水疱瘡(みずぼうそう)・水痘(すいとう)

   ■原因
    水痘・帯状疱疹ウィルス(ヘルペスウィルス)の飛沫・接触感染
    発疹の出る1〜2日前から、すべての水疱がかさぶたになるまで、
    他人への感染の可能性がある。

   ■潜伏期間
    10日〜20日(平均14〜15日)

   ■症状
    水を持った赤い発疹が全身に出来る。
    軽い場合で10〜20箇所、ひどい場合は100箇所以上出ることも。
    2〜3日でピークになり、その後、水疱が破れて黒いかさぶたになる。
    1週間程度で全部の水疱が、かさぶたになる。
    発熱を伴うことが多い(高熱のこともある)。
    鼻水・せきを伴うこともある。

   ■治療方法
    ○かゆみ・化膿を防ぐ白い塗り薬(石膏のように固まる)
    ○感染症を防ぐ飲み薬(抵抗力が落ちるので)
    ○鼻水等を伴う時はアレルギーをおさえる薬
    最近では水疱瘡のウィルスそのものに効くゾビラックスという飲み薬が
    処方されることが多いようですが、医師の判断によります。

   ■対策
    とにかく痒がるので、爪は短めに切っておくこと。
    掻きむしるとそこから飛び火になることもあるそうです。
    お風呂は軽い場合は、シャワーで流す程度ならいいそうですが、
    かさぶたが取れると困るので、やはりあまり入らないほうがいいようです。
    ただ、下着などは小まめに取り換えてあげてください。
    子どもは比較的元気ですが、まわりへの感染や、合併症なども考え、外出は避けて下さい。

   ■通園・通学
    指定感染症なので、発疹が出た時から通園・通学は禁止になる。
    すべての水疱がかさぶたになれば登園・登校可能。
    (医師の許可を求める場合もある)

   ■予防
    ワクチンを接種していれば感染しても軽くすみます。
    各自治体とも任意接種のようです。

   ■その他
    2才〜小学校くらいで80%の人が感染するようです。
    小さい時ほど症状は軽く済むそうですが、
    大人になってからの水疱瘡は非常にひどくなりますので、
    中学生になるまでに感染しないようなら、ワクチン接種をしたほうがいいようです。

   ■免疫
    一度感染すると生涯免疫を得ます(本当にまれに2度感染することもあるそうですが)。
    しかし、水疱瘡のウィルスは治った後も体の中に潜んでいて、
    老齢になり体力が落ちてきた頃に、「帯状疱疹」という形で、神経にそって現れることがあります。
    一般的に「ヘルペス」と呼ばれているものです。
    水疱瘡の人から感染してヘルペスになることはありませんが、
    ヘルペスの人から感染して、水疱瘡になることがあるので注意が必要です。

   ■うちの場合
    <発症時>
    日曜日の朝、ほおの端っこのほうに、吹き出物が出来ていましたが、
    ただの吹き出物だと思っていて、普通に外出していました。
    翌日、朝からすごい鼻水と、微熱があり、保育園を休ませました。
    昼寝から起きた後、この吹き出物が数カ所に増えているのに気づき、
    背中やお腹のほうも見てみると、数カ所吹き出物が!
    これは水疱瘡に違いないと、小児科へ。

    <処方された薬>
     ・ゾビラックス(ヘルペスウィルスの増殖をおさえる飲み薬)
     ・タベジール(抗ヒスタミン剤、アレルギーをおさえる飲み薬)
     ・フェノール(防腐・消毒・鎮痒作用のある塗り薬)
    飲み薬はどちらとも眠気を誘う副作用があるらしく、よく眠りました。

    <症状>
    食欲はあり、熱は初日〜2日に38〜39度ほどありましたが、
    その後は37.5度くらいに落ち着きました。
    発疹は3日目くらいがピークでしたが、
    大小合わせて40箇所ほどと、軽くもなく、ひどくもなくというような状態でした。
    でもとにかく痒いらしく、すぐに掻こうとするので、止めて薬を塗りました。
    お風呂は治るまで入りませんでしたが、濡らしたタオルで顔やお尻・おちんちんなどは拭きました。

    <経過>
    月曜日に発症後、土曜日にはほぼ全部がかさぶたになり、
    医師にも許可をもらい、次の月曜日から通園再開しました。
    一番ひどかったおでこ上のかさぶたは、何度か掻いて潰したため、
    しばらく残りましたが、3ヶ月後くらいにはきれいに消えました。