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1.3 補正係数の導入
拡散項にf、移流項にgの補正係数を導入する本技法では、
下図のような六面体一次要素での補正係数を以下に示す。(3)
図1.1 不等長六面体一次要素
(1)不等長要素の場合
(23)
(2)等長要素の場合
、 (24)
1.4 各マトリックス等の内容(一般要素の場合)
(a)(x,y,z)座標 (b)(ξ,η,ζ)座標
図1.2 六面体一次要素
(1)形状関数
(a)から(b)への変換式
(2)微分変換式
ただし、 ,
(3)積分変換式
以上から各マトリックスは次式のように表される。
(25)
(26)
(27)
2 数値計算例
2.1 計算対象・条件
図2.1 計算対象
初期条件 : キャビティ内で u=v=w=0
境界条件 :
流速 EFGH面で w=0 その他の面でu=v=w=0
圧力 すべての面で とする。
2.2 数値計算結果 (省略)
参考文献
(1) 松田・他3名,変形ガレルキン法による三次元自然対流問題の解析 (誤差解析手法
によるアプローチ),日本機械学会論文集(B編),66−648,(2000),1984.
(2) Patankar,S.V. 著,水谷・香月訳,コンピュータによる熱流動と流れの数値解析
(1985),森北出版.
(3) 松田・他3名,三次元移流拡散方程式の有限要素法による新しい定式化
(誤差解析手法によるアプローチ),日本機械学会論文集,59−561,B(1993),1580.
(4) 角田・川原・登坂,三次元立方体内自然対流の指数関数形 Petrov- Galerkin
有限要素解析、日本機械学会論文集(B編),60−572,(1994),1210.
以 上