●授乳中に妊娠した場合


  授乳期間中でも次の妊娠を考えられる方もおられると思いますし、
  思いがけず妊娠された方もおられると思います。
  妊娠するとお医者さんによってはすぐに断乳するよう言われ、急いで断乳してしまうママが多いようです。
  でもちょっと待って下さい!
  
  赤ちゃんに乳首を吸われ、母乳が製造される時に、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
  このオキシトシンは陣痛促進剤にも使用されているもので、子宮の収縮を促します。
  そのため流産の危険性があるのでおっぱいをやめるように、と指示されるようです。

  でも、このオキシトシンは妊娠23週以下の妊婦さんに投与しても、陣痛は起こらないそうなんです。
  (だから妊娠23週以下の堕胎は、掻き出す方法をとるのだそう)
  だから、物理的には、ママの経過さえよければ、妊娠23週までは授乳が十分可能なんです。
  諸外国では、妊娠中もずっと授乳を続け、出産後、兄弟どちらにも授乳というママもおられるくらいです。

  ただ、やはり、妊娠するとまたホルモンの分泌もかわってくるので、
  多少母乳が出にくい状態になったり、ママの体調も思わしくなければ、授乳が不可能になってきます。
  あと、授乳してるとお腹が張りやすくなるので、お医者さんもよくないと言われるんでしょうね。

  でも体調がよく、お腹の赤ちゃんも順調なら、物理的には23週までは授乳可能です。
  妊娠したからといって焦ってすぐ断乳せずに、1歳以上のお子さんであれば、ゆっくり言い聞かせを行い、
  お子さんの気持ちも考えながら、断乳を行ってあげてください。
  1歳以下のお子さんの場合は、お子さんの様子を見ながら徐々にミルクに切り替えるか、
  しばらくはしっかりと飲ませて、時期を見て断乳する方法をとられてもいいと思います。
  断乳については、こちらをしっかりご覧下さいね。

  各家庭の事情にもよるかと思いますが、母乳で育てたい!とお思いの場合は、
  後悔しないためにも、お子さんが1歳前後になるまでは妊娠しないように、旦那様と相談されてみて下さい。