●断乳のスケジュール

   ●断乳当日のスケジュール
   
(1)断乳前日までは普通に授乳し、当日の夜間の授乳もしっかり行う。
      明け方(4〜6時頃)の授乳も行うこと。
      もし、どうしてもお子さんが起きず、おっぱいが張っている場合は、搾乳してください。
      (※これは、最後の授乳時に新鮮な涌いたばかりのおっぱいを飲ませてあげるためです)
   
(2)当日は朝7時〜7時半までには起床し、朝食を食べさせる(無理やりは食べさせなくていいです)
      (※これは、夜にしっかり眠ってもらうために生活リズムを整えるためです)
   
(3)朝9〜10時頃、最後のマッサージをしてしこり・詰まりを取り除いてから、子どもに飲ませる。
      「このおっぱいを飲んだらバイバイだからね」などと、お子さんが解りやすい言葉で伝え、
      飲み終わったと思っても何度か確認し、おっぱいを見せてももう欲しがらない位まで飲ませてあげて下さい。
      この最後のおっぱいの時間は、家庭の都合、お子さんのお昼寝時間などを考慮して、設定してください。
      午後からでも構わないと思いますが、夕方〜夜は避けて戴きたいと思います。
   
(4)子どもが欲しがらなくなったら、おっぱいに絵を描きます。
      絵は、ドラえもんでも、クマやウサギでもアンパンマンでも何でもOKです。
      「おっぱいは○○ちゃんが飲んだから、クマさんに変身しちゃった!クマさんにバイバイしてね!」
      というようにやさしく言葉かけをしてあげてください。
      その瞬間は泣く子も多いですが、それでおっぱいが嫌いになったりする子はいないようです。
      ただ、この時、注意してもらいたいのは、恐い絵を描かないということ。
      おばけになった!怪獣になって襲ってくる!など、子供を恐がらせるのはやめてあげてくださいね。
   
(5)その後、おっぱいを欲しがったら、まずは、「おっぱいバイバイしたんだよね、偉いね」
      というような言葉かけをして、それでも納得出来ない場合は絵を見せてあげて下さい。

      言葉かけだけで納得してくれる場合は、絵を見せる必要はないと思います。
      絵を見てもおっぱいを飲みそうになる子もいます。その時はもう一度言い聞かせてあげてください。
   
(6)当日は、無理に寝かせようとせず、疲れてコテンと寝てしまうくらい遊んであげてください。
      どうしても寝ない場合は夜のドライブも効果的なようですよ。
   
(7)夜中に泣いた場合はまず言いきかせをしてあげてください。
      のどが渇いているようなら、お茶をあげて下さい。

      どの子も夜中が一番泣きますし、親もツライですが、抱っこ抱っこ・言葉かけで乗り越えてください。
      また無理に「泣きやませる」必要もないと思います。泣きたいだけ泣いたらスッキリする場合もあります。
      ただし、親は必ずついてあげていてくださいね。一緒に泣いてもいいと思います。
      でも、ここでおっぱいをあげると断乳はまた一からやり直しです。頑張って!

   ●断乳時におっぱいに絵を描くことについて
    私自身は通っていた桶谷の先生の指導で、絵を描いて断乳をしましたが、
    これに関しては賛否両論ありますし、私自身も描かなくても断乳出来るならそのほうが良いと感じています。
    低月齢の場合は、言葉だけでは解りにくい場合がありますので、
    “本当にバイバイなんだな”という、「バイバイのきっかけ」として利用されたらいいと思います。
    でも、2才近くなって言葉の理解度も高い場合には、
    絵を描かなくてもおっぱいバイバイ出来る子も多いのではと思います。
    ママがどうしても納得いかなければ絵を描かずに挑戦されたらいいと思います。
    でもどうしてもけじめが付かず納得してくれない場合は、最終手段として絵を描くことをおすすめします。
    
