽曲に出会い、これまた空前のブームに。
ニコニコ動画にアップされていたアイドルマスターMADの中に、Perfumeの「エレクトロ・ワールド」を使った作品があった。
実はアイドルマスターとPerfumeを結びつけた最初の作品であったのだが、私にとってもPerfumeとの出会いの作品となった。
MADの出来も素晴らしかったが、その楽曲として使用されていた「エレクトロ・ワールド」も、いい曲で耳に残った。
「週刊アイドルマスターランキング」で1位になったことも、Perfumeに注目する一因となったが、
Perfumeの存在を決定的にさせるMADムービーが、7月8日に公開されて、私は大変な衝撃を受けた。
『アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
PV風』
それまでPerfumeというテクノポップアイドルユニットの存在さえ知らなかった私であったが、
上記のMADに使用されていたPerfumeの楽曲「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」は、
背筋が凍るほどの衝撃を受けた名曲中の名曲であった。
中田ヤスタカ独特の近未来サウンドは、一度ハマると麻薬のようにのめり込んでしまう力があり、
「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」に抜け出せなくなると、
「チョコレイト・ディスコ」「エレクトロ・ワールド」「コンピューターシティ」「スウィートドーナッツ」などの曲にも次々にハマり、
Perfumeは21世紀最高のアーティストの評価を得るほどになった。
第1位T スカパーで放送されている「ゲームセンターCX」が大ブレイクし、有野課長は一躍私のヒーローに。
スカパー・フジテレビ721で放送されている「ゲームセンターCX」。かねがね番組の噂を聞いていたが、見る機会がなかった。
しかし今年3月、初めて番組を見てみると、その面白さにあっさりハマり、過去に放送されたものを、全て観てしまった。
よゐこの有野晋哉が、ゲームクリエイターにインタビューをする企画として始まったバラエティー番組であったが、
番組内の一コーナーであった、与えられたゲームに挑戦しクリアを目指す「有野の挑戦」が人気を博し、
第2シーズンからメインコーナーに昇格。私もその「有野の挑戦」のコーナーにめちゃくちゃハマり、
決してゲームがうまいわけではない有野課長が、エンディングを目指してプレイし続ける姿に共感してしまった。
小学生時代、ファミコンを持ってなく、番組で取り上げられたゲームのほとんどをプレイしたことがなかった私にとって、
「魔界村」「ソロモンの鍵」「アトランチスの謎」「迷宮組曲」などのファミコンの名作に、間接的にせよ出会えたことは嬉しく、
また「火の鳥」「忍者龍剣伝」などのタイトルさえ知らなかった名作とも知り合うことができた。
SFCソフト「プリンス・オブ・ペルシャ」「海腹川背」は、番組を観て興味を覚え、ソフトを購入して実際にプレイしてしまったほど。
「有野の挑戦」のコーナーで事前にソフトをロケハンでプレイし、有野が苦戦しているときはお助けキャラとして番組に登場、
有効な情報を提供したり実際にプレイで行き詰っていた難所を攻略する、番組の歴代AD陣も好きになった。
東島、笹野、浦川、イノコMAX、第6シーズンまでの4人のAD陣はどれも好感が持て、
彼らが番組に登場するだけで笑みがこぼれるほどであった。
ちなみに私が好きな「有野の挑戦」は、一ツ橋の奇跡で知られる「マイティボンジャック」を筆頭にして、
「プリンス・オブ・ペルシャ」「忍者龍剣伝」「魔界村」「高橋名人の冒険島」と、難易度が高かったソフトが並ぶ。
年末には初の生放送での9時間にも渡る挑戦で、「カイの冒険」の奇跡の攻略を果たし、新たな伝説を築いた。
この番組で、有野課長は一躍ヒーローになってしまった。
第4位 2年9ヶ月ぶりに復活した「BSマンガ夜話」から、「のだめカンタービレ」がブームに。
今年11月、実に2年9ヶ月ぶりに「BSマンガ夜話」が復活した。
BS2の編成上の都合で永らく休止状態になっていたため、もう再開はないと思っていたので、本当に嬉しい復活であった。
笹峯あいちゃんがアシスタントでまた出演してくれたもの嬉しかった。岡田氏の激やせによる別人ぶりにも驚かされた。
そのマンガ夜話の第3夜に取り上げられたのが、「のだめカンタービレ」であった。
かつて月9でドラマ化もされるほどの人気作であることは知っていたが、当時はまったく関心がなかったため、
ドラマだけでなくアニメも観ておらず、おおまかなストーリーすら知らない状態であった。
ところがマンガ夜話を観てみると、音大を舞台にした作品であることがわかり、ヒロインののだめにも興味が湧いた。
そこで番組放送後アニメを観てみたところ、予想通りの面白さであった。
のだめも非常にかわいくて、萌えてしまった。
第5位 アニメ映画「時をかける少女」を観て、予想以上の感動を味わう。
「時をかける少女」といえば、原田知世主演の映画が有名であるが、その映画だけでなくTVドラマ化された作品も含めて、
今までひとつも観たことがなかった。2006年に初アニメ化がされたとき、いろんなサイトやブログに名作との評価が並び、
そのあまりの賞賛ぶりに私も惹かれたのだが、さすがに劇場まで足を運ぶには至らなかった。
しかし今年6月、初めてアニメを観てみると、甘酸っぱい高校生の青春物語に、グイグイ惹き込まれてしまった。
ラストに向けての盛り上げ方も素晴らしく、正直かなりの感動を味わってしまった。
奥華子さんの主題歌も非常にいい歌で、映画同様高い評価となった。
第6位 スカパーで放送されていたアニメ「鉄子の旅」を観て、予想以上に菊池さんに萌えてしまう。
スカパーで放送されていることは知っていたが、何気に観る機会がなかった「鉄子の旅」。
8月、ふとつけたスカパーで放送されていて、思わず観てみると、これが面白い。
もともと鉄道にはほんのちょっと関心があったため、こういう鉄道の旅はもともと好きだったのだが、
それでも面白かった。特に主人公の原作者菊地さんが、以外と言ってが失礼だが予想以上にかわいかった。
萌えアニメではないため、色気は描かれず女性的な魅力は低かったが、
そんな素な菊池さんに妙な色気を感じてしまった。
第7位 本放送から33年も経った今年になって、「アルプスの少女ハイジ」を初めて観て感動。
懐かしアニメの名場面集などで、たびたびクララが立ったシーンを観たことがあったが、
実はハイジを通して観たことは一度もなかった。
かなり前、レンタルビデオで10数話観たことはあったが、フランクフルトに行く前に観るのを止めてしまっていた。
今年2月、不意にハイジを観てみたくなり、フランクフルト編から観てみると、ハイジとクララの2人に感情移入してしまい、
改めて名作であることを確認するとともに、最終話まで一気に観てしまった。