●ハイハイをしない

  赤ちゃんの動きの成長は、標準としては、
  首が据わる→寝返り→お座り→ハイハイ→つかまり立ち→伝い歩き→あんよ
  となるようですが、赤ちゃんによってはその行程が前後したり、
  寝返りをしなかったり、ハイハイをしなかったりする場合があるようです。

  特にハイハイをしない場合は、
  まわりから「腕が弱くなる」とか「体が弱くなる」などといわれ、心配される方が多いかと思います。

  ハイハイをしない原因の1つには、現在の住居環境にあるといわれています。
  昔と違い、マンションなどの限られた空間にいる時間が長いので、
  どうしてもつかまり立ちしやすい家具が近くにあったり、ハイハイしなくても玩具がすぐそばにあったりして、
  赤ちゃんが自分の意思で「ハイハイしたい」と思える環境が少ないのです。

  また、お座りをさせると世界が変わっておとなしくなるということで、
  早くからクッションなどを使って無理にお座りさせたり、まだ歩けもしないうちから歩行器を使わせていたりして、
  赤ちゃんの自然の成長リズムを崩している場合もあるようです。

  でもハイハイや寝返りをしないからといって、体が弱い子になるとは限りません。
  けど寝返りやハイハイは赤ちゃんにとっては全身運動ですし、
  ハイハイは肺機能を強くすると言われているので、出来るだけさせてあげてほしいと思います。

  家の中の家具をちょっと移動して、赤ちゃんがのびのび遊べるスペースを作ったり、
  時々は広い場所につれていってあげたりするといいようです。
  また歩行器の使用は、せめてつかまり立ちが出来るようになるまでは使用せず、
  つかまり立ちできるようになっても、どうしても手が離せない時のみ短時間にとどめてください。
  赤ちゃんの成長リズムはそう簡単に崩れるものではありませんが、
  無理な姿勢を長い時間とらせるようなことはせず、自然に任せてあげてください。

  もしそれでもハイハイしないまま歩くようになったとしたら、
  親の言葉がわかるようになってから、遊びの中にハイハイを取入れられてもいいと思います。
  ママがハイハイをしてあげて「いっしょにハイハイしよう」などと呼びかけてあげるのです。
  そうすることで楽しくハイハイできますよ。
  うちは今でもやってますよ。