  
 ●断乳中の注意事項
   ・水分補給はしっかりとしてあげてください。(糖分のあるジュースや清涼飲料水はクセになったりするので控えめに、
    ビタミン・ミネラルが摂れる柿の葉茶やルイボスティーをオススメします。)
   ・離乳食は消化の良いおかゆなどを中心にあげてください。(胃が新体制に変わるので、便秘になりやすい)
   ・しばらくは食欲もあまりないことが多いようですが、無理に食べさせなくてもいいです。でも水分だけはしっかりと。
   ・ねんねの時は出来るだけそばにママがいてあげて、添い寝などしてあげてください。
    夜中に起きて泣いた時も、必ずママがいてあげてください。
    時々、全てパパに任せてママは違う部屋で寝て泣いても出ていかない、なんてことをする方がおられるそうですが、
    大好きなおっぱいはないわ、ママがいないわでは子どもはどうしていいかわからなくなります。
    「おっぱいはバイバイだけど、ママはいるんだよ。」ってことを教えてあげるためにも、
    断乳中は落ち着くまでママはつきっきり状態になりますが、そうしてあげるのが望ましいようです。
    うちの場合は、泣いたら私、思いきり遊ぶのは旦那に任せて、乗り切りました。
   ・お風呂はしばらくはママ以外の人と入るほうが良いようです。
    ママも長く浸かるとおっぱいが張りやすくなりますし、子どももおっぱいを見るとツライと思うので。
    でもどうしてもママ以外、入れさせる人がいない場合は、
    ママは服を着たまま、子どもだけ入れてあげたり、ママは水着を着るという手段もありますよ。

   ●ママのスケジュール
   ・断乳の初日〜3日間は1日3回(朝・昼・夜)軽く搾ります。
    張りの少ない人は1回30〜50、張りが強い人は70cc程度。
   ・2日目が一番張ってしんどいです。おっぱいが石のように硬くなり、子どもを抱っこするのもツライと思います。
    2日目は張りの程度によって、1日5回くらいは搾って良いですが、
    少し楽になる程度(70ccが限度)でやめて、ぺちゃんこになるほど搾りきらないでください。
   ・4日目の朝にすっきりするまで搾ります。(助産院のお世話になる方は、助産院でマッサージを受けます。
    助産院によっては3日目にマッサージの場合もあるようです。指示に従って下さい。)
   ・5日目以降は、1日2〜3回ほど軽く搾ります。1回20〜30cc程度。
   ・11日目(4日目にしっかり搾ってから1週間後)にまたすっきりするまで搾ります。
    (この4日目から1週間後の搾乳も、助産院のお世話になる方は、助産院でのマッサージ)

   ・食事は1週間程度は、カロリーの高い食事やお菓子は控え、水分もできるだけ控え、お風呂で温まるのも避けてください。
   ・熱が出たり、おっぱいが痛すぎてどうしようもない時は、助産院か産婦人科へ連絡を。
   ・おっぱいが熱を持っても、急激に冷やすと詰まりの原因になるので、冷やさないように注意してください。
   ・2週間経つと随分落ち着いてくると思いますが、まだ分泌の多い方は、1日1回程度搾って下さい。
   ・断乳から1ヶ月後にすっきりするまで搾ります。(この搾乳も、助産院のお世話になる方は、助産院でのマッサージ)
   ・助産院のお世話になっている方は、その後もう1・2度、最終的なケアマッサージがあると思います。

   昔はこんなことしなくても良かったそうなのですが、
   現在はどうしても環境の変化や食事の変化でおっぱいトラブルが多くなっています。
   なので助産院で手技を受けたほうがトラブルなく断乳でき、しこりや詰まりがなくキレイなおっぱいになり、
   次の赤ちゃんが出来た時にもスムーズに母乳育児が出来るそうですよ。
   自力で断乳するとどうしてもしこりが残ってしまい、次の子の時の母乳育児にトラブルが多くなったり、
   一生しこりが残ったままのおっぱいになり、そのしこりで乳がんの発見が遅れたりするそうで、
   定期的に乳がん検診など受ける必要性もあるようです。