●子供の発熱について


  子供は、大人に比べて体温調節がまだ上手に出来ないので、熱を出しやすいと言われています。
  平熱よりも1度高い場合を「発熱」というようですが、
  多少熱があっても、元気で食欲もあり、いつもと変わらないのなら心配ないです。
  ただ、夜中に一気に熱があがる場合もあるので、ママはしっかり気をつけておいてあげてください。

  子供が一番最初にかかる病気に「突発性発疹」というものがありますが、
  これは急に39度くらいの高熱が出て、その数日後に体中に発疹が出てくるというもので、
  3才以下の子供がよくかかります。赤ちゃんが初めて熱を出した!と言ったら「突発性発疹」ということが多いです。
  でも比較的元気な子が多く、発疹が出てきて初めて「突発性発疹」だったと分かることもあるようです。
  (ちなみに突発性発疹はこれといったお薬もありませんので、おうちで安静にして様子を見てあげて下さい。)

  他にも、子供はいろんなことで発熱します。
  いつもと違う場所にいった興奮と不安などから発熱したり、
  例えば親戚の子供たちが来て大騒ぎした興奮から夜に発熱するとか、
  昼間に暑い場所で遊んだので夜も体に熱が溜まって発熱となったり、
  反対に昼間に体が冷えたので、それを温めようとして発熱する場合など、様々です。


  こういった場合は、安静に寝ていれば問題はありませんが、気をつけたいのは流行病です。
  水ぼうそう、はしか、嘔吐下痢症やプール熱、手足口病などの季節の流行病も、まずは熱から始まることが多いようです。
  お子さんの様子をしっかり見て、夜中も何度か起きて様子を見るなどし、おかしいと思ったら小児科へ行って下さい。

  ところで、熱が出ると焦ってしまい、他の症状を見ずに、すぐに解熱剤を入れる方が多いようです。
  でも、
熱は、子供の体の中の悪い菌と戦うために必要なもので、すぐに下げればいいというものではありません。
  上にも書いたように、熱の後に発症する病気もたくさんあるので、
  すぐに熱を下げてしまうことで、病原菌と戦えなくなり、かえって重病になる場合もあります。
  ただ、39度や40度となると今度は熱が上がりすぎて病原菌と戦えなくなるので、
  40度近くなってぐったりしている場合は、解熱剤を使用してもいいと思います。
  でもまずその前に、なんだかおかしい!と思ったら素人判断よりも小児科医に行かれたほうがいいと思います。

  最近は、解熱剤の副作用もたくさん言われています。
  高熱になると脳症を心配される方もおられると思いますが、高熱が脳症の原因になるのではなく、
  高熱時に解熱剤を使用することによって脳症になったお子さんが全国にはたくさんおられます。
  解熱剤の成分アスピリンに問題があると言われていますので、しっかりと確かめてください。

  あと、熱がある場合は、服をたくさん着せる方も多いですが、
  熱がこもりさらに悪化することもありますので、汗を吸いやすいもので、
  いつもの服よりも少し厚めくらいでいいと思います。
  また、
こどもは足の裏で熱を調節するそうですので、靴下は履かせないほうがいいようです。
  特に赤ちゃんは、風邪の時じゃなくても、普段でも、靴下は履かないほうがいいですよ。