●湿疹・肌荒れの原因は洗剤かもしれません
食器・洗濯物・顔・体・手、どんなものを洗うのにでも洗剤を使用しますが、
その洗剤は、大きく分けて「合成洗剤」と「石けん」に分けられます。
1.合成洗剤とは
簡単に言えば、「洗浄成分が合成界面活性剤の洗剤」のことです。
この「合成界面活性剤」は、肌に残ると徐々に細胞を変質・破壊したり、
アレルギーや湿疹などを引き起こす原因となります。
家事を多くこなしているお母さん達の手がひどく荒れる(いわゆる“主婦湿疹”)原因は、
この合成界面活性剤の影響も大きいと言われてます。
また、合成洗剤に助剤として配合されている蛍光剤は毒性があり、食品には添加が禁じられています。
ところが洗濯洗剤には、ほとんど使用されているのです。
直接肌に触れ、入りこむことだって有りえるのに、です。
2.石けんとは
基本的に石けんとは「天然油脂」で作られているものです。
パッケージの後ろの表を見ると、「石けん分○○%」と記載がありますが、
その%が高い程、純度が高い(添加物が入っていない)ということになります。
石けんでも、「エデト酸」や「香料」など添加物が多く含まれている石けんもあります。
石けん分も低く、添加物が多く入っていれば、これらは「合成洗剤」となんら変わりありません。
3.赤ちゃんの皮膚はデリケート
生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、とってもデリケート。
なのに、合成洗剤や添加物いっぱいの石けんで洗うとどうなるか・・・
肌の弱い子は湿疹やかぶれが起ったりしますし、肌の強い子でも、確実に肌は弱くなっていきます。
小さいころは大丈夫でも、蓄積されていき、思春期あたりにニキビやアトピーとして爆発する子もいます。
どんなに食事に気を付けても、使用している洗剤が悪いとなんにもなりません。
赤ちゃんに使うもの、赤ちゃんに限らず子供も大人も、出来るだけ「純石けん」、
しかも石けん濃度の高いものを使ってあげることをオススメします。
そして、ポイントは、よく泡立てること。
100円ショップでも売られている「泡立てネット」を使えば、ふわふわのやさしい泡が出来ます。
よく泡立てないで使用すると、刺激が強く肌が荒れる子もいるので、必ず泡立てて下さいね。
その際、使うものは「綿100%のガーゼハンカチ」です。
体の汚れを落とすのにゴシゴシ擦る必要は全くありません。かえって摩擦で肌を傷めるだけです。
特にナイロンスポンジ・ナイロンタオルは、皮膚の黒ずみの原因となります。
顔は特にデリケートなので、ガーゼハンカチを使わず、泡で包み込むようにママの手で洗ってあげるといいですよ。
4.「表示指定成分無添加」のワナ
最近では赤ちゃん用のボディーシャンプーなどが多く売られていて、
そのほどんどが、「表示指定成分無添加」となっています。
表示指定成分が無添加だから大丈夫!と安易に買ってしまいがちですが、
ところがこれは「表示指定されている成分は入っていない」だけで、
「表示指定されていないけど体に悪い成分が多く入っていることがある」場合があります。
また、「赤ちゃんの肌にやさしい」とあっても、それが原因でかゆみや腫れが出る子もいます。
「表示成分無添加」に騙されず、良いものを使用して下さいね。
5.うちの場合
うちの息子も娘も、生まれた時からシャボン玉石けんを使用していました。
最初はベビーソープ、その後はビューティーソープで、
その後、泡が出る液体EMボディソープやシャンプーを使用していました。
純石けんだけで汚れが落ちるの?と疑問視する方もおられますが、
うちの子供達の肌はトラブル知らず。髪の毛もツヤツヤ。
その後、他のメーカーでも純石鹸や体に優しい商品が増え、肌の状態を見ながら、色々試したりしています。
今でも姫はアレルギーがあるけど、そんなふうに見えないって言われるくらいのお肌です。
6.オススメ石けん・洗剤
●台所用
☆シャボン玉石けん EM食器洗い液体せっけん
☆サラヤ ヤシノミ洗剤 野菜・食器洗い 台所用レギュラー
☆arau(アラウ) 台所用せっけん
●洗顔・ボディー用
☆シャボン玉石けん ベビーソープ 固形タイプ
☆シャボン玉石けん ベビーソープ 泡タイプ
●洗濯用
☆シャボン玉スノール 液体タイプ(洗濯用せっけん)
☆スノール 紙袋(1kg)
☆arau.(アラウ) 洗濯用せっけん
●手洗い用
☆シャボン玉石けん EMハンドソープ(あわタイプ)
☆arau.(アラウ) 泡ハンドソープ キティ
●シャンプー・リンス
☆シャボン玉石けん シャンプー・シャボン玉石けん リンス
☆シャボン玉石けん EMシャンプー・シャボン玉石けん EMリンス
☆シャボン玉石けん パウダーシャンプー ・シャボン玉石けん パウダーリンス
また、びびあんさんのページでも、スキンケアについて詳しく書いておられるのでご覧下さい。