●おいしい母乳の味と色


  『自分の母乳を飲んでみよう!』と言うと抵抗のある方もいるかもしれませんが、
  自分はどんな味の母乳を赤ちゃんにあげているのかを知っておくのはとても大切なことです。
  正常な時の母乳と、異常な時の母乳の味や色はびっくりするほど違います。

  ●母乳の色を確かめる
   母乳の正常な色は、少し青みがかった白や、お米のとぎ汁くらいまでの白です。
   悪い状態の時の色は、濃い黄色やオレンジ色、黄緑です。

   白いタオルを用意し、それに向かって搾乳をします。
   さて、タオルは何色になりましたか?
   搾乳してしばらく置いたものではなく、直後の色を見てください。
   タオルの色が変化ナシとか、ちょっとクリーム色などなら正常範囲です。
   もし、タオルが濃い黄色やオレンジ色、黄緑などになれば、要注意です。
   一箇所の乳腺からそういう色が出て来るなら、正常な色になるまで搾ってみてください。
   どこの乳腺からも異常な色が出てくる場合は、かなり悪い状態なので、
   食事など根本的に変えていく必要があります。

  ●母乳の味を確かめる
   母乳の味を確かめるには、ガラスのコップなどに搾乳してみてください。
   飲むのは抵抗もあるかもしれませんが、赤ちゃんは毎日飲んでるんですよ〜〜!

   母乳良い状態の時の味は、ほんのり甘くて大人が飲んでもおいしいです。
   悪い状態の時の味は、酸っぱくて臭いもきつく、
   大人が飲んでも「まずい!」「しょっぱい!」と思う味になっているようです。
   あまりにも「甘すぎる」という時は、母乳が濃くなりすぎていることが多いようです。
   また、油の固まりのようなものが出てきた場合は、乳製品や油製品の取りすぎが考えられます。

  ●味や色を良くするには
   味が明らかにまずかったり、色が異常な色であっても、落ち込まないでくださいね。
   少し食生活を気をつけるだけで、あっという間においしい母乳に早変わりしますよ。
   「ママの食事について」こちらをご覧下さい。

   また、食生活を気をつけても、すでに蓄積された古い母乳のため、味が変わらないこともあります。
   この場合は、自分で乳房マッサージをしたり、プロのマッサージを受けることをオススメします。

  ●赤ちゃんの髪の毛でも母乳の質がわかる?
   ママの母乳の状態が悪いと、子供の髪の毛が逆立つと言われています。
   そんなバカなと私も最初は思いましたが、ちょっと食事の気を抜くと、気がつくと子供の髪の毛が逆立っていて、
   また食事に気をつけると子供の髪の毛が元通り。
   それ以後、私は、子供の髪の毛でも、母乳の状態をチェックしていました。

  ●母乳チェックはどれくらいすればいい?
   私は授乳期間中は2日に1度くらいの割合で母乳チェック・味チェックをしていましたし、
   しこりがあったり、調子が悪いなという時は必ずタオルでチェックをしていました。
   調子が悪い時は搾るとタオルが濃い黄色で染まります。
   その母乳が出てきた乳腺を搾りきり、良い状態になるようにしていました。
   母乳チェックをすると“うわ〜こんな母乳を飲ませていたのか!”とすごく反省できるし、
   自分の母乳の状態をチェックできるので、時々は色チェック、味チェックしてみるといいですよ。

  ※注意:産後すぐは「初乳」といって、黄色っぽい母乳が出ています。
   この初乳は新生児ちゃんに大切な栄養がいっぱい含まれています。
   初乳は大切にたくさん飲ませてあげてくださいね!
   産後数週間経った頃から徐々に白色に変わっていきます。
   母乳の色チェックは産後1ヶ月くらいからのほうが初乳との見分けがついていいかなと思います。