1996年度重大ニュースランキング
「復活の年」

 第1位T ラジアメが終わる。ラスト2回は照子・洋美も出演。3年ぶりに洋美さんのお声を聴く。
  1996年6月いっぱいをもって、16年3ヶ月もの長きにわたって放送されてきたTBSラジオ「ラジオはアメリカン」が終了。
  それにあわせてラスト2回は、現3代目パーソナリティ大原のりえさんに加え、
  初代大橋照子さん、2代目斉藤洋美さんのお二人がゲスト出演し、実に3年ぶりに洋美さんのお声を聴く。
  ラジアメ終了は哀しいことであるが、洋美さんの声をまた聴ける日がくるとは思わなかったので、感激であった。
  さらに12月には、ラジアメの後番組「たまごのキミ」の公開録音がワンダーエッグであり、
  そこにラジアメキャンディーズの3人がゲスト出演。
  もちろん観にいった私は、実に3年半ぶりの生の洋美さんのお姿に感激!。
  忘れかけていた洋美さんが、私の中で復活してきた1年であった。

 第1位T おニャン子が一日限りの復活を遂げる。今年のフィルムコンサートは地獄の3日間開催に。
  今年のキーワード「復活の年」、それが一番当てはまるのが、おニャン子の復活であった。
  8月8日のフジテレビの日。今年で最後の河田町でのフジテレビ祭りとあって、そのイベントの目玉企画として、
  「復活!夕やけニャンニャン」が放送され、一日限りでおニャン子クラブが再結成、
  「セーラー服を脱がさないで」「真赤な自転車」「夏休みは終わらない」「じゃあね」の4曲を歌ってくれた。
  私は残念にも会場には行けなかったが、テレビを通して初めて現在の白石麻子さんを観ることができ、
  本当に本当に感動する。
  今年で3回目の参加となった、おニャン子クラブ解散9周年記念フィルムコンサートは、
  9月21〜22日に2日間に渡って、代々木公園野外ステージにて開催された。
  初日の21日は前夜祭として、「おニャン子パニックツアー」と「Sailling夢工場ツアー」の2つを上映。
  2日目の22日に本番のファイナル上映を予定していたのだが、その22日になんと台風が関東に上陸。
  その日浦和の友達の家に泊まったのだが、目覚めてみてビックリ!。
  すごい風と雨でとてもじゃないが、外に出られない。1年ぶりのファイナルなのに、なんで、と嘆いた。
  私はその日代々木に行くことを諦め、友達とビデオを観ていたのだが、昼寝から起きると雨がやんでいた。
  風はまた強かったが、これなら今から行ける!、と思い早速代々木に向けて出発。
  もう6時半をまわっていて、普段ならフィルムコンサートをやっている時間だが、
  会場に着くとやっていなかった。しかしファンはいた。
  この台風の中、昼間にステージの上にファンを乗っけてビデオを上映していたというから驚いてしまった。
  しかしさすがにフィルムコンサートとなると、スピーカーがこの天気で借りられず、
  明日もう一日会場を借りたらしく、ファイナルは明日に延期になっていた。
  それでもこの台風の中集まってくれたファンのために、「課外授業ツアー」を上映してくれたのだった。
  2日間開催のはずが、前人未到の3日間開催となった23日。
  昼間から会場に駆けつけた私は、数人しかいない中でモニターのビデオ上映で、早くもPPPHをして盛り上がった。
  今年のファイナルは、例年より一般客が多数立ち止まって私達ファンと一緒にフィルムコンサートを楽しんでくれて、
  今までにない盛り上がりをみせ、私もとても楽しんだのだった。

 第3位 「出没!アド街ック天国」で、ついに念願の蒲田が登場する。
  去年「秋葉原」の回を観て、それから毎週観始めた「出没!アド街ック天国」に、今年念願の「蒲田」が登場。
  私が2年間生活していた第2の故郷「蒲田」が、ついにアド街に登場とあって、本当に嬉しかったのだった。

 第4位 かねてから好きだった麻木久仁子さんが再ブレイク。マミ症候群まで起こる。
  去年に既にファンになっていた麻木久仁子さん。
  そんな麻木久仁子さんがが今年、信じられない再ブレイクをして、アイドル番付の横綱にまで登りつめた。
  それもこれも、今年私が毎週ビデオに録画していた2番組、
  「出没!アド街ック天国」と「タモリのスーパーボキャブラ天国」に準レギュラーなみの出演をしてくれたのが、
  なによりの理由だった。今までよりも麻木さんを観る機会が多くなったことにより、
  さらに麻木さんにベタ惚れしてしまい、この再ブレイクとなったのであった。
  のちに麻木久仁子さんは殿堂入りを果たすことになる。

 第5位 コサキンから杉良太郎の「君は人のために死ねるか」がブレイク。
  今年のコサキンからも、名コサキンソングが登場し、CD大作戦をおおいに沸かしてくれた。
  風間杜夫「ララバイロックンロール」、野坂昭如「YWCA」、勝彩也「まぼろしのブルース」、
  ローラ・ボー「ラブリーローラ」、佐々木功「たたかえ!ポリマー」「好きにならずにいられない」など多数登場したが、
  特に演歌ラップともいうべき杉良太郎さんの「君は人のために死ねるか」は絶品であり、
  「♪あいつの名は〜、ポリ〜スマ〜ン」という独特の杉節には、多いに笑わせてもらった。

 第6位 太田裕美さんのCDを購入、遅ればせの再ブームに。
  既に私にとっての70年代No,1歌手となっていた、太田裕美さん。
  「木綿のハンカチーフ」を筆頭に、「赤いハイヒール」「しあわせ未満」「たんぽぽ」「さらばシベリア鉄道」の5曲を、
  既に知っていて好きな曲になっていたが、今年11月にふと思い立って太田裕美さんのCDをレンタルし、
  シングルのベストコレクションを作ろうとしたところ、「失恋魔術師」にめちゃくちゃハマってしまい、
  麻木久仁子さんと同じような感じで再ブレイクしてしまった。
  その勢いで、太田裕美さんのアルバムをCDで購入、まだまだブームは止まりそうにない。

 第7位 コミケが晴海に別れを告げて、有明へと移る。
  都市博の中止にともない、晴海会場の寿命が1年縮まり、今年3月をもって晴海会場がなくなった。
  今まで会場として使ってきたコミケは、そのお礼をこめて3月にコミケットスペシャルを参加者限定で開催。
  私も参加させてもらい、晴海会場に別れを告げたのだった。
  私は5月のスーパーコミックシティで初めてビックサイトを訪れたのだが、
  東棟と西棟との行き来がなによりの問題であり、コミケでの大人数をさばききれるかがなによりの問題だった。
  そして夏コミ。他のイベントとの同時開催であり、会場全部を使えなかったが、
  それでも問題続出し、他のイベントから大ブーイングにあい、まさに波瀾の幕開けとなった。
  やはり晴海のほうが使いやすく、旧会場を懐かしく思うのだった。

 第8位 「耳をすませば」が大ブームに。
  今年TV初放映された「耳をすませば」を観て、大ブームになった。
  雫と聖司の中学生同士の純愛を描いた「耳すま」はとても新鮮であり、純粋な心の雫を好きになってしまった。

 第9位 「新世紀エヴァンゲリオン」が大ブームに。特にアスカに惹かれる。
  TVシリーズ終了後に友達に借りて観たエヴァも、やはり今年忘れられない出来事だろう。
  世は綾波一色であったが私はアスカに惹かれ、アスカのいい同人誌を見つけるために東奔西走したことも記しておく。

第10位 フジの24時間夢列島を観て、西山喜久恵アナに惚れる。
  西山”きくちゃん”喜久恵さんを好きになったのも今年であった。それまで存在すら知らなかったきくちゃんであったが、
  今年の夢列島に出ていたきくちゃんが、ちっちゃくてかわいくて一発で好きになってしまった。
  しかもその後、「タモリの超ボキャブラ天国」に小島”なっちゃん”奈津子さんとともに司会を担当し、
  さらにブームは大きくなったのだった。

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